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ダイナマイト漁

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

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ダイナマイト漁(ダイナマイトりょう)は、フィリピンカンボジアで比較的日常的に行われている漁法のひとつ。爆弾漁法ともいう。

ダイナマイト第二次世界大戦中の沈船から回収した火薬に着火して海に投げ込み、爆発の衝撃で死んだり気絶した魚を回収する。

爆発で珊瑚礁を吹き飛ばしてしまうため、海底は穴だらけとなり、深刻な環境破壊の一因となりつつある。 しかし、現地の漁師にとっては、一発で多くの漁獲が得られることや、もともと自然保護という概念が薄い狩猟文化をもっていることもあり、ほとんど罪悪感なく行われている。

日本国内においては、火薬を用いた漁法漁業法で禁止されている。日本では大沼でダイナマイトを用いたブラックバス漁が試されたこともあった。