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富山駅

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富山駅
JR西日本・あいの風とやま鉄道駅舎
とやま
Toyama
所在地

富山県富山市

富山駅の位置
富山駅の位置
富山駅
所属事業者 西日本旅客鉄道(JR西日本)
あいの風とやま鉄道
富山地方鉄道
富山ライトレール
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富山駅(とやまえき)は、富山県富山市明輪町にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)・あいの風とやま鉄道である。

なお、本記事において当駅に近接する以下の駅および停留場についても詳述する。

乗り入れ路線

各駅・停留場の位置関係

JR西日本・あいの風とやま鉄道の富山駅は、JR西日本の北陸新幹線ならびに在来線の高山本線、あいの風とやま鉄道のあいの風とやま鉄道線が乗り入れている。あいの風とやま鉄道線はかつては当駅の所属線であった北陸本線[1]の一部であったが、北陸新幹線開業に伴いあいの風とやま鉄道へ移管された。これに伴い、在来線構内はJR西日本の在来線である高山本線も含めあいの風とやま鉄道の管轄となった。

富山地方鉄道の電鉄富山駅本線の単独駅であるが、隣の稲荷町駅で分岐する不二越線[注 1]の列車も乗り入れており、事実上2方向の列車が利用できる。

駅南口には富山地方鉄道の富山市内軌道線が乗り入れており、乗換え圏内には富山駅停留場電鉄富山駅・エスタ前停留場の2停留場が設けられている。線路名称上は電鉄富山駅・エスタ前停留場を境に南富山方が「本線」、丸の内方が「支線」、丸の内方途中にある分岐点(支線接続点)から富山駅停留場までを「富山駅南北接続線」と呼ぶ。運転系統上は、富山駅停留場で南富山方面に折り返す「1系統」、南富山方から富山駅停留場を経由し丸の内方へ直通運転する「2系統」、富山都心線経由の環状運転を行う「3系統」が発着する。

駅北口には富山ライトレールの富山港線が乗り入れており、駅前に富山駅北停留場がある。富山港線は元々はJR西日本が運営していた路線で直接富山駅へ乗り入れていたが、2006年にLRT化され富山ライトレールに移管された際に都心部のルートが変更されたため、改めて富山駅への接続駅として新設された。

歴史

富山駅付近変遷
1913年
BHFq STRq STRq
富山
uKBHFa
富山駅前 (I)
uABZlf uSTRlg
uSTR uSTR

1927年
BHFq STRq ABZqr
富山
uKBHFa
富山駅前 (I)
uABZlf uSTRlg
uSTR uSTR

1931年
BHFq STRq ABZqr
富山
uKBHFa KBHFl STRq
富山駅前 (I)/電鉄富山 (I)
uABZlf uSTRlg
uSTR uSTR

1934年
BHFq STRq ABZqr
富山
uexKBHFa KBHFl STRq
電鉄富山 (I)
uexABZlf uexSTRlg
uxABZrg uxKRZ uBHFq
富山駅前 (II)

1936年
BHFq STRq ABZqr
富山
KBHFl STRq
電鉄富山 (I)
uKBHFa
富山駅前 (III)
uSTRrg uABZqlr ueBHFq

1943年
BHFq STRq ABZqr
富山
KBHFl STRq
電鉄富山 (I)
uexKBHFa
uSTRrg ueABZqlr uBHFq
富山駅前 (IV)

1986年
BHFq STRq ABZqr
富山
exKBHFl KBHFxl
電鉄富山 (II)
 
uSTRrg uSTRq uBHFq
富山駅前 (IV)

2006年
uKBHFe
富山駅北
BHFq STRq eABZqr
富山
KBHFl
電鉄富山 (II)
 
uSTRrg uSTRq uBHFq
富山駅前 (IV)

2015年
uKBHFe
富山駅北
BHFq STRq STRq
富山
hBHFq hSTRq hSTRq
uKBHFa KBHFl
富山駅/電鉄富山 (II)
uSTR
uABZgl+l uSTRq uBHFq
電鉄富山駅・エスタ前

