NFL (GAORA)
NFLは、GAORAのNFL中継番組。正式には「NFL 2010」のように後ろにシーズンの西暦が付く。
概要
GAORAのNFL中継は、チャンネル名がスペースビジョンネットワーク(SVN)であった1990年に開始。放送開始時には日本語実況はなく、現地実況に番組の冒頭、ハーフタイム、終了時にナレーションをかぶせる程度で、日本語による実況は翌1991年に開始された[1]。
スカパー!(パーフェクト・チョイス)のNFL中継(「NFLシーズンチケット」)撤退を受け、2002年より生中継を開始。
2008年シーズンは、レギュラーシーズンは週2~6試合(5試合の週が最多)、うち生中継は1~4試合だった。Week13は生中継4試合(うちサンクスギビングデー2試合)を含む6試合を放送した。一方、Week3はこの年から同週に東レ パン・パシフィック・オープン・テニストーナメント生中継が連日組まれている影響で生中継1試合、録画中継1試合であった(2009年シーズン以降も同様)。ポストシーズンは全試合中継、うちワイルドカード~カンファレンスファイナルまで1日1試合生中継(生中継されない試合は日テレG+で生中継)であった。
2010年シーズンより全試合ハイビジョン制作となった。
実況・解説
実況の西澤暲、タージン、解説の濱田篤則は日本語による実況を開始した1991年より現在まで担当。当初は西澤と武田建(当時関西学院大学総監督)、タージンと濱田が組むことが多かった。タージンと濱田のコンビは「ターハマ」と呼ばれ、居酒屋中継になることも多い。また2人がオークランド・レイダースファンであったことから、日本語実況開始当初にはレイダースの試合をレイダース贔屓で実況する「レイダーススペシャル」なる企画もあった。
生中継を開始した2002年に近藤祐司、2004年には有馬隼人と選手経験のある(有馬は現役選手)実況が加入。2008年シーズンは生中継を中心にこの2人が主に担当、濱田も数試合実況を担当した。逆に、普段は実況を担当している有馬が解説を担当する試合もあり、例えば、第43回スーパーボウルでは、実況が濱田、解説は有馬・村田斉潔という組み合わせだった。
開幕前の特番は司会:有馬、出演:村田、河口、近藤で放送している。
実況
- 西澤暲(あきら)(1991年 - )
- タージン(1991年 - )
- 近藤祐司(元立命館大学DB、2002年 - )
- 有馬隼人(アサヒビールシルバースターQB、元関西学院大学QB、元TBSアナウンサー、2004年 - )※解説も担当することがある
有馬は日テレG+で実況、NHKで解説(甲子園ボウル、ライスボウル)を担当している
解説
- 濱田篤則(関西協会審判部、元関西学院大学RB、1991年 - )※実況も担当することがある
- 村田斉潔(龍谷大学ヘッドコーチ、元京都大学LB、1996年 - )
- 辻治人(大阪学院大学コーチ、元東海大学QB、2002年 - )
- 河口正史(元立命館大学LB・アサヒ飲料チャレンジャーズLB→DB兼コーチ、2003年 - )
- 板井征人(関西大学ヘッドコーチ、元京都大学WR/DB、2006年 - )
GAORAのWebサイトには上記5人が掲載されており、レギュラー解説者としての位置付けである。河口はNHK・日テレG+、板井は日テレG+の解説を兼務している。
- 大橋誠(オービックシーガルズヘッドコーチ、元早稲田大学LB、2007年 - 2008年)
- 大村和輝(関西学院大学コーチ、元関西学院大学OL/TE/DE、2007年 - )
- 森清之(鹿島ディアーズヘッドコーチ、元京都大学DE/LB/DB、2007年 - 2008年)
- 新生剛士(オービックシーガルズコーチ、元関西大学QB、2008年)
- 藤田智(富士通フロンティアーズヘッドコーチ、元京都大学QB、2008年)
- 波木健太郎(アサヒビールシルバースターQB、元早稲田大学QB、2008年 - )
- 石田力哉(アサヒビールシルバースターLB、元関西学院大学LB、2009年)
脚注
関連項目
- NFL on 日テレG+(日テレG+のNFL中継)
- NFL中継 (NHK)(NHK BS1のNFL中継)
- アメリカズゲーム 〜スーパーボウルチャンピオンズ〜
外部リンク