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信楽高原鐵道SKR310形気動車

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信楽高原鐵道SKR310形気動車
紫香楽宮跡駅付近走行中のSKR310形
基本情報
製造所 富士重工業
主要諸元
軌間 1,067
編成定員 94名
全長 15500
全幅 3090
全高 4010
駆動方式 日産ディーゼル製PE6HT03
制動装置 電磁直通
保安装置 ATS-SW
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事故現場跡を通過するSKR310形

信楽高原鐵道SKR310形気動車(しがらきこうげんてつどうエスケーアール310がたきどうしゃ)とは、2001年(平成13年)に投入された、信楽高原鐵道の一般形気動車である。

概要

SKR200形の老朽化に伴い、SKR311が2001年11月に、SKR312が2002年(平成14年)9月に登場し、現在主力の車両である。入れ替わりにSKR201・SKR203は廃車になった。

富士重工業レールバスの一種LE-Carのボギー車版LE-DCSKR300形の増備車で、外観は変わらない。SKR300形から改良された点として、エンジンが295馬力日産ディーゼル製PE6HT03になり、保安ブレーキは二重化された。

SKR300形との共通点として、信楽高原鐵道列車衝突事故後の安全車両で、バンパー付き車両、車内もバリアフリー化、車椅子スペースがとられている。

登場当初より、緑帯に狸のキャラクターと会社のロゴが描かれている。単行での運行は本形式が主に運転されている。

2012年より開業25周年記念のラッピングが施された。

主要諸元

  • 製造初年 - 2001年
  • 全長 - 15,500mm
  • 全幅 - 3,090mm
  • 全高 - 4,010mm
  • 自重 - 27.00t
  • 車体構造 - 普通鋼
  • 定員(着席) - 94(44)人
  • 出力・駆動方式 - 295馬力、液体式

各車状況

  • 311:2001年11月竣工:在籍中
  • 312:2002年9月竣工:在籍中

参考文献