富山駅

1913年(大正2年)当時の富山駅。『富山県写真帖』(富山県主催一府八県聯合共進会富山県協賛会編、1913年(大正2年)9月、富山県主催一府八県聯合共進会富山県協賛会)より引用したもので、説明には「富山市の正北にあり明治四十一年婦負郡櫻谷村より移転せるものにして北陸線中最新式の構造なりと云ふ殊に共進会を機として増築或は貴賓室を設けたる為め更らに面目を更めたり」とある。
1932年(昭和7年)頃の富山駅構内(村上陽一郎編、『富山県郷土の山水 呉羽山中心以東編』、1932年(昭和7年)7月、光洋社)
1953年(昭和28年)建替後の富山駅駅舎
  • 1899年明治32年)3月20日 - 官設鉄道北陸線の高岡駅 - 当駅間延伸に伴い、富山駅(とやまえき)開業[2]。開始と同時に小荷物の取扱を行うものとされる[2]一般駅。当時構想されていた神通川改良工事の影響を受けない婦負郡桜谷村(現在の神通川西岸、富山市田刈屋及び駒見)に設置された[3]。また同日、同駅において芳川顕正逓信大臣をはじめ、各県両院議員等が参列し開通式を催行する[4]
  • 1907年(明治40年)1月24日- 富山市が当駅敷地として婦負郡愛宕、牛島両町内の地所27017坪を寄附した[4]
  • 1908年(明治41年)
    • 11月3日 - 当駅小杉駅間に呉羽駅開業[5]
    • 11月16日 - 神通川改良(馳越線(はせこしせん))工事の完成(1903年(明治36年))を受け、北陸線の経路を呉羽丘陵西側から変更するとともに馳越線への架橋(現在の高山本線神通川橋梁)工事を行い、当駅を現在地に移転[5]。併せて官設鉄道富山線の当駅 - 魚津駅間が開業[5]
  • 1909年(明治42年)
  • 1913年大正2年)4月1日- 富山・直江津間竣工につき当駅より臨時列車を出し、関係者を招待して試乗させた[4]が、諒闇中であったので祝賀会は行われなかった[8]
  • 1924年(大正13年)11月10日 - 皇太子裕仁親王(後の昭和天皇)が行啓のため当駅を利用される[9]
  • 1927年昭和2年)9月1日 - 飛越線の当駅 - 越中八尾駅間が開業[10]。また同日当駅呉羽駅間に田苅屋信号場が開業する[11]。ただし、神通川を渡る当駅-田苅屋信号場間は北陸本線と線路共用。
  • 1934年(昭和9年)10月25日 - 線路名称改定。飛越線が高山本線に編入される[12]
  • 1945年(昭和20年)8月1日 - 富山大空襲により駅舎全焼[13]。同年8月3日まで北陸本線上りは東岩瀬駅、下りは呉羽駅にて折返し運転を行う[14]
  • 1946年(昭和21年)8月5日 - 当駅における闇米取締を発端として朝鮮人による騒擾事件が起る(富山駅前派出所襲撃事件[15]
  • 1947年(昭和22年)11月2日 - 昭和天皇が同日午前7時50分当駅より越中八尾、猪谷方面に出発される[16]
  • 1948年(昭和23年)2月13日- 当駅呉羽駅間の田苅屋信号場を、「田刈屋信号場」と改める[11]
  • 1949年(昭和24年)
    • 3月5日 - 先年12月より着工の富山駅待合室が竣工したので落成式を挙行し、同待合室において同月8日まで生花展覧会を行う[14]
    • 6月1日 - 日本国有鉄道法施行に伴い、日本国有鉄道(国鉄)に継承[17]
    • 7月4日 - 富山駅にて国鉄行政整理反対闘争警戒中の警察官が1名負傷、4名を検挙する[14]
  • 1952年(昭和27年)
    • 1月26日 - 空襲以来バラック建てであった駅舎を本建築とするため着工し起工式を行う[14]
    • 10月30日 - 駅舎の第一期工事を完了し、11月1日より新駅舎において駅務を開始する[14]。2階にはまると百貨店が開業し、3階には物産観光陳列場が開設された[14]
  • 1953年(昭和28年)10月10日 - 同月9日に駅舎の第二期工事が完了したので、国鉄及び富山市主催の落成式を挙行する[14]。第一期及び第二期工事の総工費は1億4千万円であった[14]
  • 1954年(昭和29年)4月20日 - 同年2月4日より着工していた跨線橋が完成した[14]。総工費は376万4千円であった[14]
  • 1955年(昭和30年)10月1日 - 当駅東富山駅間に所在の鍋田操車場の一部使用を開始する[14]
  • 1956年(昭和31年)
    • 11月10日 - 当駅東富山駅間の鍋田操車場を富山操車場と改称し、その第一期工事を完了する[14]。北陸本線の当駅 - 富山操車場(現在の富山貨物駅)間が複線化[18]。同日午前9時35分上り青森発大阪行機関車先頭に「祝富山操車場完成」の紀念幕を掲げ新線を走らせた[14]
    • 11月19日- 当駅呉羽駅間の田刈屋信号場を廃止し[11]、当駅構内に統合(線路共用は変わらず)。
  • 1958年(昭和33年)
    • 3月1日 - 高山本線において準急「ひだ号」の運転を開始し、当駅名古屋間を約5時間で結ぶこととなった[14]
    • 10月16日 - 当駅北口が完成し、同日より出改札の業務を開始する[14]
    • 10月18日 - 昭和天皇が第十三回国民体育大会出席のため、香淳皇后と共に当駅に到着される[19]
  • 1959年(昭和34年)4月17日 - 同日午前9時30分富山駅着下り直江津行において当駅金沢間に初めてディーゼル機関車の試運転を行い、同日より富山大阪間を1日2往復することとなった[14]
  • 1960年(昭和35年)
    • 5月25日 - 同日午前1時40分頃、当駅前百貨店中の食料品店より出火あり、須田ビルはじめ軒並みの商店等14戸3棟を全焼、7戸3棟を半焼する[20]
    • 5月31日 - 北陸本線の呉羽駅 - 当駅間が複線化[18]。高山本線の旧田刈屋信号場-当駅間を分離。
    • 7月1日 - 当駅待合室内に観光案内所を設置する[20]
    • 8月6日 - 当駅改良工事を完了し、同日より新設のホーム等の供用を開始する[20]
    • 12月3日 - 当駅東富山駅間の富山操車場において夜間貨物列車操車中に三重衝突の事故発生、3輌転覆、8輌脱線、死傷者なし[20]
  • 1964年(昭和39年)
    • 10月1日 - 北陸本線のうち、当駅を含む金沢駅 - 富山操車場間が電化交流20,000V・60Hz)、富山大阪間の電化成る[20]
    • 12月25日 - 北陸関西間の特別急行「雷鳥」及び北陸中京間の特別急行「しらさぎ」の営業運転を開始し、同日午后当駅において発車式を行う[20]
  • 1965年(昭和40年)
    • 7月30日 - 当駅東富山駅間の複線化工事を完了し、同日午前9時40分より開通する[20]
    • 10月2日 - 当駅糸魚川間の電化成る[20]
  • 1966年(昭和41年)10月6日 - 神岡線開通、当駅神岡間全通[20]
  • 1969年(昭和44年)5月27日 - 第二十回全国植樹祭出席のため、富山県行幸中の昭和天皇が当駅を利用される[19]
  • 1970年(昭和45年)3月26日 - 当駅前南口地下道完成、市長、駅長等出席して開通式を行う[21]
  • 1971年(昭和46年)4月26日 - 当駅福井間に特別快速列車が設定される[21]。また、同日大阪立山間に急行「立山一号」、新名古屋立山間に名古屋鉄道急行「北アルプス」の乗入れを開始する[21]
  • 1972年(昭和47年)1月28日 - 当駅と岡山駅が姉妹駅となり、同日その調印式を行う[21]
  • 1974年(昭和49年)10月1日- 営業範囲を改正し旅客、荷物及び貨物を扱うものとする[22]
  • 1985年(昭和60年)3月14日 - 従前の立山終着を改め新たに新名古屋発名古屋鉄道特別急行「北アルプス」が当駅への乗入れを開始する[23]
  • 1986年(昭和61年)11月1日 - 営業範囲を改正し荷物(新聞紙を除く)の取扱を廃止する[24]
  • 1987年(昭和62年)
  • 1988年(昭和63年)7月 - 駅舎外壁を改修[23]
  • 1990年平成2年)3月10日 - 富山貨物駅に貨物駅の業務を移管、JR貨物の駅(当駅での貨物の取扱)が廃止[23]。駅正面口西にコンテナホームなどの貨物荷役設備があった。
  • 1997年(平成9年)3月 - 名古屋鉄道の直通特急「北アルプス」乗り入れ中止[23]
  • 2005年(平成17年)10月6日 - 北陸新幹線着工に伴う高架化工事開始[23]
  • 2008年(平成20年)10月20日 - JRの下りホームが仮設ホームに切り替えられ、同時に地下通路が廃止される。
  • 2010年(平成22年)
    • 4月18日 - 同日限りで、富山駅構内の富山地方鉄道本線との連絡線を廃止。
    • 4月19日 - JRの上りホームが仮設ホームに切り替えられ、仮駅舎での営業を開始する[27]
  • 2012年(平成24年)11月17日 - 北陸新幹線開業後に供用すべき駅舎の着工を行う[28]
  • 2015年(平成27年)
    • 3月14日 - 北陸新幹線の長野駅 - 金沢駅間延伸開業に伴い、新幹線富山駅が開業[29][30]。また北陸本線のあいの風とやま鉄道への移管に伴い、在来線富山駅を同社へ移管[31]
    • 3月26日 - あいの風とやま鉄道の駅でICカードICOCA供用開始[32]
    • 4月20日 - あいの風とやま鉄道上り線とJR高山本線ホーム(1-3番)が、高架に切り替えられると共に、2階(中2階)改札口(新幹線連絡口)が供用開始[33]
    • 10月25日 - 今上天皇が第35回全国豊かな海づくり大会出席のため、皇后と共に富山駅を利用される[34]
  • 2016年(平成28年)

