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ソフラン (柔軟剤)

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ソフラン(Soflan)は、ライオンから発売されている柔軟剤。1976年10月発売。ブランド名は「ソフトでランランな気分」から。

ソフラン以前

それ以前のライオンの衣類用柔軟仕上げ剤は、「ライオンソフター」が発売されていた。

商品ラインアップ

ふんわりソフラン(旧 ソフラン1/3・ソフランC)
2005年(平成17年)に発売した3倍濃縮柔軟剤で、「センイふんわりソフランC」を改名、ボトルデザインを新しくしたものである。過去には「ソフラン1/3」、「ソフランC」の名で販売されていた。ふんわりソフランのパッケージには「肌にやさしいやわらかさ」の字が書かれており、従来タイプのソフランSでも同じように書かれている。
歴史
1987年にライオンは濃縮タイプの柔軟剤「ソフラン1/3」を発売した。これは、従来タイプのものより濃度を3倍濃くしたもので、容器のスペースをとらないため人気を得た。これを境にして濃縮タイプの柔軟剤が主力になり、花王ハミング1/3)や他社からも発売されるようになった。
その後、ソフラン1/3は「ソフランC」と改名された。このラインにはのちに「しわすっきりソフランC」が追加され、従来のソフランCは「センイふんわりソフランC」となった。見た目の違いは色で、センイふんわりの方は従来通りピンク、しわすっきりの方はブルーである。
2004年からは「C」を省略した「デイフレッシュソフラン」が発売された。センイふんわりソフランCは2005年9月から「ふんわりソフラン」に改名され、ほぼ同時期に「しわすっきりソフラン」が新パッケージで発売され、完全にCの字は省略された。同時にデイフレッシュソフランは「香りとデオドラントのソフラン」に改名された。
2007年9月、柔軟剤で初めてのウールマーク認定商品となる。同時にウォータリーエッセンスを新配合し改良された。
2009年10月、節水洗濯や弱水流でのドライコースにも十分に効果を発揮するよう、水への分散性を向上しリニューアル。パッケージも「タオルに触れる子供」をモチーフとしたものに刷新された。なお、このパッケージ変更に際し、つめかえ用において中性洗剤「アクロン フローラルブーケの香り」とパッケージが類似していてわかりにくいという声が当社お客様センターに挙がっていたこと[1]も要因であり、パッケージには「柔軟剤」も明記された(その後、「アクロン フローラルブーケの香り」も2010年9月にパッケージリニューアルを行ったため、完全に製品が明確化された)。
2011年5月、パッケージデザインを変更しリニューアル発売。「タオルに頬をあてる女の子」をモチーフとしたデザインに変更するとともに、「ソフラン」のブランドロゴを変更した(先に導入された「香りとデオドラントのソフラン」、同時リニューアルとなった「しわスッキリソフラン」と同一のブランドロゴとなる)。
2016年4月、パッケージデザインを変更。併せて、本体ボトルの形状も変更され、内容量も変更となった(本体:720ml→650ml、つめかえ用:540ml→500ml)
香りとデオドラントのソフラン(旧 デイフレッシュソフラン→香りとデオドラントのソフラン→香りとデオドラントのソフラン アロマナチュラル)
2013年9月のリニューアル時に、「香りライン」・「ナノ消臭成分」と「消臭ハーブカプセル」のW消臭成分を配合した「プレミアム消臭」の2ライン体制となる。「香りライン」は「フローラルアロマ」と「アロマソープ」、「プレミアム消臭」は「ホワイトハーブアロマ」と「フルーティグリーンアロマ」の各2種類ずつ、計4種類を設定する。容量は650mL、つめかえ用は通常サイズの500mLに加え、一部店舗限定で通常サイズの2.5倍容量でキャップ付きの特大サイズ1250mLも設定される(「プレミアム消臭」は「香りライン」よりも内容量が少なくなっており、本体620mL/つめかえ用480mL/つめかえ用特大1200mLとなる)。
「フローラルアロマ(旧 ピンクフローラル)」は、ベリーピーチなどの明るいレッドフルーツをアクセントにした、フローラルブーケの香り。ボトルはピンク
「アロマソープ」は、ベビーパウダーのような甘い香りにラベンダーピンクペッパーをブレンドしたせっけんの香り。ボトルはオレンジ
「プレミアム消臭 ホワイトハーブアロマ」は、ミュゲ(スズラン)を中心としたフローラルの香りをベースに、グリーンティーやティーツリーをブレンドしたハーブの香り。シルバーをベースにアクセントとしてブルーを配したボトル。
