コンテンツにスキップ

許昕

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。125.205.76.98 (会話) による 2016年8月18日 (木) 10:19個人設定で未設定ならUTC)時点の版であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。


許 昕
基本情報
生年月日 (1990-01-08) 1990年1月8日(34歳)
選手情報
最高世界ランク 1位
利き腕
グリップ 中国式ペンホルダー
ラケット インテンシティNCT
フォア面ラバー 天極NEO3(テンキョクNEO3)
バック面ラバー TENEGY64(テナジー64)
戦型 ドライブ主戦型
ITTFサイト WTTプロフィール
■テンプレート ■プロジェクト:卓球 ■選手一覧
獲得メダル
中華人民共和国の旗 中国
男子卓球
世界選手権
2009 横浜 男子ダブルス
2010 モスクワ 男子団体
2011 ロッテルダム 男子ダブルス
2012 ドルトムント 男子団体
2013 パリ 男子シングルス
2014 東京 男子団体
2015 蘇州 男子ダブルス
2015 蘇州 混合ダブルス
許 昕
各種表記
繁体字 許 昕
簡体字 许 昕
拼音 Xŭ Xīn
和名表記: きょ きん
発音転記: シュー・シン
テンプレートを表示

許 昕(きょ きん、シュー・シン、1990年1月8日 - )は、中国江蘇省徐州出身の卓球選手。馬龍張継科と共に中国のトップ3として活躍している。2013年1月にはその2人を抜いて世界ランキング1位になった。

2011年の第51回世界卓球選手権個人戦の男子ダブルスで馬龍とのペアで陳玘馬琳組を決勝で破り優勝した[1]

シングルスのみに絞り第1シードで迎えた2013年の第52回世界卓球選手権個人戦であったが、準々決勝で松平健太に勝ったあと、準決勝で張継科にストレートで敗れ銅メダルに終わった。

プレースタイル

長い手足を生かした回転量の多いドライブと俊敏なフットワークが持ち味で、ラリー戦に強い。中陣へ下がり打点を落としたドライブを連打する事が多いが、プレー位置は広く前・中・後どこでも戦える選手である。身体能力が非常に高く、普通の選手では届かないようなボールに飛びついて返球したりというスーパープレイをしばしば見せる。ロビングからの反撃も得意。またバックに来たボールはほぼ全て裏面打法で返球する。

台上プレーも上手く、フォアハンドのピタッと止まるストップや裏面打法によるチキータが得意。稀に"フォアハンド版チキータ"とも言える彼独特のフリックレシーブを使う。

左利きであることを生かし、ダブルスも得意である。


主な戦績

脚注

  1. ^ 世界卓球、女子単は丁寧が初優勝 中国勢対決制す”. 共同通信 (2011年5月15日). 2012年3月31日閲覧。