静岡県立浜松北高等学校
静岡県立浜松北高等学校 | |
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過去の名称 |
静岡県尋常中学校浜松分校 静岡県立浜松中学校 静岡県立浜松第一中学校 静岡県立浜松第一高等学校 |
国公私立の別 | 公立学校 |
設置者 | 静岡県 |
学区 | 第10学区(西遠) |
設立年月日 | 1894年4月17日 |
共学・別学 | 男女共学 |
課程 | 全日制・定時制 |
単位制・学年制 | 学年制 |
設置学科 |
全日制 - 普通科・国際科 定時制 - 普通科 |
学期 | 3学期制 |
高校コード | 22169E |
所在地 | 〒432-8013 |
静岡県浜松市中区広沢一丁目30番1号 | |
外部リンク | 公式サイト |
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静岡県立浜松北高等学校(しずおかけんりつ はままつきたこうとうがっこう)は、静岡県浜松市中区広沢一丁目にある県立高等学校。
概要
1894年創立。「自主独立、自主自律」を大切にしている。自由な校風でもあり、校訓はない。制服は男子は詰襟学生服、女子は紺ジャケット、スカート、ベスト。「北高」(浜松地区)「浜松北高」「浜北」(浜松地区以外)と呼ばれることが多い。 静岡県立浜松北高等学校(しずおかけんりつはままつきたこうとうがっこう)は静岡県浜松市にある県立の高等学校。明治27年(1894年)創立。旧制浜松第一中学。学力的・進学先ともに県内ナンバーワンの高校とされ、東京大学 東大・京都大学 京大へ計30名程度、早稲田大学 早稲田・慶應義塾大学 慶応へ計120名程度の合格者を毎年輩出する。「自主独立、自主自律」を大切にし、生徒が主体となって様々なことが行われているが、故、髪を染めている者が多かったり、浪人率が高いことでも有名である。学校祭・運動会などの学校行事が盛んである。静岡県浜松市周辺で単に「北高(きたこう)」と言えば、本校を指すことが多い。多数の著名人を輩出している
- 設置学科
- 校歌
春は三月。児山敬一作詞、諸井三郎作曲。 校歌のほかに生徒の歌「大地に萌ゆるもの」(清水みのる作詞、木下忠司作曲)がある。ゆるやかな校歌に対してこちらはテンポが速く、活発な印象。式典では校歌、生徒会行事では生徒の歌を歌うことが多い。
- 交通
- 遠鉄バス - 浜松駅バスターミナル 1番・15番・16番ポールから乗車し、「浜松北高」バス停で降車。
- 沿革
- 1894年 - 静岡県尋常中学校浜松分校として創立。
- 1901年 - 静岡県立浜松中学校となる。
- 1924年 - 静岡県立浜松第一中学校と改称する。
- 1936年5月10日 - この日おこなわれた運動会で配布された大福餅による食中毒事件が発生。生徒およびその家族等2244人が発症、44人が死亡した。一年後に校庭に建立された慰霊碑が現存する。
- 1948年 - 静岡県立浜松第一高等学校となる。通信制課程および夜間定時制課程を併置。
- 1949年 - 静岡県立浜松北高等学校と改称する。
- 1961年 - 通信制課程を静岡県立静岡城北高等学校に統合。
- 1991年 - 国際科を設置。
学校行事
全日制課程における学校行事を掲載する。
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生徒会活動、部活動など
- 生徒会活動
通常の生徒会活動は生徒会執行部が行う。行事活動には別に有志による運営委員会を発足させ、立案から実行までを行う。
- 應援團
浜松北高には、常設の應援團があり、冬を含めた1年間を通して活動を行う。団員は詰襟学生服に身を包み、技を斬ったり校歌等を歌ったりして応援する。夏の野球応援を中心に活動し、他の部から要請があれば、試合会場に行き応援することがある。応援団は評議委員会によって定められた團則に沿って活動している。
- 運動部
- アーチェリー部
- 空手部
- 剣道部
- サッカー部
- 山岳部
