コンテンツにスキップ

ノート:生命の起源/archive1

ページのコンテンツが他言語でサポートされていません。

これはこのページの過去の版です。Kdfj (会話 | 投稿記録) による 2004年7月17日 (土) 21:34個人設定で未設定ならUTC)時点の版であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

気付いたことをいくつか:

  • 古来の人々が生命の誕生を難題としてその説明を宗教神話に求めたのと、現在の生物学が自然発生説の否定や細胞説、化学進化などの知見を踏まえた上で難題であるとするのは、本質的に異なるものだと思ったので改変しました。ちょっと長めになったので簡単な歴史のセクションにわけてみました。
  • あと「最初で最後の命題」という根拠を述べる必要があると思いました。それから「この命題が解けたと言えるには何が分かればよいのか」という説明が欲しいと思いました。勉強不足にてその回答が本当にあるのかどうか知らないですが、あれば是非。
  • 表面代謝説や化学合成独立栄養生物群の世界のセクションで生命誕生の場は深海ではないか、という説明が出てきますが、これを読んだ時に「ではそれまでの学説ではどこだと考えていたのだろう」という疑問がでるように思いました。どこか適当なセクションで(正式にはなんて言うのか知りませんが、有機物濃縮を説明する)「干潟説」などの説明を入れたらどうだろうかと思いました。
  • 生命は単一起源であろう、という話もあるといいかなと思いました。

電気山羊 2004年7月17日 (土) 10:35 (UTC)

  • 古代の人々が生命の誕生を難題としてその説明を宗教神話に求めたとの私の編集ですが、もう少し説明します。古代の人が私の親の親の親の>>>親は誰なのかと考えたであろう問題と、自己複製する散逸構造はいかにして形成しうるかという問題の枠組みは、全く一緒だとおもいます。自己複製する系であることから生じる矛盾を乗り越えなければならないという点です。ここで、ダーウィンの進化論は関係ありません。そのイベントが一度おこればよいということにしてくれただけでしょう。自然発生説否定の実験ででうじむしが自然に発生しないことは科学的に証明されましたが、それ以前に人間が自然にわいてきたことを神話や宗教の助けなしに信じられていたとは思えません。人類や生命の誕生に触れている世界各地の神話は、当時の人がその問題をどう考えていたかということを反映しています。一方同時にパンスペルミア説などは、まるで神話のようです。私の編集は、この疑問は近代化学の枠組みに依存し提起された問題以上に、人類が昔から考えてきた問題であるということをいったつもりです。これから文化人類学の素養を持ったかたに、別項ででも世界各地の神話を充実させていただけると、生物学事典でない百科事典ならではの広がりを持った記述になっていくのではないかと期待しています。Kendall 2004年7月17日 (土) 15:52 (UTC)編集Kendall 2004年7月17日 (土) 20:43 (UTC)
私も両者は異なるものと考えます。近世までの親の大元が何なのかという疑問は、個々の生物種を固定的な実体と仮定した為に問題となりました。これは生命の起源問題ではなく種の起源問題です。今となって言えば。それが進化論によって解決され、そのために現れた地球上の生物群の起源に関する根源的な疑問がこの記事で主に取り上げられる内容かと思います。なので起源を探るという点では同様の、人類の知的探求の系譜という切り口では同一記事内で語れますが、問題としては異なると言うのが私の意見です。Kdfj 2004年7月17日 (土) 21:34 (UTC)