電鉄富山駅

戦前の電鉄富山駅(富山電気鉄道株式会社編、『越之国業』、1936年(昭和11年)10月、富山電気鉄道株式会社)
  • 1914年大正3年)12月6日 - 富山軽便鉄道の富山駅 - 笹津駅間の開通と同時に、富山軽便鉄道の富山駅が開業[36]軌間1,067mm、動力は蒸気。
  • 1915年(大正4年)10月24日 - 富山軽便鉄道が富山鉄道に社名を変更[37]
  • 1930年(昭和5年)3月5日 - 富山鉄道が飛越線(現高山線)開業に伴う経営悪化によって富山-笹津間の廃止申請を行う[37]。政府はこれを認めず、飛越線開業に伴う赤字補填方針を打出し、昭和6年度より予算7万円を計上する[37]
  • 1931年(昭和6年)
    • 6月24日 - 富山電気鉄道の富山-上市間の鉄道敷設工事施行が認可される[38]
    • 9月25日 - 電鉄富山-富山田地方駅間竣工[38]
    • 10月3日 - 富山電気鉄道の電鉄富山駅 - 富山田地方駅(とやまでんじがたえき)間が開通し[39]電鉄富山駅が開業。軌間1,067mm、電化(直流1,500V)。
    • 11月7日 - 電鉄富山-滑川間直通運転開始[38]
  • 1933年(昭和8年)
    • 3月17日 - 富山鉄道が富山-堀川新間の富南鉄道に対する譲渡申請を行う[38]
    • 3月31日 - 富山鉄道が富山-堀川新間の譲渡契約を富南鉄道との間に締結する[38]
    • 4月20日 - 富山鉄道が解散し、富山駅 - 堀川新駅間を富南鉄道に譲渡[37]
  • 1937年(昭和12年)4月16日 - 富南鉄道が富山電気鉄道の傘下に入り、同社社長に佐伯宗義が就任する[38]
  • 1941年(昭和16年)12月1日 - 富山電気鉄道が富南鉄道を合併[注 2]。富山駅 - 南富山駅間は同社富南線所属となる[40]
  • 1943年(昭和18年)1月1日 - 富山電気鉄道が富山県内の鉄道会社を合併し、富山地方鉄道に社名変更。電鉄富山駅 - 西三日市駅間が同社の本線となる[注 3]
  • 1945年(昭和20年)8月2日 - 富山大空襲により当駅罹災[38]
  • 1946年(昭和21年)
    • 6月1日 - 電鉄富山駅(富山駅) - 稲荷町駅間のうち旧富南鉄道線の軌道(富南線)が電化され、立山線粟巣野駅までの直通運転を開始[41]
    • 10月31日 - 富山大空襲による戦災により焼失した駅舎を復旧する[38]
  • 1957年(昭和32年)9月1日 - 初めて自動券売機を設置する[38]
  • 1960年(昭和35年)1月7日 - 自動券売機を増設する[38]
  • 1964年(昭和39年)4月10日 - 当駅宇奈月駅間に途中停車なしの特別急行列車運行開始[38]
  • 1967年(昭和42年)11月30日 - 本線の電鉄富山駅 - 電鉄桜井駅(現在の電鉄黒部駅)間がCTC[38]
  • 1968年(昭和43年)6月11日 - 当駅宇奈月駅間の途中停車なしの特別急行列車運行休止[38]
  • 1969年(昭和44年)
    • 4月1日 - 電鉄富山駅 - 宇奈月駅(現在の宇奈月温泉駅)間が本線に改称[38]
    • 4月15日 - 隣駅であった富山田地方駅が廃止される[38]
  • 1970年(昭和45年)5月10日 - 当駅宇奈月駅間及び当駅千寿ヶ原駅間に特別急行列車運行開始[38]
  • 1971年(昭和46年)1月1日 - 定期券専用自動改札機使用開始[43]
  • 1981年(昭和56年)4月1日 - 自動改札機廃止[44]
  • 1985年(昭和60年)
    • 5月5日 - 当駅構内改築工事開始[45]
    • 11月24日 - 当駅構内改築工事完了[45]
  • 1986年(昭和61年)11月1日 - 電鉄富山駅を0.1km東へ移設。
  • 1987年(昭和62年)12月5日 - 電鉄富山駅ビル「エスタ」開業[45]
  • 1990年(平成2年)4月19日 - エスタの改装を行う[45]
  • 1992年(平成4年)11月25日 - 各駅においてヤマト運輸宅急便の受付を開始する[45]
  • 2010年(平成22年)
    • 3月14日 - 駅構内の乗車券センターに、富山市内軌道線に導入されたIC乗車券「ecomyca」の自動チャージ機(積み増し機)を設置[46]
    • 4月18日 - 同日限りで、富山駅構内のJR西日本との連絡線を廃止。
  • 2012年(平成24年)3月17日 - 当駅をはじめ鉄道路線の17駅にecomyca対応の自動改札機を設置、供用を開始する[47]