- 柔道部
- 水泳部
- (体操部-2009年廃部となった)
- 卓球部
- テニス部
- バスケットボール部
- バレーボール部
- ボート部 - 第1回全国選抜高校ボート大会(1990年3月)男子舵付きフォア優勝。
- 陸上部
- 野球部 - 第25回・第41回選抜高等学校野球大会に出場した。
- (軟式野球部-2002年廃部となった)
- 文化部
- 囲碁部
- 英語ディベート部 * (園芸部-活動停止状態)
- 演劇部
- 音楽鑑賞部
- 合唱部
- 軽音楽部
- 茶華道部
- 写真部
- 将棋部
- 書道部
- 新聞部
- 吹奏楽部
- 数学部
- 生物部
- 地学部 - ISEF2008アトランタ大会で入賞した[1]。2000年には日本学生科学賞内閣総理大臣賞(全国優勝)を獲得している[2]。
- 美術部
- 百人一首部
- 物理・化学部
- 放送部 - NHK杯全国高校放送コンテストでの入賞経験がある[3]。2008年度には静岡県からの出場者の中で数年ぶりとなるアナウンス・朗読各部門全国大会準決勝進出経験があり、ラジオドラマ・ラジオドキュメントなどの番組制作部門でもほぼ毎年全国大会に出場している。
著名な関係者
- 出身者
- 青島三郎(画家)
- 青嶋達也 (フジテレビアナウンサー)
- 渥美雅子(女性弁護士の草分け。1959年卒。中央大学卒)
- 有馬朗人(元東京大学総長 元文部大臣)
- 伊藤源嗣 (IHI会長)
- 伊藤康英 (作曲家)
- 井上靖(作家、後に沼津中学へ転校)
- 清水みのる(作詞家)
- 上原ひろみ (ジャズピアニスト)
- 大倉真隆 (大蔵省事務次官、後に大阪・今宮中学へ転校)
- 大城純男 (経済学者、札幌大学教授、博士(経済学))
- 大澄賢也 (ダンサー、俳優、タレント)
- 岡本充功 (衆議院議員(民主党)・医師・医学博士)
- 岡本祐幸 (名古屋大学大学院理学研究科教授)
- 岡部洋一 (東京大学名誉教授、放送大学第7代学長)
- 垣見隆 (警察庁刑事局長、警察大学校長)
- 河合滋 (元河合楽器製作所会長)
- 川上浩(元ヤマハ社長)
- 北脇保之 (元浜松市長、元衆議院議員)
- 木下忠司 (作曲家)
- 木村綾子(ファッションモデル、作家、随筆家)
- 清川佑二(元特許庁長官)
- 熊切あさ美(タレント)
- 小泉吉宏(漫画家)
- 小林道雄(海軍少佐、航空母艦飛龍飛行分隊長。ミッドウェー海戦で戦死)
- 小山真人(火山学者、静岡大学防災総合センター副センター長、同大学教育学部教授)
- 坂本太郎(歴史学者、文化勲章)
- さくら剛 (作家)
- 澤井信一郎(映画監督)
- 須川展也 (クラシックサックス奏者)
- 杉浦睦夫 (胃カメラ開発者 / 東京写真専門学校→オリンパス光学へ)
- 杉本龍勇 (バルセロナオリンピック陸上競技100m、4×100mリレー代表。法政大学准教授・清水エスパルスフィジカルコーチ・元浜松大学陸上競技部監督)
- 鈴木光司 (作家)
- 鈴木重子 (ジャズボーカリスト。東京大学卒)
- 鈴木望 (衆議院議員、元磐田市長)
- 鈴木康友 (浜松市長、元衆議院議員)
- 高部豊彦 (NTT東日本社長)
- 夏目みな美 (CBCアナウンサー)
- 西松遥 (日本航空社長)
- 野末泰夫 (大阪大学大学院理学研究科教授
- 橋本元一 (元NHK会長)
- 日高大介 (クイズ作家)
- 廣野哲朗 (大阪大学大学院理学研究科准教授)
- 廣瀬明 (東京大学教授)
- 細井為行 (弁護士、元警察庁官僚)
- 水野仁輔 (東京カリ〜番長調理主任)
- 宮崎康二 (ロス五輪金メダリスト)
- 山下善彦 (元参議院議員、自由民主党)
- 渡邉貴之 (静岡県立大学経営情報学部准教授)
脚注
- ^ 浜松北高地学部天文班. “浜松北高地学部天文班のページへようこそ”. 2008年3月17日閲覧。
- ^ 浜松北高地学部谷下班. “地学部・谷下班の紹介”. 2008年3月21日閲覧。
- ^ 浜松北高放送部. “受賞と活動の履歴”. 2008年3月17日閲覧。
関連項目
外部リンク