九州大学病院
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九州大学病院 | |
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情報 | |
英語名称 | Kyushu University Hospital |
標榜診療科 | 内科、循環器科、呼吸器科、心療内科、神経内科、精神科、小児科、外科、心臓血管外科、脳神経外科、整形外科、小児外科、眼科、耳鼻咽喉科、皮膚科、泌尿器科、産科、婦人科、放射線科、麻酔科、歯科、矯正歯科、小児歯科、歯科口腔外科 |
許可病床数 |
1275床 一般病床:1182床 精神病床:93床 |
機能評価 | 一般500床以上:Ver5.0 |
開設者 | 国立大学法人九州大学 |
管理者 | 久保千春(病院長) |
開設年月日 | 1879年(明治12年) |
所在地 |
〒812-8582 |
位置 | 北緯33度36分30秒 東経130度24分53秒 / 北緯33.60833度 東経130.41472度 |
二次医療圏 | 福岡・糸島 |
PJ 医療機関 |
九州大学病院(きゅうしゅうだいがくびょういん)は、福岡市東区にある九州大学医学部・歯学部附属の大学病院で、九州はもとより国内でもトップクラスを行く病院である。大分県別府市には分院の九州大学病院別府病院がある。
概要
ベッド数1,275床、外来患者は1日平均2,500人。診療科系統ごとに9つの「ブロック受付」を設け、個々に会計処理を行い、支払いまでの時間の短縮を図っている。患者を氏名ではなく番号で呼ぶシステムを導入している。
新病院は、地上11階、地下1階、高さ56m、延べ床面積約12万m2で、総工費1千億円、11年半の歳月を掛けて建設された「文部科学省所管の全ての施設の中でも最大規模の病院である」。また国立大学の建造物として初めて免震システムを採用している[1]。
沿革
- 1867年 - 黒田藩の藩校として西洋医学の教育機関である賛生館が設置される。
- 1874年 - 賛生館の附属病院を新たに修猷館内に開設。
- 1877年 - 診療所を福岡病院に改めると同時に博多中之島元製鉄練所跡に移転。
- 1879年 - 福岡病院が県に移管され県立福岡医学校附属病院と改める。
- 1888年 - 県立福岡医学校の廃止によって県立福岡病院に改める。
- 1903年 - 京都帝国大学福岡医科大学設置により県立福岡病院が京都帝国大学福岡医科大学附属医院となる。
- 1911年 - 九州帝国大学医科大学附属医院に改める。
- 1919年 - 九州帝国大学医学部附属医院に改める。
- 1924年 - 生の松原分院設置。
- 1931年 - 大分県別府市に温泉治療学研究所設置。
- 1947年 - 九州大学医学部附属医院に改める。
- 1949年 - 九州大学医学部附属病院に改める。
- 1964年 - 温泉治療学研究所附属病院設置。
- 1967年 - 生の松原分院を胸部疾患研究施設内科と改める。歯科口腔外科が歯学部として独立し歯学部附属病院設置。
- 1973年 - 胸部疾患研究施設内科が生の松原における診療を廃止し、本院地区に統合。
- 1974年 - 胸部疾患研究施設内科を呼吸器科に改める。
- 1982年 - 温泉治療学研究所及び医学部附属癌研究施設を改組・統合して生体防御医学研究所を設置し、温泉治療学研究所附属病院は生体防御医学研究所附属病院となる。
- 2003年 - 医学部附属病院、歯学部附属病院、生体防御医学研究所附属病院を統合し、現名称になる。生体防御医学研究所附属病院を別府先進医療センターに改組。
- 2008年 - ウエストウイング開院。
- 2009年5月 - 看護師宿舎本館跡駐車場設置。
- 2009年6-9月 - 馬出保育所(仮称)新営工事。
- 2009年6月16日-9月18日 - 新外来棟横立体駐車場の建設工事。
- 2009年9月28日 - 新外来棟開院
- 2011年4月1日 - 組織再編に伴い別府先進医療センターが九州大学病院別府病院に名称変更。
所在地
交通
施設
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病院外来診療棟
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新病院第三期棟
(新外来棟) -
新病院第一期棟と第二期棟の間隙
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ウェスト・ウィング
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外来診療棟前駐車場
(186台収容) -
ひな祭り
一階ロビーにて
脚注
- ^ クローズアップ「探検新病院」(九州大学総務部企画広報室)