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ミラー図法

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ミラー図法(-ずほう)とは、地図の図法の一つである。円筒図法の一種。主に世界全図に用いられる。

円筒図法として視点を地球の中心に置いているメルカトル図法では、正角図法であるという利点があるが、高緯度ほど面積が大きく拡大される欠点がある。ミラー図法は、支点を円筒と地表の接点に対する対蹠点に置いた図法で、メルカトル図法よりは高緯度のひずみが小さい。そのため世界全図によく用いられる。メルカトル図法のような正角図法の性質は無い(正距図法、正積図法でもない)

円筒図法として面積が正確なのは、ランベルト正積方位図法である。