「プレミアム消臭 フルーティグリーンアロマ」は、ジャスミンなどのフレッシュ感のある香りに、グリーンアップルやリーフィグリーンなどを盛り込んだ香り。
キャッチフレーズは「アロマの香りでHAPPY CHARGE!」(2010年3月)、「アロマで前向けワタシ!」(2012年3月)。
歴史
2005年(平成17年)2月 - 以前発売されていた「デイフレッシュソフラン」の後継製品として発売。当初はフローラル系の「ピンクフローラルの香り」とシトラス系の「グリーンシトラスの香り」の2種類であった。
2006年(平成18年)
9月 - 「グリーンシトラスの香り」の香り立ちを向上すると共、パッケージデザインをリニューアル。
10月 - 「清潔なせっけんの香り」を追加発売。
2007年(平成19年)
4月 - 数量限定品「心やすらぐラベンダーの香り」を追加発売。
9月 - 「ピンクフローラルの香り」の香りをリフレッシュすると共に、パッケージデザインをリニューアル。
2008年(平成20年)
3月 - 初の全面改良。「天然アロマオイル」を配合。ボトルをコンパクトサイズに収め、側面にカーブ形状をつけた。ラインナップを「フローラルアロマの香り」、「シトラスアロマの香り」、「アロマソープの香り」に改め、「シトラスアロマの香り」は技術的に難易度が高かった香りの持続性を実現した。
6月 - 数量限定品「ラベンダーアロマの香り」を追加発売。
2009年(平成21年)2月 - 「ブルーローズアロマの香り」を追加発売。
2010年(平成22年)3月 - 全面改良。「天然アロマオイル」を増量。ホワイトをベースに香りをイメージしたモチーフを採用したパッケージデザインに一新。「ソフラン」のブランドロゴも新しくなる。
2012年(平成24年)
3月 - 全面改良。衣類用漂白剤「ブライトW 除菌&抗菌」の技術を応用することで抗菌力をアップするとともに、「アロマソープの香り」以外の3種類は天然香料成分を配合。また、ボトル形状を変更するとともに、ノズルの形状も変更した。なお、「シトラスアロマの香り」はリニューアルに伴い、「フレッシュフルーツアロマの香り」に名称変更した。
10月 - フローラルソープの香りの数量限定品「フェアリーブラッサム」を発売。本品は同時発売の超コンパクト洗剤「トップNANOX フェアリーブラッサム」と香りを統一している。
2013年(平成25年)
4月 - 数量限定品「フェアリーサンシャイン」を発売。「トップNANOX」とのコラボレーション企画第2弾で、同時発売の超コンパクト洗剤「トップNANOX フェアリーサンシャイン」と香りを統一している。
9月 - 「香りとデオドラントのソフラン アロマナチュラル」に改名してリニューアル。天然アロマオイルを増量。併せて、「ブルーローズアロマの香り」を廃止する代わりに、独自の「ナノ消臭成分」を配合して消臭効果を高めた「プレミアム消臭」を追加した。
2015年(平成27年)3月 - リニューアル。「プレミアム消臭」は中身も改良し、新たに着用中に発生するニオイを抑える「消臭ハーブカプセル」を配合。また、既存の「ホワイトハーブアロマの香り」に加えて「フルーティグリーンアロマの香り」を追加して2種類となり、一部販売店限定の「つめかえ用 特大」を新設した。「フローラルアロマの香り」・「アロマソープの香り」はパッケージデザインを変更した。なお、このリニューアルに伴い、「フレッシュフルーツアロマの香り」を廃止した。
2016年(平成28年)2月 - 約2年5ヶ月ぶりに「香りとデオドラントのソフラン」に名称を戻してリニューアル。ボタニカルアート(植物図鑑風のアート)を採用したパッケージデザインに刷新するとともに、「フローラルアロマ香り」と「アロマソープの香り」は香りを改良し、「フローラルアロマの香り」にはチュベローズ(月下香)を、「アロマソープの香り」にはペア(西洋なし)をそれぞれ加えた。
ソフラン アロマリッチ(旧:香りとデオドラントのソフラン アロマリッチ)
高残香タイプの柔軟剤。「Scarlett」、「Juliette」、「Diana」、「Christine」、「Sophia」の5種類。容量は600mL、つめかえ用は通常サイズの450mLに加え、一部店舗限定で通常サイズの2.5倍容量でキャップ付きの特大サイズ1125mLも設定される。
「Scarlett(スカーレット)」はゴールデンピーチやパッションフルーツといったフルーツの香りに、ダマスクローズ、ミモザゼラニウム等のフローラルブーケが合わさったハッピーフルーティーアロマの香りで、マゼンタのボトル。