電鉄富山駅・エスタ前停留場

昭和30年代の富山駅前停留場
  • 1913年(大正2年)9月1日 - 富山電気軌道 本線の富山駅前 - 共進会場前(現在の堀川小泉)間および支線の富山駅前 - 総曲輪(現在の丸の内) - 西町間開業[48]に伴い、同社の富山駅前停留場(とやまえきまえていりゅうじょう)として開業。軌間1,067mm、電化(直流600V)。
  • 1920年(大正9年)
    • 7月7日 - 富山電気鉄道が富山市に対し当該路線の軌道敷設免許及び事業経営権を譲渡する許可を受ける[38]
    • 7月1日 - 富山市に富山市電軌課が発足。富山電気軌道が市に譲渡され、富山市営軌道となる[49]
  • 1921年(大正10年)8月4日 - 富山駅前-西町間の複線化完了[38]
  • 1922年(大正11年)
    • 7月7日 - 富山市営軌道が富山駅乗入軌道の免許を取得[38]
    • 10月13日 - 富山駅構内への乗入れを開始する[38]
  • 1934年頃 - 桜橋 - 富山駅前 - 総曲輪間のルート変更[50]。変更前の富山駅前停留場の位置は現在の富山駅停留場付近(富山駅構内)にあったが、ルート変更で現在地付近(富山駅構外)へ移設された[51]
  • 1936年(昭和11年)10月13日 - 富山駅構内乗入線が開通し富山駅前停留場を移設。富山駅構内に再度乗入れ[52]
  • 1943年(昭和18年)
    • 1月1日 - 路線譲渡により富山地方鉄道の停留場となる[53]
    • 11月29日 - 富山駅構内乗入線廃止、路盤撤去[54]
  • 1945年(昭和20年)
    • 8月2日 - 富山大空襲の戦災により休止[41]。車輌及び軌道は全滅した[55]
    • 9月16日 - 富山駅前-南富山駅間に代行バスの運行を開始する[38]
  • 1946年(昭和21年)1月14日 - 南富山駅前 - 富山駅前間復旧に伴い営業再開[56]。午前7時より午后6時まで4車輌で15分間隔の運行であった[14]
  • 1949年(昭和24年)3月15日 - 富山駅前 - 旅篭町間復旧に伴い総曲輪方面営業再開[56]
  • 1954年(昭和29年)4月1日 - 笹津線の富山駅前乗入れを開始する[38]
  • 1967年(昭和42年)10月10日 - 笹津線の富山駅前乗入れを廃止する[38]
  • 1970年(昭和45年)4月8日 - 富山駅前-南富山駅間のワンマン化を実施する[21]
  • 1988年(昭和63年)5月1日 - 接近表示装置を設置する[45]
  • 1997年(平成9年)8月12日 - 南富山駅行富山駅前停留場の拡幅を行う[45]
  • 2015年(平成27年)3月14日 - 富山市内軌道線の富山駅 - 電鉄富山駅・エスタ前間開通。富山駅停留場との混同を避けるため電鉄富山駅・エスタ前停留場(でんてつとやまえき・エスタまえていりゅうじょう)に改称[57][58]

富山駅停留場

  • 2015年(平成27年)3月14日 - 富山地方鉄道富山市内軌道線の富山駅 - 電鉄富山・エスタ前間開通に伴い、富山駅停留場が開業[57][58]

富山駅北停留場

  • 1927年(昭和2年)12月15日 - 富岩鉄道の貨物支線 富山駅 - 富山口駅間が開通し、同社の富山駅が開業[59]。当時は貨物中継のみ[59]。当初から電化されており、架線電圧は直流600Vだった。
  • 1928年(昭和3年)7月11日 - 富岩鉄道の富山駅が旅客営業開始[60]
  • 1938年(昭和13年)
    • 5月26日 - 富山市が富山駅-日曹工場前駅間の鉄道敷設免許を取得する[38]
    • 8月24日 - 富山市営鉄道運河線(貨物線)の富山駅 - 日曹工場前駅(後の奥田駅)間が開業し、富岩鉄道がこれを借受する[61][62]
  • 1940年(昭和15年)5月6日 - 富山駅-日曹工場前駅間の電化が認可される[38]
  • 1941年(昭和16年)12月1日 - 会社合併に伴い富岩鉄道線を富山電気鉄道が譲受し、また富山市営鉄道運河線を同社が借受して、合せて同社の富岩線とする[37]
  • 1942年(昭和17年)12月7日 - 1938年(昭和13年)8月富山市に対して免許され、富岩鉄道(のちに富山電気鉄道)が借受していた富山市営鉄道運河線(貨物線)の富山駅 - 日曹工場前駅間が、富山電気鉄道に対して譲受される[63]
  • 1943年(昭和18年)
    • 1月1日 - 富山電気鉄道が富山地方鉄道に社名変更[64]
    • 6月1日 - 富山地方鉄道富岩線が国有化、国有鉄道富山港線となる[65]
  • 1949年(昭和24年)6月1日 - 日本国有鉄道法施行に伴い、日本国有鉄道(国鉄)に継承[17]
  • 1959年(昭和34年)11月2日 - 富山港線貨物支線 富山駅 - 奥田駅間の電気運転休止。
  • 1960年(昭和35年)2月24日 - 富山港線貨物支線 富山駅 - 奥田駅間の電気運転廃止[23]
  • 1967年(昭和42年)3月30日 - 富山港線の架線電圧を直流1,500Vに昇圧[64]
  • 1984年(昭和59年)2月1日 - 富山港線貨物支線 富山駅 - 奥田駅間が廃止[66]
  • 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化に伴い、西日本旅客鉄道(JR西日本)・日本貨物鉄道(JR貨物)に継承[37][64]
  • 2006年(平成18年)
    • 3月1日 - JR西日本富山港線が廃止[61]。再開業までは代替バスを運行。
    • 4月29日 - JR西日本富山港線が富山ライトレールに移管され、再開業[67]。架線電圧を直流600Vに降圧。富山駅北停留場(とやまえききたていりゅうじょう)開業[23]。JR西日本(現あいの風とやま鉄道)富山駅北口仮駅舎内に出札窓口(ポートラムショップ富山駅北)、IC乗車券「Passca」カード販売機及びチャージ(入金)機設置。
  • 2010年(平成22年)3月14日 - チャージ(入金)機において、富山地方鉄道のIC乗車券「ecomyca」との相互利用を開始[68]

駅構造

JR西日本(北陸新幹線)

JR 富山駅
とやま
Toyama
黒部宇奈月温泉 (33.8 km)
(18.9 km) 新高岡
所在地 富山県富山市明輪町1-227
北緯36度42分4.4秒 東経137度12分47.4秒 / 北緯36.701222度 東経137.213167度 / 36.701222; 137.213167 (富山駅)座標: 北緯36度42分4.4秒 東経137度12分47.4秒 / 北緯36.701222度 東経137.213167度 / 36.701222; 137.213167 (富山駅)
所属事業者 西日本旅客鉄道(JR西日本)
所属路線 ■北陸新幹線
キロ程 286.9km(高崎起点)
東京から391.9 km
電報略号 トヤ
駅構造 高架駅
ホーム 2面4線
開業年月日 1899年明治32年)3月20日
備考 直営駅
みどりの窓口
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3階に島式2面4線のホームを持つ高架駅である。通過線はなく、可動式安全柵が設置されている[69]。改札口は1階南北自由通路からの「中央改札口」と、駅中商業施設の「とやマルシェ」内から通じる「2階(中2階)改札口」の2ヶ所で、2015年4月20日に、あいの風とやま鉄道並びにJR高山線の上り線ホーム(1-3番)を高架に切り替えたのを機に、新幹線2階(中2階)改札口に隣接して在来線の改札口が設置された[70]。これにより両鉄道が交互利用できると共に連絡改札口となる。なお連絡口として利用の場合、それぞれの改札を一旦出て隣の改札を利用することとなる[71][72]。併せて、新幹線2階改札口と在来線改札口との間に通行券発券機を設置し、新幹線下車客はこの通行券によりあいの風とやま鉄道富山駅構内を通過して北口への通り抜けが可能となっている[73]。また、北口側から新幹線に乗車する場合は、新幹線乗車券をあいの風とやま鉄道富山駅北口で提示することで、中央改札口経由、2階改札口経由のいずれでも構内通り抜けが可能となっている[74]。また2016年2月18日まで、あいの風とやま鉄道富山駅構内の通り抜けは、新幹線利用客のみであると共に、北口には新幹線の乗車発券機がないため、新幹線乗車券を持たない客は今まで通り、一旦地下道を通り南口へ抜け乗車券を購入しなければならなかったが、JR西日本は富山県の改善要請を受け、2016年2月より北口に、新幹線の切符を購入できる「みどりの券売機」の設置を2015年11月19日に表明[75]、2016年2月19日朝より運用を開始し、あいの風とやま鉄道が高架化し南北通路(中央コンコース)が繋がる2019年頃まで利用される [76]

