北海道百年記念塔
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北海道百年記念塔 | |
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北海道百年記念塔 | |
情報 | |
用途 | モニュメント |
設計者 |
井口健 久米建築事務所(現・久米設計) |
施工 | 伊藤組土建 |
建築主 | 北海道 |
構造形式 | 鉄骨トラス構造[1] |
階数 | 25階 |
高さ | 100m |
エレベーター数 | 1基(保守用) |
着工 | 1968年9月 |
竣工 | 1970年9月 |
所在地 | 北海道札幌市厚別区厚別町小野幌 |
座標 | 北緯43度3分23.4秒 東経141度29分46.83秒 / 北緯43.056500度 東経141.4963417度座標: 北緯43度3分23.4秒 東経141度29分46.83秒 / 北緯43.056500度 東経141.4963417度 |
北海道百年記念塔(ほっかいどうひゃくねんきねんとう)は、札幌市厚別区の野幌森林公園の一角にある高さ100mの塔である。1968年(昭和43年)に北海道開道百年を記念して着工され、 1970年(昭和45年)9月 に竣工、翌年の1971年(昭和46年)4月より一般公開された[2]。
概要
塔のデザインは全国公募による299点の中の一つ、北海道今金町出身の井口健のものが採用された。審査員には田上義也などがいた。
塔の造形は、空に向かい無限に延びる曲線によって未来への発展を象徴し[2]、また塔壁面の凹凸は風雪と闘った歴史の流れを表現しており[3]、塔断面は「北」の文字を、基部の平面は六角形の雪の結晶を形象している[3]。
外壁は茶色の厚さ4.5-6.0mmの耐候性高張鋼板で覆われ、塔は鉄骨等も含めた鋼材の総量約1,500トンより成る。総工費は約5億円を要しており、その半分は北海道民の寄付によるとされる[3]。
塔内の階段で展望室まで登ることができ(9:00-17:00、入塔 -16:30)、8階となる高さ23.5mの展望室からは[4]、札幌市・江別市など[1]石狩平野が見渡せる[2]。展望室は入場無料であるが、冬季期間(11月上旬-4月上旬)は閉鎖される。1970年代後半よりエレベーターは長らく閉鎖され、現在は保守用としてある。
野幌森林公園にあるため、北海道博物館や北海道開拓の村と隣接している。