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仲姫命

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仲姫命(なかつひめのみこと、生没年不詳)は、応神天皇皇后。『古事記』は中日売命に作る。品陀真若王五百城入彦皇子の王子、景行天皇の孫王)の王女で、母は金田屋野姫命建稲種命の女)。応神天皇との間に仁徳天皇を儲ける。因みに同母姉の高城入姫命や同母妹の弟姫命も応神天皇のとなっている。

応神天皇2年2月3日(271年3月1日)、応神天皇の皇后に立后された。仁徳天皇元年1月3日(313年2月14日)、仁徳天皇の即位と同日に皇太后となった。

系譜

  • 父:品陀真若王
  • 母:金田屋野姫命
  • 同母姉妹:高城入姫命・弟姫命
  • 夫:応神天皇

陵墓・霊廟・その他

仲ツ山古墳に葬られたとされる。同陵は全国で10番目の大きさを誇る。但し、出土した埴輪の特徴から、5世紀前半の築造と推定されている。

応神天皇が八幡神として観想されると、その皇后である事から八幡三神中の比売神に充てられ、その神霊を祀る八幡宮も各地に鎮座する。