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マゼラン海峡

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マゼラン海峡
マゼラン海峡の地図

マゼラン海峡マガリャネス海峡(マゼランかいきょう、スペイン語: Estrecho de Magallanes〔エストレーチョ・デ・マガリャネス〕ポルトガル語: Estreito de Magalhães〔エストレイト・デ・マガリャンイス〕)は、南アメリカ大陸南端とフエゴ島とを隔てる海峡である。太平洋大西洋を結ぶ。2015年に至るまでの日本国の歴史で、日本籍の軍艦がマゼラン海峡を通過した事がなかったが、同年の海自練習艦隊が通過に成功し、明治以来の日本海軍の歴史を通じて、日本史上初のマゼラン海峡通峡を達成した。

概要

1520年10~11月にかけて、フェルナン・デ・マガリャンイス(フェルナンド・デ・マガリャネス)がここを通過し、後に彼の名前を採って「マゼラン海峡」と呼ばれるようになった。

日本語名の「マゼラン海峡」とは、マガリャンイス(マガリャネス)の英語呼称 “Magellan(マジェラン)を用いた英語名 “Strait of Magellan(ストレイト・オヴ・マジェラン)に基づく慣用表記。近年[いつ?]では現地呼称に従って「マガリャネス海峡」と表記されることも多くなっている。

1881年に締結されたチリ・アルゼンチン間の国境画定条約(en)において、マゼラン海峡は自由通行な可能な海域とされ、個別条約に基づく国際海峡と認識されている[1]

脚注

関連項目

座標: 南緯53度28分51秒 西経70度47分00秒 / 南緯53.48083度 西経70.78333度 / -53.48083; -70.78333