のりば

のりば 路線 方向 行先
11・12 ■ 北陸新幹線 上り 長野東京方面
13・14 下り 金沢方面
(一部当駅始発11番のりば)
  • 発車メロディは、「富山のガラスと水」をイメージしたオリジナル曲(須藤晃作曲)を採用した[77]
  • 開業時点のダイヤにおいては、「かがやき」「はくたか」の定期列車はすべて主本線である12番のりば・13番のりばを使用し、副本線である11番のりばと14番のりばは基本的に金沢駅からの「つるぎ」の折り返しに使われている。

あいの風とやま鉄道・JR西日本(高山本線)

あいの風とやま鉄道 富山駅
富山駅北口(2007年6月2日)
とやま
Toyama
所在地 富山県富山市明輪町1-227
所属事業者 あいの風とやま鉄道あいの風とやま鉄道
西日本旅客鉄道(JR西日本)
電報略号 トヤ
駅構造 高架駅(上り線・高山本線)
地上駅(下り線)
ホーム 1面3線(高架ホーム)
2面3線(地上ホーム)
乗車人員
-統計年度-
14,375***人/日(降車客含まず)
-2014年-
開業年月日 2015年平成27年)3月14日*
乗入路線 2 路線
所属路線 あいの風とやま鉄道線
(あいの風とやま鉄道)
キロ程 41.6km(倶利伽羅起点)
金沢から59.4km
米原から236.0 km
呉羽 (4.8 km)
(6.6 km) 東富山**
所属路線 高山本線(JR西日本)
キロ程 225.8km(岐阜起点)
猪谷から36.6 km
西富山 (3.6 km)
備考 共同使用駅(あいの風とやま鉄道の管轄駅)
直営駅
* 北陸新幹線開業による並行在来線の経営分離により。
** この間に富山貨物駅有り(当駅より2.8km先)。
*** 2015年3月14日〜2015年3月31日はJR西日本とあいの風とやま鉄道の乗車人数の合算。
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あいの風とやま鉄道が管轄する在来線の富山駅は、切欠ホーム1線を加えた島式ホーム1面3線の高架ホームと、島式ホーム1面2線・単式ホーム1面1線の計2面3線の地上ホームを有する。

あいの風とやま鉄道による直営駅である。北口についてはJR時代から引き続いてジェイアール西日本金沢メンテック業務委託されているが、あいの風とやま鉄道の管理下となったためみどりの窓口・みどりの券売機・JR券売機は撤去されている。なお、高山本線に関してはあいの風とやま鉄道では猪谷までしか購入できないので、その先まで乗車する場合は南口の新幹線の窓口もしくは指定席券売機で購入するか、下車駅で乗り越し精算を行う必要がある。また回数券、定期券購入の場合も同様である。

JR北陸本線時代は、特急「サンダーバード」「しらさぎ」「おはようエクスプレス」「はくたか」「北越」の停車駅でもあった。

富山港線廃止前は4面8線を有した。富山港線は7・8番のりばが使われていたが、同線が廃止された2006年3月1日より使用が中止され、ホームは解体された。3番のりばは2番・4番のりばホームの高山方を切り欠いて設置されている。かつては西3番のりばと呼ばれ、その後西ホームと改称、さらに3番のりばとなった。その際、旧来の3番のりば以降は一つずつ繰り上がった。

のりば

2015年5月時点でののりば構成は下表の通り。在来線の金沢方面が「上り」なのと反対に、北陸新幹線では東京方面が「上り」になる[注 4]

配置 のりば 路線 方向 行先
高架 1・3 あいの風とやま鉄道線 上り 高岡金沢方面
JR高山本線 - 越中八尾高山方面
2 - 越中八尾・高山方面
地上 4・5・6 あいの風とやま鉄道線 下り 魚津糸魚川方面

跨線橋にはのりば番号のみ記載された案内板があるが、○○方面などと明記されていないため、初めて訪れた場合分かりにくい。これは地上駅時代、始発・終着列車が非常に多く、魚津方面の列車は2番、4番、5番、6番のりばに停車するなど各のりばが方面別に厳密には分けられていなかったためである。なお、各ホーム上に発車標は未設置となっていたため、跨線橋にはプラズマディスプレイ式の発車標が設置されている。

2015年4月20日の上り線高架切り替え後は、1番のりばが「あいの風とやま鉄道線(上り)」、2番のりばが「高山本線専用」、3番のりばが「高山本線・あいの風とやま鉄道線(上り)共用」とされている[31]が、実際には1番のりばにも高山本線の列車が発着している[注 5]。一方、地上に残された4・5・6番ホームは下り専用となり、のりば毎の発着方面はある程度固定された[78]。また、高架化された1・2・3番ホームには発車標が設置されている。

また現在、駅中商業施設の「とやマルシェ」内から通じる「2階(中2階)改札口」は、これまでの新幹線改札口に加え、4月20日よりあいの風とやま鉄道の改札口も設けられ、新幹線、在来線両鉄道を利用できるほか、両鉄道の連絡口としても機能する[31][79]

高架化工事に伴う変遷

以前は各のりばは全のりばを連絡する地下道と全のりばと北口を連絡する跨線橋によって結ばれていた。1番のりばの中央部に正面改札、跨線橋の北の突き当たりに北口改札、跨線橋の南の突き当たりに改札業務のみのとやま駅特選館駅ビル)改札があった。富山港線が廃止された2006年3月1日から北口の仮駅舎供用前の2007年3月17日までは、地下道は全のりばおよび北口を連絡、跨線橋は全のりばを連絡していた。富山港線廃止前の2006年2月28日までは、地下道は全のりばおよび北口を連絡、跨線橋は1 - 6番のりばを連絡していた。

北口は、北陸新幹線の開業に伴う連続立体交差事業の工事のため、2007年3月18日より仮駅舎を利用している。今までの北口駅舎の西隣にある。3階建てでミニコンビニもある。北口からホームへは地下道が連絡していたが、仮駅舎の供用開始により跨線橋が連絡することになった。

2008年10月20日、北陸本線下り線および上り線の一部の線路切替が実施され、4 - 6番のりばが仮設ホームに移転されるとともに、地下道は廃止された。地下道の廃止により、各ホーム間の通路は跨線橋のみとなった為、特に朝の通勤時間帯には跨線橋が混雑するようになり、問題となっている[80]