「Juliette(ジュリエット)」は、ラストノート(乾いた後まで残る香り)に据えたバニラやスイートランバーなどの香りをベースに、ジャスミンサンバックやミュゲなどのフローラルが香り立つ、スイートフローラルアロマの香りで、のボトル。
「Diana(ダイアナ)」は、イングリッシュローズの香りに、フランポワーズやペンゾイン(安息香)を加えたイングリッシュローズアロマの香りで白(キャップも同色)のボトル
「Christine(クリスティーヌ)」は、フローラルをベースにしたオリエンタル調の香りに、カシスなどのフルーツの香りを合わせ、ヴァイオレットをアクセントに加えたスイートフルーティアロマの香りで、パープルのボトル。
「Sophia(ソフィア)」は、ミュゲやイリスなどのフローラルブーケに、セダーウッドをアクセントに取り入れたフェミニンフローラルアロマの香りで、水色(キャップも水色)のボトル。
ソフラン アロマリッチ 香りのミスト(旧:香りとデオドラントのソフラン アロマリッチ 香りのミスト)
天然アロマオイルを配合した衣類・布製品用香りづけミスト。独自の消臭成分を配合するとともに、除菌・抗菌・防臭・しわとり効果もある。香りは「ソフラン アロマリッチ」と同じく「Scarlettの香り」、「Mariaの香り」・「Dianaの香り」の3種類を用意し、パッケージデザインも統一している。また、つめかえ用は1回使い切りのスタンディングパウチを採用している。
2016年8月のリニューアルで内容量を増量したことにより、新つめかえ用(250ml)を旧ボトル(200ml)へ一度に全量つめかえが不可となった為、旧ボトルを所有している場合でも新ボトルを改めて購入する必要がある。
歴史
2010年(平成22年)10月 - 発売。当初はフルーティーフローラル調の「スカーレット」とホワイトフローラル調の「ヴィオレッタ」の2種類で展開。
2011年(平成23年)9月 - 新香調として、スイートフローラル調の「ジュリエット」を追加発売。
2012年(平成24年)9月 - 改良。特に、「スカーレット」と「ヴィオレッタ」は香りの持続性と拡散性が高い独自の香料技術「モーションアロマ」を採用し、香りをリフレッシュ。同年3月にリニューアルした「香りとデオドラントのソフラン」同様、新形状ノズルキャップを採用した(「スカーレット」は発売時から「モーションアロマ」を先行導入しているため、変更はノズルキャップの形状のみ)。遅れて「香りとデオドラントのソフラン アロマリッチ」と同じ香りの衣類・布製品用香りづけミスト「香りとデオドラントのソフラン アロマリッチ 香りのミスト」を発売。
2013年(平成25年)
3月 - 新香調として、ベリー系の「アニー」を追加発売。
7月 - 数量限定品「ディズニーデザインボトル」を発売。通常品のパッケージデザインをベースに、香調の世界観に合わせたディズニーキャラクターが描かれており、「スカーレット」にはマリー、「ヴィオレッタ」にはデイジーダック、「ジュリエット」にはティンカー・ベル、「アニー」にはミニーマウスを採用する。内容量は通常品よりも約10%少ない560mLに設定されている。
8月 - 衣類・布製品用香りづけミスト「香りとデオドラントのソフラン アロマリッチ 香りのミスト」に「アニーの香り」を追加発売。
2014年(平成26年)
1月 - 2013年7月に発売した「香りとデオドラントのソフラン アロマリッチ ディズニーデザインボトル」の第2弾を数量限定で発売。今回はハートやリボンモチーフのデザインがあしらわれている。併せて、「香りとデオドラントのソフラン アロマリッチ 香りのミスト」にも「ディズニーデザインボトル」を設定して数量限定で発売。「香りのミスト ディズニーデザインボトル」は通常品と同じ内容量である。
10月 - 全面改良。柔軟剤は「アロマヴェール成分」を新配合。香りのミストは持続性の香料成分を増量した。また、発売当初から設定されていた「ヴィオレッタ」に替わり、エレガントフローラルアロマ香りの「マリア」を追加した。
2015年(平成27年)
2月 - 季節に合わせた香りを数量限定で発売する「シーズナルパーティシリーズ」を立ち上げ、その第1弾として、サクラピオニーなどで構成されるフローラルブーケにチェリーやピーチなどのフルーティートーンをプラスしたフェミニン&フローラルの香り「チェリーブロッサム(「香りのミスト」は「チェリーブロッサムの香り」)」を発売(内容量は通常のラインナップ品と同一。なお、「香りのミスト」のつめかえ用は未設定)。
4月 - 数量限定シリーズ「シーズナルパーティシリーズ」の第2弾として、ペパーミントスペアミントのダブルミントに加え、オレンジブロッサム、アンバーグリス、ムスクをブレンドしたフレッシュ&モヒートの香り「ミントカクテル」を発売。
