コンテンツにスキップ

ホンダ・ブリオ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。CEFICEFI (会話 | 投稿記録) による 2012年11月25日 (日) 15:00個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (→‎概要)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

ホンダ・ブリオ
インド仕様
概要
製造国 タイ王国の旗 タイ
インドの旗 インド
販売期間 2011年 -
ボディ
ボディタイプ 5ドア ハッチバック
駆動方式 FF
パワートレイン
エンジン L12B型:1.2L 直4 SOHC i-VTEC
最高出力 66kW(90PS)/6,000rpm
最大トルク 110N·m(11.2kg·m)/4,800rpm
変速機 5速MT / CVT / 5速AT
車両寸法
ホイールベース 2,345mm
全長 3,610mm
全幅 1,680mm
全高 1,475mm
車両重量 920 - 950kg
テンプレートを表示

ブリオ(Brio)は、本田技研工業がアジア新興国向けに生産・販売している、5ドアハッチバック型の小型乗用車である。

概要

タイおよびインド向けとして開発され、その後周辺地域やブラジルへの輸出も検討されている。2011年5月にタイで、同年9月にインドで発売開始された。使用される鋼材を含め80%以上の現地調達部品を使用し、現地生産で供給される[1]

市販に先立ち、2010年11月にプロトモデルがタイ・バンコクで公開された[2]

2011年3月17日、ホンダオートモービル(タイランド)カンパニー・リミテッドにおいて、5月下旬より販売されることが発表された。[3] 発表と同時に受注を開始したが、東日本大震災の影響で日本で製造される電子部品の納入が遅れるなどしたことから4月中旬に受注を中断、その後部品調達に目途が立ったことから6月13日に受注を再開した[4]

車体は2代目フィットをベースにしているが、サイズは一回り小さく、タイ仕様車にはL12B型1.2L i-VTECエンジンが搭載され、タイ政府が定めるエコカー認定基準の20Km/L以上(ECE R101モード)の燃費性能や、Euro4の排出ガス規制値に対応した環境性能を実現した。

また、運転席と助手席のエアバッグを標準装備としながら、価格を39万9,900バーツ(約108万円)からの設定となっており、販売台数は1年間で4万台を計画している。

2011年9月27日にはインドでも販売が開始された。価格は39万5,000ルピー(約71万円)からの設定となっている[5]

2012年11月9日 4ドアセダン版の「ブリオ・アメーズ(BRIO AMAZE)」を発表。メカニズムはハッチバックと同じだが、セダン化に伴ってリヤオーバーハングが延長されている。

2013年からはインドネシアでも生産が開始されることとなっている[6]

車名の由来

イタリア語で「元気」「陽気」を意味する「brio」からの命名[7]

脚注

関連項目

外部リンク