2010年4月19日には、正面口駅舎も従来の駅舎の約90m西隣に設けられた仮駅舎に切り替わっている。同時に残る線路の切り替えも行われ、1 - 3番のりばも、先行して移転していた下り線の南側に設けられた仮設ホームへ移った。跨線橋の一部も従来の1 - 3番のりばを跨ぐように架け直された。とやま駅特選館に直結する改札は2011年11月より閉鎖されている[81]

北陸新幹線開業および在来線のあいの風とやま鉄道への移管と同時に、在来線の正面口も新幹線中央改札口の斜め横に移転し、前述の仮駅舎は使用を停止した。なお、2015年4月20日には、1-3番のりばの高架ホームが供用開始となった[31][82]

富山地方鉄道 電鉄富山駅

電鉄富山駅
ホームで発車を待つ列車(2014年9月20日)
でんてつとやま
Dentetsu-Toyama
(1.6 km) 稲荷町
所在地 富山県富山市桜町一丁目1-1
所属事業者 富山地方鉄道
所属路線 本線
不二越線上滝線直通含む)
キロ程 0.0 km(電鉄富山起点)
駅構造 地上駅
ホーム 3面4線
乗車人員
-統計年度-
3,702人/日(降車客含まず)
-2014年-
開業年月日 1931年昭和6年)10月3日[注 6]
備考 直営駅
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富山地方鉄道本線の電鉄富山駅は、JR富山駅の正面口前広場に面している。乗り換えには一旦駅舎の外に出る必要があり、当駅の列車とJR(新幹線・在来線)、あいの風とやま鉄道線、富山ライトレールそれぞれ相互の乗換時間は約15分と案内されている[83]。乗り換え通路には上屋があり雨に晒されることはない。駅名は富山地方鉄道の前身にあたる富山電気鉄道時代の駅名をそのまま引き継いでいる。

頭端式ホーム3面4線を有する地上駅で、改札口はJR富山駅側の1つだけであるが、出入口はJR富山駅向けの西側のほか、地鉄ビル駐車場向けの東側にもある。終日駅員が配置されているが[84]、駅員による乗車券発売時間は7時から20時までに限られる[85]。 かつては、JR富山駅1番のりばから富山地方鉄道本線へ交直変換のデッドセクション付きの連絡線が存在し、1990年代には「スーパー雷鳥立山」、「サンダーバード宇奈月」などの列車名で、いずれも臨時列車扱いで付属編成のJRからの特急の直通列車が入線したほか、国鉄時代の1970年代から1980年代にかけては475系電車を使った急行「立山」やキハ58系気動車を使った急行「うなづき」・「むろどう」(いずれも線内は特急扱い)、名鉄車両のディーゼル特急「北アルプス」も入線したことがある。電鉄富山駅においてこれら乗り入れ列車に乗降する際は、同駅の改札内から富山駅1番のりばに通じる連絡通路を通り、富山駅1番のりばを利用することができた。

1999年11月に乗り入れ列車は廃止され、その後は検測車がJRより不定期で入線する程度となり、連絡通路も閉鎖された。2010年4月、富山駅高架化工事に伴いこの連絡線は廃止されている。

ICカード用自動改札機設置

2012年3月17日より市内電車(路面電車)・路線バスに導入されていたICカード富山地方鉄道の電車線でも導入された。それに伴い、改札にICカード用自動改札機が3台設置された。ただし使用できるICカードは「ecomyca(えこまいか)」と「passca(パスカ)」のみである(ICOCAなど交通系ICカード全国相互利用サービス対象カードは利用できない)。ICカードを使用し、鉄道線を利用すると、運賃が10%割引になる。

のりば

のりば 路線 行先
1 - 4 本線 上市中滑川電鉄魚津電鉄黒部宇奈月温泉方面(特急「うなづき」含む)
立山線 岩峅寺千垣立山方面
不二越線・上滝線 南富山上滝大川寺方面

駅ビル

電鉄富山駅には1987年(昭和62年)12月5日にオープンした「ESTA(エスタ)」(駅ビル)があり、地上部にはロッテリアなどの飲食店や富山地鉄ホテルなどが、地下にはスーパーマーケット『アルビス』が入居している。エスタの名称は一般公募によるもので、スペイン語で駅を意味するエスタシオン(estacion)と、英語の "Enjoy Shopping Terminal Area" の頭字語を掛けている[86]。昭和63年度富山県建築賞に入選した[87][88]

富山地方鉄道 電鉄富山駅・エスタ前停留場

電鉄富山駅・エスタ前停留場*
電鉄富山駅・エスタ前停留場
でんてつとやまえき・えすたまえ

Dentetsu-Toyamaeki・Esta-mae -
所在地 富山県富山市桜町一丁目
所属事業者 富山地方鉄道
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
開業年月日 1913年大正2年)9月1日
乗入路線 3 路線
所属路線 富山市内軌道線(本線)
キロ程 3.6 km(南富山駅前起点)
地鉄ビル前 (0.3 km)
所属路線 富山市内軌道線(支線)
キロ程 0.0 km(電鉄富山駅・エスタ前起点)
(0.3 km) 新富町
所属路線 富山市内軌道線(富山駅南北接続線)
キロ程 0.0 km(電鉄富山駅・エスタ前起点)
(0.2 km) 富山駅
* 2015年(平成27年)3月14日に富山駅前停留場から改称。
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富山地方鉄道富山市内軌道線の電鉄富山駅・エスタ前停留場は、JR富山駅正面口前の富山県道22号富山停車場線上にある。

相対式ホーム2面2線を有する地上駅(停留場)で施設はホームだけで待合室や上屋はない。

当停留場を境に地鉄ビル前方面(上り)が本線、新富町方面(下り)が支線となっている。かつては1系統の始発終着停留場になっていたが、富山駅停留場開設に伴い延長された。その名残で他停留場よりもホーム長をとっており、ポイントも設置されている。それを利用して南富山駅前方面のホームは終日、大学前方面のホームは朝ラッシュ時、降車用と乗車用で停車位置を分けている。

電鉄富山駅・富山駅北駅から乗り継ぐ場合、当停留場と富山駅停留場までがほぼ同じ道のりとなる。電鉄富山駅からの乗り換えは比較的容易だが、富山駅北駅からの乗り換えは富山駅北口から地下通路を通る必要があり、300mほど歩くことになる。

富山地方鉄道 富山駅停留場

富山駅停留場
富山市内軌道線の富山駅停留場
とやまえき
Toyama Sta.
(0.4 km) 新富町
所在地 富山県富山市明輪町
所属事業者 富山地方鉄道
所属路線 富山市内軌道線(富山駅南北接続線)
キロ程 0.2 km(電鉄富山駅・エスタ前起点)
駅構造 地上駅
ホーム 3面2線
開業年月日 2015年(平成27年)3月14日
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富山地方鉄道富山市内軌道線(富山駅南北接続線)の富山駅停留場は、2015年(平成27年)3月14日よりJR富山駅高架下に新規設置された停留場