7月 - 数量限定シリーズ「シーズナルパーティシリーズ」の第3弾として、柑橘系のベルガモットとウッディーを基調に、オーキッド()やローズのフローラル系、スパイスなどをブレンドしたエレガント&スパイシーの香り「ラグジュアリーヴァカンス」を発売。
9月 - 全面刷新に先立ち、「香りとデオドラントのソフラン アロマリッチ 香りのミスト」を「ソフラン アロマリッチ 香りのミスト」に改名し、「スカーレットの香り」・「マリアの香り」・「ジュリエットの香り」をパッケージリニューアル。
10月 - 「香りとデオドラントのソフラン アロマリッチ」を「ソフラン アロマリッチ」に改名して全面刷新。アロマ香料を閉じ込めた「アロマカプセル」を配合。また、ラインナップも「アニー」に替わり、ロイヤルローズアロマの香り「ダイアナ」を追加し、同時に「ソフラン アロマリッチ 香りのミスト」も「アニーの香り」に替わって「ダイアナの香り」を追加した。なお、柔軟剤はリニューアルに伴って内容量を変更し(本体:620ml→600ml、つめかえ用:480ml→450ml、つめかえ用 特大:1200ml→1125ml)、一部販売店限定の「つめかえ用 特大」は「マリア」と新香調の「ダイアナ」にも設定された。
2016年(平成28年)
8月 - 「マリア」に替わり、「クリスティーヌ」と「ソフィア」を発売(「スカーレット」・「ダイアナ」・「ジュリエット」もパッケージリニューアル(自然切替))。同時に「ソフラン アロマリッチ 香りミスト」をリニューアル。内容量を増量(本体:200ml→280ml、つめかえ用:180ml→250ml)し、本体は1回あたりのスプレー量を増やした新型のスプレーガンを採用。香りは「マリアの香り」を廃止し、「スカーレットの香り」・「ダイアナの香り」・「ジュリエットの香り」の3種類となる。
ソフラン クイーンズシルク
2016年(平成28年)7月に発売されたプレミアムグレードの濃縮タイプの柔軟剤。「シルキーコート成分」を配合しているほか、植物生まれの柔軟成分と抗菌成分も配合している。「ラグジュアリーブーケアロマの香り」と「ブリリアントローズアロマの香り」の2種類で、容量は600ml、つめかえ用は450ml。
「ラグジュアリーブーケアロマの香り」はピオニーやジャスミンなどのブーケに、カモミールなどのアクセントを加えた香りで、ゴールドのボトル。
「ブリリアントローズアロマの香り」はピンクローズのブーケに、マンダリンやラズベリーのアクセントを加えた香りで、ピンクのボトル。
しわスッキリソフラン(旧:しわスッキリソフランC)
2001年(平成13年)4月に発売した、しわとり効果を持たせた濃縮タイプの柔軟剤。キャッチフレーズは「アイロン掛け やめちゃおっかな?」。
当初は「しわスッキリソフランC」の商品名で発売されていた。前述の「ふんわりソフラン」同様、2005年(平成17年)9月にパッケージデザインと商品名を変更。
歴史
2001年(平成13年)4月 - 発売開始
2003年(平成15年)3月 - 組成改良
2004年(平成16年)4月 - 組成改良し、容器デザインを変更
2005年(平成17年)9月 - パッケージデザインと商品名を変更。「しわすっきりソフラン」となる。
2011年(平成23年)5月 - 「女の子が洗濯物を風になびかせる姿」をモチーフとしたパッケージデザインに刷新。「ソフラン」のブランドロゴも変更された(先に導入された「香りとデオドラントのソフラン」、同時リニューアルとなった「ふんわりソフラン」と同一のブランドロゴとなる)。
2016年(平成28年)4月、パッケージデザインを変更。併せて、本体ボトルの形状も変更され、内容量も変更となった(本体:720ml→650ml、つめかえ用:540ml→500ml)
部屋干しソフラン
2005年(平成17年)11月に発売された濃縮タイプの柔軟剤。カチオン性抗菌成分「CAB」とローズマリー抽出消臭成分を配合。また、液は透明で粘度を低くしている。2007年(平成19年)5月に、「速乾仕上げ」の記述を加え、パッケージリニューアル。
乾燥機用ソフラン
1984年(昭和59年)に発売された衣類乾燥機専用のシートタイプの柔軟剤。乾燥機の温度上昇により繊維に均一に広がり、着用時や乾燥機から洗濯物を取り出すときの静電気を抑える。また、脱水工程で起きたシワをほぐしたり、繊維の傷みや乾燥後の毛玉・毛羽立ちを防ぐ効果もある。温風乾燥ができる洗濯乾燥機にも使用可能(縦型・ドラム式を問わず使用可能だが、使用可能なのは乾燥のみを行うコースを選択した場合のみ。洗濯から乾燥までを続けて行うコースでは使用不可)。
2013年(平成25年)3月にパッケージデザインがリニューアルされ、ブランドロゴが現在のものに変更された。

