開発援助委員会
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開発援助委員会(かいはつえんじょいいんかい、英: Development Assistance Committee, DAC)は、OECDの委員会の一つ。開発途上国への開発援助を奨励するとともに、援助の量を増やすとともに質を良くすることを目的とする国際フォーラム。OECD加盟国34カ国のうち23カ国と欧州連合 (EU) により構成される。
概要
定期的に会合を行い、会合での合意をもとに各部会で作業を行う。
議長
ブライアン・アトウッド(米国出身、2011.1 - )
会合
会合は以下の3つがある。
- ハイレベル会合 - 閣僚級が参加。年1回開催
- シニアレベル会合 - 実務担当者が参加。ハイレベル会合の下準備を行う。
- 本会合 - 約6週間に1回開催。DACの年間活動計画の策定や、援助審査を行う。
部会
部会には、以下の8つがある。
- 統計作業部会(WP-STAT)
- 援助効果 (Aid effectiveness) 作業部会(WP-EFF)
- 開発評価ネットワーク(EVALUNET)
- ジェンダー平等ネットワーク(GENDERNET)
- 環境と開発協力ネットワーク(ENVIRONET)
- 貧困削減ネットワーク(POVNET)
- ガバナンスネットワーク(GOVNET)
- 紛争と脆弱性に関する国際ネットワーク(CPDC)
メンバー
- オーストラリア
- オーストリア
- ベルギー
- カナダ
- デンマーク
- フィンランド
- フランス
- ドイツ
- ギリシャ
- アイルランド
- イタリア
- 日本
- 韓国
- ルクセンブルク
- オランダ
- ニュージーランド
- ノルウェー
- ポルトガル
- スペイン
- スウェーデン
- スイス
- イギリス
- アメリカ
- 欧州連合
DACリスト
DACリストは援助を受け取る国、地域のリストで、国民総所得を基準に4つのグループに分かれる。リストは3年ごとに更新される。