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三国志II 覇王の大陸

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三国志II 覇王の大陸
ジャンル 歴史シミュレーションゲーム
対応機種 ファミリーコンピュータ
開発元 ナムコ
発売元 ナムコ
人数 1人
メディア バックアップカートリッジ
発売日 1992年6月10日
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1992年6月10日に発売されたファミリーコンピュータ用ゲームソフト。「ナムコット ファミリーコンピュータゲームシリーズ」第78弾。

基本的なゲームシステムは前作と同様だが、主に以下の新要素が加わっている。

  • ゲームの舞台は西暦189年、選択できる君主は劉備、劉璋、孫策、曹操、馬騰、袁紹、董卓。前作とは異なりプレイヤーが自由に君主を選択できるようになった。
  • 武将にレベル制を導入。合戦によって経験が蓄積し、成長させることで武力の上昇・部隊構成の変化・特殊な計略の習得に影響が出るようなった。
  • 米(兵糧)の概念が追加された。これに伴い、街などでも米の売買を取り扱うようになった。
  • 都市ステータスを減少させる定期イベント自然災害が発生するようになった。これに伴い、災害の被害を軽減させる「防災」コマンドが導入された。
  • 「策略」コマンドを導入。他国の武将の引き抜きや君主との離間・他国との同盟(実質的には停戦条約に近い)が可能となった。
  • 一騎討ちに影響を与える武器や防具が装備できるようになった。
  • 武将に寿命の概念が追加された。これに伴い、敵君主を討ち取ることでその支配国を総取りできるシステムはなくなった。

1998年6月4日に発売されたPlayStation用ゲームソフト『ナムコアンソロジー1』に、アレンジ版とともに収録されている。アレンジ版では、武将が大幅に追加され、孫策が孫堅になり、他に陶謙公孫瓚袁術劉焉劉表劉繇が君主として加わった。