コルト・シングル・アクション・アーミー
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正式名称 | COLT SINGLE ACTION ARMY 45 |
全長 | 260mm (アーティラリーモデルは276mm) |
重量 | 1135g (アーティラリーモデルは1150g) |
口径 | .45LC 他 |
装弾数 | 6発 |
作動方式 | シングルアクション |
銃身長 | 約4.5インチ(=4 3/4インチ) |
製造国 | アメリカ |
製造 | コルト社 |
コルト・シングルアクション・アーミー(S・A・A 45)とは、西部開拓時代に多くのガンマンが使用していた西部劇にもよく登場する銃。人気もあり今尚生産されている。通称ピースメーカー(=ピースメーカー)。 1892年から20年ほどアメリカ陸軍の制式拳銃であった(このときの正式名はM1873)。
装弾数は6発で.45LC(ロングコルト)弾を使用し(一部ウィンチェスター・ライフルと互換性を持たせるため、44-40という弾を使用したものがあった)、この銃は1発ずつ装填・排莢をする方法を採用しており、時間がかかる。また、現在のモデルには.45LC弾や44-40弾を使用するものの他に22口径モデルから45口径モデルまで様々なバリエーションが存在する。
この銃にはバリエーションがあり、シビリアン(市民向け約4.5インチモデル)、アーティラリー(砲兵向け約5.5インチモデル)、キャバルリー(騎兵向け約7.5インチモデル)、そしてバントラインスペシャルがあり、この銃はネッド・バントラインという西部劇の人気小説作家が西部開拓史に貢献した者に授けたと言われているモデルで、5挺のみが生産されたといわれている。かの有名なシェリフ(=保安官)、ワイアット・アープも使用していた。しかし通常のバントラインスペシャルが12インチ銃身であるのに対し(保安官たちはこれより更に短くしたりして使った)、アープのバントラインスペシャルはなんと16インチ(約40センチ)であった。これを使いこなせたのはアープだけで、アープはこの銃にスケルトンストック(鉄棒製、射撃姿勢を安定させる)をつけたとも言われている。
(しかしアープのバントラインスペシャルは伝説で、本当にこの銃をつかっていたのかは不明)