北陸新幹線開通による富山駅連続立体化工事の進展にあわせ、高架下に当停留場を設置し、富山地鉄接続点までの0.16kmが2014年3月14日に開通した[89][90]。この開通区間は富山市が軌道施設を建設・保有し、富山地方鉄道が車両の保有および運行を行う上下分離方式となる[91]

平日朝の大学前行1本を除く富山市内軌道線の全列車が当停留場に停車する[92]。3面2線の構造で、東側ホームが1番線、中央ホームが2番線と3番線、西側ホームが4番線となる。各ホームで乗降分離が図られ、1番線が南富山方面(乗車専用)、2番線が降車専用、3番線が大学前方面・環状線(乗車)、4番線が降車専用となる[93]

2014年(平成14年)6月2日、富山地方鉄道は富山駅の高架下に新設する新停留場の名称を、「富山駅停留場」とすることを正式決定し発表した[57]。また2015年(平成27年)2月2日、富山地方鉄道と富山市は、乗客が既にある富山駅前停留場と、新設する富山駅停留場とを混同する恐れが生じるため、富山駅前停留場の改称を発表し、同年3月14日より前述のとおり「電鉄富山駅・エスタ前停留場」に改称した[58]

2015年(平成27年)3月14日に、富山駅連続立体化工事事業の内JR富山駅南側の一部高架化完成に伴い、まず富山駅停留場を含む第1期区間(約160m)が開業し、富山地方鉄道の市内電車が新幹線高架下の富山駅停留場に乗り入れを開始した[94]。富山ライトレール富山港線についても当停留場まで延伸し、富山市内軌道線と直結される予定であり、富山ライトレールが乗り入れる北側の第2期区間は、あいの風とやま鉄道(北陸本線)とJR西日本高山本線の高架化工事の完成後に整備され[93]、2013年の時点では2018年度(平成30年度)の完成を目指すとしていた[95][96]。2015年12月4日、国土交通省は富山市と富山ライトレール・富山地方鉄道から出されていた軌道運送高度化実施計画の変更を12月7日付で認めると発表した[97]。これによると、軌道延伸工事は2019年度(平成31年度)[98]、富山ライトレールの複線化も含めた事業の完成は2020年度(平成32年度)の予定となっている[99]


富山ライトレール 富山駅北停留場

富山駅北停留場
富山駅北停留場の外観
とやまえききた
Toyamaekikita
所在地 富山県富山市牛島町24-3
所属事業者 富山ライトレール
所属路線 富山港線
キロ程 0.0 km(富山駅北起点)
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
開業年月日 2006年平成18年)4月29日
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富山ライトレールの富山駅北停留場は、JR富山駅北口の正面に位置する。頭端式ホームを有する地上駅で、東側にある単式ホームと中央にある島式ホームとで構成された2面2線である。そのため、上り列車の到着直後に下り列車を発車させることができる。

単式ホームは降車専用で番線の表記はなく、島式ホームは東側が1番線で西側が2番線である。2番線は平日朝ラッシュ時のみ使われる。駅正面口とのアクセスは地下通路を利用するが、この出入り口は当停留場に隣接している。

のりば

ホーム 路線 行先
1 - 2 富山港線 岩瀬浜方面

駅弁

JR西日本富山駅及びあいの風とやま鉄道富山駅で販売される主な駅弁は下記の通りである[100]

  • ますのすし(一重)
  • ますのすし(二重)
  • ますのすし小箱
  • ますのすし小丸
  • 特選ますのすし
  • ぶりのすし
  • ぶりのすし小箱
  • ますぶりすし重ね
  • ますとぶり小箱
  • 富山味づくし
  • 富山湾弁当
  • つるぎ
  • 三色ちらし弁当

利用状況

  • JR西日本 - 2014年度の一日平均乗車人員は14,375人である。金沢支社管内では金沢駅に次いで2番目に多い。
  • 富山地方鉄道 - 2014年度の一日平均乗車人員は3,702人である。同社の駅では利用者が最も多い[101]

「富山県統計年鑑」「富山市統計書」によると、1日の平均乗車人員の推移は以下の通りである[102][103]

年度 JR西日本 富山地方鉄道
1日平均
乗車人員
1日平均
乗降人員
1日平均
乗車人員
2002年 17,790 6,874
2003年 17,952 6,452
2004年 17,419 3,192
2005年 17,106 3,260
2006年 16,611 3,304
2007年 16,729 3,294
2008年 16,699 3,272
2009年 16,207 3,229
2010年 15,867 3,312
2011年 15,746 3,392
2012年 15,767 6,709 3,453
2013年 15,967 6,894 3,473
2014年 14,375 6,912 3,702

駅周辺

富山駅正面口駅舎(2015年3月16日)
富山駅北口前(2007年6月2日)

南口は、第二次世界大戦後、富山の表玄関として発展してきた。北口は、長い間「駅裏」と呼ばれていたが[104]、近年の再開発により、新しい富山の玄関として整備された(現在は「駅北」とも呼ばれている)[104]

また、駅周辺には富山市の自転車共同利用システム・アヴィレのステーションが複数設置されている[105]

南口(正面口)

北口

バス

南口にバスターミナルがあり、富山地方鉄道(地鉄バス)が周辺各地への路線バスを運行させている[106]。北陸新幹線の開業に伴う新JR駅舎の供用開始に伴い、平成27年3月14日より富山駅南口のバスのりばが再度移転となり、スペース等の問題で分散していた富山地方鉄道のバスのりばが集約された[107]。ただし、一部路線は北口を経由する。

南口バスターミナル

  • 1番のりば:高速バス(長距離便)
  • 2番のりば:高速バス(中距離便)、特急バス、定期観光バス
    • 富山 - 金沢線(富山地方鉄道、北鉄金沢バス
    • 富山 - 城端線(富山地方鉄道)
    • 富山 - 神岡・新穂高・平湯温泉線(富山地方鉄道、濃飛バス)
    • 富山ぶりかにバス(新湊・氷見方面)
    • 富山市内周遊ぐるっとBUS〔富山市内定期観光バス〕(富山地方鉄道)
    • 富山 - 室堂線、富山 - 有峰線(夏山バス)※夏季のみの運行
    • この他、長距離高速バスの続行便でも使用される。
  • 3番のりば:10番台系統(小杉、高岡、新湊、四方(布目経由)方面)
  • 4番のりば:70番台系統(新庄、針原、水橋、滑川方面)、80番台系統の一部(米田、済生会病院方面)
  • 5番のりば:30番台系統の一部(笹津、猪谷方面)、40番台系統(南富山、辰尾団地、福沢、国立高専方面)
  • 6番のりば:20番台系統(有沢、速星、八尾、山田方面)、30番台系統の一部(富山空港方面)、50番台系統(大泉、五百石(大泉経由)、不二栄町方面)
  • 7番のりば:80番台系統の一部(興人団地方面)、90番台系統(新桜谷町、四方(八幡経由)方面)、富山駅北口・赤十字病院方面

