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ヤニス・バルファキス

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ヤニス・バルファキス
生誕 (1961-03-24) 1961年3月24日(63歳)
ギリシャの旗 アテネ
国籍 ギリシャオーストラリア二重国籍[1]
研究分野 国際マクロ経済学、ゲーム理論
出身校 エセックス大学(学士、Ph.D)
バーミンガム大学(M.S.)
博士課程
指導教員
Monojit Chatgterji
プロジェクト:人物伝
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ヤニス・バルファキス
ポストケインジアン経済学
影響を
受けた人物
ジョン・メイナード・ケインズカール・マルクスジョーン・ロビンソンミハウ・カレツキジョン・ケネス・ガルブレイスPhilip Mirowskiポール・スウィージー
影響を
与えた人物
James K. GalbraithStuart HollandSteve Keen
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ヤニス・バルファキス[2]ファロファキス[3]ギリシア語: Γιάνης Βαρουφάκης, Gianis Varoufakis英語: Yanis Varoufakis1961年3月24日 - )は、経済学者ギリシャ政治家である。

経歴・人物

学歴

研究歴

 その他

2002年アテネ大学に経済学博士課程をつくり責任者を務めた[5]

2006年アメリカ合衆国不動産を震源とする金融危機が発生し、それがウォール街を経てギリシャに及ぶだろうと予測した[5]。この予想はサブプライム住宅ローン危機として的中した[6]2010年頃から、ギリシャは支払い不能でありユーロ圏にいる間にデフォルトするべきだ、と主張し始めた[5]2011年12月、ギリシャを離れ、ゲーム会社Valve Corporationコンサルタント[7]を務めた。

2015年ギリシャ議会総選挙で当選、1月27日アレクシス・ツィプラス首班とする急進左派連合(SYRIZA)政権財務大臣に就任したが[2]7月5日に行われた財政緊縮策への国民投票で、反対票が賛成票を上回った結果を受け、7月6日に辞任を表明した。

かつて全ギリシャ社会主義運動(PASOK)への助言を行っていたが、同党の課した緊縮財政政策に反発、以来反緊縮を掲げる急進左派連合への支持を表明していた[6]。他方、人脈的には市場原理主義者に近く、ギリシャの急進左派連合政権に送り込まれた「トロイの木馬」だ、という見方も出ている[1]

脚注

外部リンク