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カンボジアの鉄道

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カンボジアの鉄道(かんぼじあのてつどう)では、カンボジアにおける鉄道について記す。

概要

カンボジアの鉄道は、この地域がフランス植民地仏領インドシナの時代に建設され、一時は隣国タイ王国国有鉄道とも線路がつながっていて、国際列車の運行も行われていた。

しかしながら、カンボジア内戦などの影響により設備は荒廃し、現在では首都プノンペンからシアヌークビルバッタンバンシソフォンポイペト方面に線路が敷設されているものの、2006年現在プノンペンバッタンバン間が1日1往復されているだけである。

また客車も現在不足している状況で、貨車を代替客車として用いている列車が多いという。

現在、ベトナムホーチミンあるいはタイのバンコクまで路線を延長する計画がある。両線とも開通した場合にはベトナムの鉄道、更には中華人民共和国の鉄道タイ王国の鉄道マレーシアの鉄道シンガポールの鉄道とも連絡が取れることとなり、北京上海ハノイ~ホーチミン~プノンペン~バンコク~クアラルンプールシンガポールといった東南アジア縦断鉄道ができる事となる。これには、貨物輸送などさまざまな面で期待がされている。