その他南口バス乗り場

  • 8番のりば:60番台系統(石金・中央病院・藤の木・五百石(石金経由)方面)
  • CiC前
    • 降車場(富山駅前が終点となるバス)
    • まいどはや(富山市コミュニティバス)中央ルート
  • 北陸銀行
  • 北陸銀行向かい
    • まいどはや清水町ルート
  • ホテルアルファーワン
    • 富山駅西停留所:まいどはや中央ルート
  • 地鉄ビル前(実際は地鉄本社よりやや駅寄り)
    • まいどはや清水町ルート

北口ロータリー

一部の路線バスのほか、ツアーバスから転換された高速バスが発着する。

  • 1番のりば:赤十字病院、興人団地方面
    • 東京駅(鍛冶橋駐車場)・桜木町駅行「JAMJAMライナー」(ジャムジャムエクスプレス)
    • 新宿駅西口・東京駅(鍛冶橋駐車場)・東京ディズニーランド行「オリオンバス」(オー・ティー・ビー
    • 新宿駅西口・東京ディズニーランド行(中日本エクスプレス)
    • 新宿駅西口・桜木町駅行「キラキラ号」(桜交通
  • 2番のりば:藤の木、不二栄町方面
  • 3番のりば:国立高専方面
  • 4番のりば:アピタ東店方面
    • 新宿駅西口・二俣新町駅行「さくら高速バス」(桜交通)
    • 新宿駅西口行「KBライナー」(三栄交通・千葉みらい観光バス)

高架化と周辺整備事業

北陸新幹線関連工事に合わせ、富山駅周辺1.8km連続立体交差事業が行われている[108][109]。JR在来線を一旦北側に移設し、高架化する工事が2005年10月6日に開始された。合わせて、富山地方鉄道の電鉄富山駅を含む1.0kmも高架化する。なお、新幹線ホームは2面4線が在来線ホームの南側(駅正面側)に建設され、在来線ホームが2面5線(うち1線は切欠ホーム)、電鉄富山駅ホームが2面2線となる予定。また、かつての富山駅構内と富山地方鉄道線を結んでいた連絡線は高架化後も新たに敷設される方向で検討されている[要出典]

北陸新幹線 富山駅高架下にも『きときと市場とやマルシェ』『クラルテ』 と言う名称で商業施設が設置された[110]

北口は多目的広場に、南口は南北の交通の連絡を便利に、高架下に整備される西口は交通広場に整備されていく予定[111]。駅高架化と同時に行われる駅周辺の整備工事によって南北連絡道路を建設、富山ライトレールと現在の富山地方鉄道富山市内軌道線を連結し、直通運転する計画である。また、先述の連絡線を活用し、あいの風とやま鉄道線(JR西日本時代は北陸本線)などの在来線と富山地方鉄道で再び相互乗り入れする案もある[112]

隣の駅

※JR西日本の新幹線各列車ならびに特急「ひだ」、あいの風とやま鉄道の「あいの風ライナー」の隣の停車駅については、各列車記事を参照。

西日本旅客鉄道(JR西日本)
■ 北陸新幹線
黒部宇奈月温泉駅 - 富山駅 - 新高岡駅
高山本線
西富山駅 - 富山駅
あいの風とやま鉄道
あいの風とやま鉄道線
呉羽駅 - 富山駅 - 東富山駅
※なお、当駅と東富山駅の間には、日本貨物鉄道貨物駅として富山貨物駅がある。
富山地方鉄道
本線
特急
電鉄富山駅 - 寺田駅
快速急行(当駅始発)
電鉄富山駅 → 寺田駅
快速急行(当駅終着)
電鉄富山駅稲荷町駅
急行
電鉄富山駅 - 稲荷町駅
普通
電鉄富山駅 - 稲荷町駅
不二越・上滝線
普通
電鉄富山駅 - 稲荷町駅
富山市内軌道線(本線・支線)
新富町停留場 - (支線接続点) - 電鉄富山駅・エスタ前停留場 - 地鉄ビル前停留場
富山市内軌道線(富山駅南北接続線)
富山駅停留場 - (支線接続点)
富山ライトレール
富山港線
富山駅北停留場 - インテック本社前停留場

かつて存在した路線

西日本旅客鉄道(JR西日本)
富山港線(旧線)
富山駅 - 富山口駅
日本国有鉄道(国鉄)
富山港線(貨物支線)
富山駅 - 奥田駅

脚注

注釈

  1. ^ 南富山駅から先の上滝線と一体で「不二越・上滝線」と案内される。
  2. ^ 従前の富南鉄道富山駅は電鉄富山駅に統合されたものと考えられるが、その時期は不詳。昭和23年5月調『鉄道要覧』の富山地方鉄道の欄には、富南鉄道を合併した「富山、南富山」と、富山電気鉄道が開業した「電鐵富山、富山田地方」の両区間がこの表記で併記されており、この時点では富山地方鉄道富山駅と電鉄富山駅が併存していたと考えられる。また、昭和33年度『私鉄要覧』(昭和33年10月1日現在)では、前者は「電鉄富山、南富山」に改められており、この時点では電鉄富山駅に統合されていたと考えられる。
  3. ^ このとき富南線の一部と旧富山県営鉄道線を合わせた稲荷町駅 - 堀川新駅・南富山駅(同年6月に駅名統合[41]) - 粟巣野駅間を「立山線」とした[40]が、非電化の富山駅 -(旧富南鉄道線の軌道)- 稲荷町駅 - 堀川新駅間については引き続き富南線として南富山駅以東と区別することがあった[42]
  4. ^ 北陸自動車道は在来線と同じように、金沢方面が「上り」、新潟方面が「下り」となっている。
  5. ^ JRおでかけネットの富山駅時刻表における発車番線の記載による。2015年5月時点では14:44発の越中八尾行きが該当。
  6. ^ 本文#電鉄富山駅記載のとおり、のちに富山鉄道、富南鉄道を経て当駅に統合されたと考えられる富山軽便鉄道の富山駅の開業は1914年大正3年)12月6日だが、平成26年度『鉄道要覧』は電鉄富山 - 富山田地方間の開業日を富山電気鉄道線開業の昭和6年10月3日と記載しており、寺田裕一『改訂新版 データブック日本の私鉄』(2013年ネコ・パブリッシング)でも同日を当駅の開業日としている。なお、昭和44年度『私鉄要覧』では、本線とは別に立山線(現不二越線)電鉄富山 - 稲荷町間(本線と異なり、中間に富山田地方駅が置かれなかった)を別途記載しており、そちらでは同区間を含む電鉄富山 - 南富山間の開業日を大正3年12月6日としていた。

出典

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関連項目

外部リンク