ウンベルト・ソト
基本情報 | |
---|---|
本名 | Armando Humberto Soto Ochoa |
通称 |
La Zorrita(キツネ) The Crafty Little Fox |
階級 | スーパーライト級 |
身長 | 172cm |
リーチ | 183cm |
国籍 | メキシコ |
誕生日 | 1980年5月11日(44歳) |
出身地 | シナロア州ロスモチス |
スタイル | オーソドックス |
プロボクシング戦績 | |
総試合数 | 66 |
勝ち | 56 |
KO勝ち | 32 |
敗け | 7 |
引き分け | 2 |
無効試合 | 1 |
ウンベルト・ソト(Humberto Soto、男性、1980年5月11日 - )は、メキシコのプロボクサー。シナロア州ロスモチス出身。 元WBC世界ライト級王者、元WBC世界スーパーフェザー級王者、元WBC世界フェザー級暫定王者。
来歴
1997年9月26日、プロデビュー。
2005年8月20日、WBC世界フェザー級暫定王座決定戦でロッキー・ファレス( アメリカ合衆国)と対戦し、3-0(114-112、114-113、114-113)の僅差判定勝ちで暫定王座を獲得した。ファレスは初黒星となった。
2006年2月17日、挑戦者オスカー・レオンと対戦し、9回TKO勝ちで初防衛に成功。
2006年6月、スーパーフェザー級に転向するためフェザー級暫定王座を返上し、スーパーフェザー級2位にランクされた。
2006年8月12日、WBCスーパーフェザー級王座挑戦者決定戦でイバン・バーレ( メキシコ)と対戦し、4回TKO勝ちで挑戦権を獲得した。
2007年11月17日、WBO世界スーパーフェザー級王者ホアン・グズマン( ドミニカ共和国)に挑戦し、0-3(111-117、111-117、110-118)の判定負けで王座獲得ならず。
2008年6月28日、WBC世界スーパーフェザー級暫定王座決定戦で同級2位フランシスコ・ロレンゾ( ドミニカ共和国)と対戦。4回、ダウン後にパンチしたと裁定され、失格負けとなった。ソトの失格によりロレンゾは暫定王座を獲得したが、後日WBCはこの暫定王座を無効とした。
2008年10月11日、WBC世界スーパーフェザー級暫定王座決定戦でガマリエル・ディアス( メキシコ)と対戦し、10回終了時にディアスが棄権し、暫定王座を獲得した。
2008年12月20日、WBC世界スーパーフェザー級王座決定戦でフランシスコ・ロレンゾと再戦し、3-0(118-108、117-109、117-109)の大差判定勝ちで正規王座を獲得した。
2009年12月19日、ヘスス・チャベスとノンタイトルマッチで対戦し、10回判定勝ち。
2010年3月13日、テキサス州のカウボーイズ・スタジアムで行われたWBC世界ライト級王座決定戦でデビッド・ディアスと対戦し、12回3-0(117-109、117-109、115-111)の判定勝ちで新王者となった[1]。この試合はマニー・パッキャオ vs. ジョシュア・クロッティの前座として行われた。王座獲得に伴い、WBC世界スーパーフェザー級王座は返上した。
2010年5月15日、初防衛戦でリカルド・ドミンゲスと対戦し、12回判定勝ちで初防衛に成功した[2]。以後、1度防衛。
2010年12月4日、ホンダ・センターにてウルバノ・アンティロンと3度目の防衛戦を行い、挑戦者のプレッシャーに押され気味の場面もあったものの、アッパーを軸としたボクシングで活路を見出し、アンティロンがローブローで減点された事もあって、12回判定勝ちで3度目の防衛に成功した[3]。
2011年6月25日、地元メキシコにおいてOPBF東洋太平洋スーパーライト級王者佐々木基樹に11R負傷判定勝ちで4度目の防衛に成功[4]し、7月1日付けでWBC世界ライト級王座を返上した[5]。
スーパーライト級のテスト戦を同年9月13日にソトの故郷で行われ、元WBA世界ライト級王座ホセ・アルファロと対戦し、2回アルファロの傷が悪化しドクターストップ。TKO勝ちでテスト戦をクリアし、ランキングをWBA・WBC共に1位にランクインした。
その後順調に勝ち進んでいくも、2012年6月23日、ステイプルズ・センターにて、ビクター・オルティスの前座で登場。ルーカス・マティセー(アルゼンチン)とWBCコンチネンタルアメリカスーパーライト級王者決定戦で対戦。技巧のソトに対し、KO率85%の強打者マティセーの強打を空転させ、判定では2-0(48-46、49-45、47-47)とリードを広げていた。しかし5回、一瞬の隙を突かれ自身初のダウンを奪われる。その後マティセーの強打につかまり、あわやレフェリーストップ寸前までに追い詰められる。5回終了後にソトが棄権。TKO負けを喫し、トップ戦線から脱落した。ちなみにソトのKO負けは12年振り。
獲得タイトル
脚注
- ^ ソト3階級制覇 バレロ返上のWBCライト級 ボクシングニュース「Box-on!」 2010年3月14日
- ^ ソト地元で初防衛 WBC世界ライト級戦 ボクシングニュース「Box-on!」 2010年5月16日
- ^ ドネア楽勝 激闘ソト、アンティロン下す ボクシングニュース「Box-on!」 2010年12月5日
- ^ 「効いたパンチなかった……」敗者佐々木無念 ボクシングニュース「Box-on!」 2011年6月27日
- ^ ソトがベルト返上 S・ライト級へ ボクシングニュース「Box-on!」 2011年7月3日
関連項目
外部リンク
暫定王座決定戦 対戦者 ロッキー・ファレス |
WBC世界フェザー級暫定王者 2005年8月20日 - 2006年6月(返上) |
次暫定王者 返上 |
前王者 マニー・パッキャオ |
第29代WBC世界スーパーフェザー級王者 暫定:2008年10月11日 - 2008年12月20日 |
次王者 ビタリ・タイベルト |
空位 前タイトル保持者 エドウィン・バレロ |
第35代WBC世界ライト級王者 2010年3月13日 - 2011年7月1日(返上) |
次王者 N/A |