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CYPRESS GIRLS

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『CYPRESS GIRLS』
Base Ball Bearスタジオ・アルバム
リリース
ジャンル ロック
レーベル EMIミュージック・ジャパン
チャート最高順位
  • 週間10位(オリコン
  • 2010年10月度月間40位(オリコン)
Base Ball Bear アルバム 年表
1235
(2010年)
CYPRESS GIRLS
DETECTIVE BOYS
(2010年)
新呼吸
(2011年)
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CYPRESS GIRLS』(サイプレス ガールズ)は、Base Ball Bearの3.5枚目のアルバム。

解説

  • 前作『(WHAT IS THE)LOVE & POP?』から約1年ぶりのリリース。
  • DETECTIVE BOYS』と同時発売。
  • メジャーデビュー後、初のセルフプロデュースとなっており、隅々まで小出祐介の意思に基づいて制作されている。小出曰く「今までの音源では説明できなかった部分、Base Ball Bearの根底にあるものを見せるための2枚」。
  • 通常のレコーディングスタジオではなく、設備の少ないリハーサルスタジオでレコーディングされている。これは、通常のレコーディングスタジオでは設備が充実しすぎており、小出が制作の隅々までを把握することができないため。
  • 『DETECTIVE BOYS』と共に、公開プリプロダクションと位置付けられている。
  • 収録曲にはそれぞれ副題が付いている。

収録曲

  • 全作詞・作曲:小出祐介、全編曲:Base Ball Bear
  1. 十字架You and I
  2. BAND GIRL'S SPIRAL DAYS
    • 副題は「Spinning Staircase, Soda Sadness」
    • 小出曰く「「十字架You and I」の詞世界の延長線上にある曲」。
    • YouTubeにて曲の一部が先行公開された。
  3. Shine On You Cypress Girl
    • 副題は「You Deserve To Sparkle」
    • 音源では初めて堀之内のコーラスが収録されている。
    • レコーディングで湯浅のギターがしっくりせず、3回録り直している。
  4. beautiful wall(DUB)
    • 副題は「Door With No Handle」
    • ダブ調の曲。元々は「Shine On You Cypress Girl」に似て爽やかな曲調であったが、小出曰く「爽やかさが嫌になり、こねまわしまくった結果ダブになった」。
    • 3rdフルアルバム「(WHAT IS THE)LOVE & POP?」の制作時、制作作業の終盤までこの曲のダブではない純粋な原曲デモが収録されていた。だがリリースされている3rdフルアルバムには原曲にあたる曲は収録されていない。
  5. kamiawanai
    • 副題は「僕の声」
    • 3.5thアルバム曲の中で、最後に完成した曲。
    • この曲について、小出は「自分の抱えている"違和感"について、楽曲という集合体で表現したかった」と語っている。
  6. kimino-me
    • 副題は「Cloud Only Love My Self Through Your Eyes」
    • 山口一郎(サカナクション)をゲストボーカルとして迎えた。
    • 曲・詞共にサカナクションを意識しており、小出曰く「物まねのご本人登場」がテーマ。しかし、山口には「歌ってみたけど、全然僕じゃなかった」と言われている。
    • 小出自身が監督を務めたMVが制作されており、その一部がYouTubeにて先行公開された。
    • 曲の前半はモノラルであるが、山口が歌い始める所からステレオになる。
    • タイトルは「君の目」と「君の僕」のダブルミーニングとなっている。
  7. 檸檬タージュ
    • 副題は「Precious Now Those Days, All A Blur」
    • 小出の同名の詩集『檸檬タージュ』の冒頭に書き下ろされた詩が元になっている。
    • 小出曰く「「夕方ジェネレーション」のちょっとしたアンサーソング」
  8. Project Blue