製造終了品

ソフランS
1976年(昭和51年)10月(公式ページでは1975年となっている)に発売された衣類用柔軟剤(当初はライオン油脂から発売)。近年では特大ボトルのみながら36年半にわたって販売されたロングセラー製品になっていたが、2013年(平成25年)3月で製造を終了した。
歴史
製品は、新しい仕上げ剤として、発売時期のずれはあるが、塩素系漂白剤「ブライト」、液体洗濯糊「カインド」とともに順次発売されている。
当時柔軟剤がブルーのものだったのに対し、「ソフランS」ではピンクに変えたことで、新しい印象を与えた。また花の香りも好評で、消費者に支持されるロングセラー製品となった。
1981年(昭和56年)、花王がフロリアを出したのを期に、各メーカーからもピンクの柔軟剤が発売されだした。ライオンは、1982年(昭和57年)に柔軟剤「レディーナ」を発売したが、こちらはブルーで、ソフランSと並行販売された。1988年(昭和63年)には水分を吸い取る柔軟剤「ソフト&ドライ」(色はグリーン)を発売しており、柔軟剤は3ブランドの時期もあった。
現在ライオンは濃縮タイプの「ソフラン」を主体にしているが、従来タイプの柔軟剤も一定の需要があったため、「ソフランS」も継続販売されていた。
テレビCM
発売当時のCMキャッチフレーズは「ちょっと先ゆく柔らか仕上げ、ソフランS」「柔軟剤はソフランSですよ」「ソフランSに換えてみたの」「換えてみませんか?」だった。
宣伝には積極的に力を入れ、CMソングの歌手としてミネハハを起用し、1980年代は当時子供タレントだった安達祐実を起用するなどしていた。CMコピーは「柔軟体操」や「ソフトの"S"です。ソフランS」といったユニークなものもあった。1980年代中期CMには「ぱちぱち君」のバージョンが多く使われ、静電気防止に効果が高いことを強調した。
1981年にはテレビCM「ミクロの働き」がカンヌ広告祭で入賞している。
1990年代に入り、「ソフラン1/3」(現在の「ふんわりソフラン」)の発売後は濃縮柔軟剤が主力となったため、以降「ソフランS」のCMは作られていない。
2005年(平成17年)10月から1年間、ソフラン発売30周年をCMだけでなく、公式サイトや製品キャップにシールを貼るなどしてPRした。
限定商品
「香りが続くソフランS」沖縄限定 - 以前は紙パック入りの製品も発売されていた。

