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ジョエル・ズマヤ

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ジョエル・ズマヤ
Joel Zumaya
ファイル:Zumaya3.jpg
タイガース時代
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 カリフォルニア州チュラ・ビスタ
生年月日 (1984-11-09) 1984年11月9日(39歳)
身長
体重
6' 3" =約190.5 cm
210 lb =約95.3 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 投手
プロ入り 2002年 ドラフト11巡目
初出場 2006年4月3日 ロイヤルズ
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

ジョエル・マーティン・ズマヤ(Joel Martin Zumaya , 1984年11月9日 - )は、アメリカ合衆国カリフォルニア州チュラ・ビスタ出身の元プロ野球選手投手、右投右打。日本語メディアではズマイヤズマーヤと表記されることもある。もっとも、ズマイヤの方が実際の英語の発音に近い[1]

経歴

プロ入り

高校卒業後の2002年、ドラフト11巡目(全体320位)指名でタイガースへ入団。
マイナー時代は先発投手で、2005年にはAA級・AAA級通算で26試合151.1イニングを投げ、9勝5敗・防御率2.74・199奪三振という成績を記録した。

2006年のスプリングトレーニングではジャスティン・バーランダーと先発枠を争うも、ズマヤの激しい気性を「将来の抑え候補」と評価した首脳陣の意向で[要出典]リリーフへ転向した。

メジャーデビューとタイガース時代

4月3日のロイヤルズ戦でメジャーデビュー。剛速球とカーブを武器に、シーズン中は抑えのトッド・ジョーンズにつなぐ中継ぎとして活躍し、リーグ2位の30ホールドを記録した。しかしレギュラーシーズン終了後、プレイステーション2の「ギターヒーロー」というゲームをやりすぎたため手首を痛め[2]、その影響でリーグチャンピオンシップシリーズの後半に登板できなくなるなどポストシーズンは思うような成績を残せなかった。
2012年1月15日に、ミネソタ・ツインズと1年契約を結ぶ[3]が、3月3日解雇された。[4] 翌年以降は故障がちで戦線離脱の繰り返しに終始して伸び悩んでいた。

2014年に現役引退を発表した。

特徴

フォーシーム、ツーシーム・ファストボール共に100mph(約160.9km/h)以上を計時し、メジャーリーグ屈指の速球を持つ。2006年のヤンキースとのディビジョンシリーズでは103mph(約165.8km/h)を何度も計測し、ヤンキース打線から三振を奪って周囲を驚かせた。対戦したゲイリー・シェフィールドは「ほとんど打つのは不可能だ」と完敗を認めるほど[要出典]

高校時代は80mph(約128.7km/h)台しか出なかったが、入団後、マイナー4年間の筋力トレーニングと起用法の変化などで球速が20mphもアップした[要出典]スピードガンの設置位置などによって表示される球速が違うこともあって、球速は公式記録にはなっていないが、ズマヤが剛速球投手であることは間違いない。非公式だが、最速では104.8mph(約168.6km/h)を記録している。

年度別投手成績





















































W
H
I
P
2006 DET 62 0 0 0 0 6 3 1 30 .667 350 83.1 56 6 42 2 2 97 4 0 20 18 1.94 1.18
2007 28 0 0 0 0 2 3 1 8 .400 142 33.2 23 3 17 2 1 27 3 0 16 16 4.28 1.19
2008 21 0 0 0 0 0 2 1 5 .000 114 23.1 24 3 22 4 0 22 6 0 13 9 3.47 1.97
2009 29 0 0 0 0 3 3 1 7 .500 149 31.0 34 5 22 3 1 30 1 0 18 17 4.94 1.81
2010 31 0 0 0 0 2 1 1 11 .667 156 38.1 32 1 11 0 0 34 2 0 13 11 2.58 1.12
通算:5年 171 0 0 0 0 13 12 5 61 .520 911 209.2 169 18 114 11 4 210 16 0 80 71 3.05 1.35
  • 2010年度シーズン終了時

参考資料

外部リンク