CM

歴代CM出演タレント

岩崎宏美(ソフランC、1991年 - 1994年。出演当時は「益田宏美」名義)
田中好子(ソフランC、1995年 - 1998年)
菊池桃子(ソフランC、1998年 - 2000年)
雛形あきこ(しわすっきりソフランC、2001年 - 2005年)
黒木瞳(デイフレッシュソフラン、2004年)
松下由樹(香りとデオドラントのソフラン、2004年 - 2007年)
安田成美(香りとデオドラントのソフラン、2008年3月12日 - 2012年3月)
長谷川京子(香りとデオドラントのソフラン アロマリッチ、2010年10月6日 - 2012年9月)
板谷由夏(香りとデオドラントのソフラン、2012年3月7日 - 2013年9月) - 後述の「こころのおばけ」と共演する。
栗山千明(香りとデオドラントのソフラン アロマリッチ、2012年9月19日 - 2014年8月) - 2分にわたるプロモーションビデオは、お笑いコンビのハリセンボンと共演している。2014年7月は同社から発売する「休足時間」のCMにも出演。
江波杏子(香りとデオドラントのソフラン アロマリッチ、2014年2月 - 8月)
西島秀俊(香りとデオドラントのソフラン アロマナチュラル → 香りとデオドラントのソフラン、2013年9月25日 - 現在)
柴咲コウ(香りとデオドラントのソフラン アロマリッチ → ソフラン アロマリッチ、2014年9月26日 - 現在)
松坂桃李(ソフラン クイーンズシルク、2016年7月20日 - 現在)

CM内容

しわすっきりソフランC
「乾かすだけで」篇
2001年4月から2003年3月まで放映。
「マネキンファミリー」篇
2003年3月から2004年4月まで放映。
香りとデオドラントのソフラン
日常生活のなかで知らず知らずの内にたまっていくストレス、そのまま放っておくと「こころのおばけ」が現れるかも。
ヘコミ
漢字の「凹」をモデルとしたキャラクター。気分が凹んでしまうと現れるおばけ。暗い「へこみの歌」を口ずさみ、とことん凹ませようとする厄介なおばけ。
カンカン
やかんをモデルとしたキャラクター。怒り心頭に発すると現れる。けたたましく鼻から蒸気を噴き出し、さらに怒りを沸騰させようとする迷惑なおばけ。
いっぱいいっぱい
コップをモデルとしたキャラクター。やることだらけで心や体が限界になると現れる。気がつくと一緒にいっぱいいっぱいダンスを踊らせる始末の悪いおばけ。
イラつくし
つくしをモデルとしたキャラクター。イライラしてくると現れる。集団で貧乏ゆすりのように体を揺らし、イラついた心を加速させる。

競合商品

出典

  1. ^ 柔軟剤「ふんわりソフラン」のパッケージデザインを変更 - ライオン株式会社 2014年1月22日閲覧

関連項目

外部リンク