仮面ライダー×仮面ライダー ウィザード&フォーゼ MOVIE大戦アルティメイタム
仮面ライダー×仮面ライダー ウィザード&フォーゼ MOVIE大戦アルティメイタム | |
---|---|
監督 | 坂本浩一 |
脚本 |
浦沢義雄 中島かずき |
原作 | 石ノ森章太郎 |
出演者 |
白石隼也 奥仲麻琴 戸塚純貴 高山侑子 入来茉里 小倉久寛 福士蒼汰 高橋龍輝 清水富美加 吉沢亮 須賀健太 足立梨花 遠山俊也 真野恵里菜 原幹恵 渡部秀(友情出演) 三ツ矢雄二(声の出演) 関智一(声の出演) デーモン閣下(声の出演) |
音楽 |
中川幸太郎 鳴瀬シュウヘイ |
主題歌 |
デーモン閣下 「FOREST OF ROCKS」 |
製作会社 | 「ウィザード&フォーゼ」製作委員会 |
配給 | 東映 |
公開 | 2012年12月8日 |
上映時間 |
94分(劇場公開版) 118分(ディレクターズカット版) |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
興行収入 | 11.9億円[1] |
前作 |
仮面ライダーフォーゼ THE MOVIE みんなで宇宙キターッ!(シリーズ前作) 仮面ライダー×仮面ライダー フォーゼ&オーズ MOVIE大戦MEGA MAX(『MOVIE大戦』前作) |
次作 |
仮面ライダー×スーパー戦隊×宇宙刑事 スーパーヒーロー大戦Z(シリーズ次作) 仮面ライダー×仮面ライダー 鎧武&ウィザード 天下分け目の戦国MOVIE大合戦(『MOVIE大戦』次作) |
『仮面ライダー×仮面ライダー ウィザード&フォーゼ MOVIE大戦アルティメイタム』(かめんライダーかめんライダー ウィザードアンドフォーゼ ムービーたいせんアルティメイタム)は、2012年12月8日より東映系で公開された、特撮テレビドラマシリーズ『仮面ライダーシリーズ』の『仮面ライダーウィザード』と『仮面ライダーフォーゼ』の劇場版作品で『仮面ライダーフォーゼ』としての完結編である。
キャッチコピーは「究極のショータイム、開幕!」、「ウィザード、未来への約束。フォーゼ、5年前の約束。その「約束」を果たすため、いざ決戦の地へ―。」。
概要
放送中の仮面ライダー・前作の仮面ライダーが共演するクロスオーバー作品『MOVIE大戦シリーズ』の第4弾。『ウィザード』としては初の、『フォーゼ』としては4本目にあたる劇場版作品。
前作『仮面ライダー×仮面ライダー フォーゼ&オーズ MOVIE大戦MEGA MAX』では5部構成だったが、本作品では『序章』→『フォーゼ編』→『ウィザード編』→『MOVIE大戦』の4部構成となっている。『ウィザード』が2012年の現在・『フォーゼ』が2017年の未来が舞台となり、二つの時代で起きた事件が『MOVIE大戦』へと繋がっていく。『フォーゼ』はTVシリーズの5年後として描かれ、『フォーゼ&オーズ』・『仮面ライダーフォーゼ THE MOVIE みんなで宇宙キターッ!』における出来事・設定が反映されている。『ウィザード』はTVシリーズとの正確な時系列は不明だが、第14話にて、ドーナツ店「はんぐり〜」の新商品としてポワトリンの仮面を模した「ポワトリンドーナツ」が登場している。
ゲストとして『ウィザード編』に『美少女仮面ポワトリン』、『フォーゼ編』に『イナズマン[2]』、さらに本作品最大の敵として『アクマイザー3』が登場し、過去の『フォーゼ』の劇場版に登場した美咲撫子とインガ・ブリンクの他、『仮面ライダーW』・『仮面ライダーオーズ/OOO』の仮面ライダー・怪人達が再登場する。また石ノ森章太郎の漫画作品『怪人同盟』が敵組織の名前として使用されている。 従来の劇場版と同様に新ライダー(仮面ライダービースト)が先行登場する[3]他、劇場版限定・初登場フォーム(仮面ライダーウィザード スペシャルラッシュ、仮面ライダーフォーゼ メテオなでしこフュージョンステイツ)が登場する。
前作『フォーゼ&オーズ』ではW・オーズ・フォーゼの3人の主役ライダーが集結したが、本作品ではウィザードを加えた主役ライダー4人、アクセル・バース・メテオの2号ライダー、『フォーゼ&オーズ』に登場したなでしこを加え、昭和の『スカイライダー』と同様に8人の仮面ライダーが勢ぞろいする。敵側でも『仮面ライダーW』に登場したドーパント、『仮面ライダーオーズ』からはヤミーが再登場する。
歌手・タレントのデーモン閣下が主題歌を担当すると共に「悪魔」つながりでザタン役の声優に起用される。またポワトリン役に入来茉里、イナズマン役に須賀健太が起用されている。さらに作品内の出演ではないが、舞台挨拶では『ポワトリン』本編で主演を務めた花島優子がポワトリンの戦闘服を身に纏って登場した[4]。
平成仮面ライダーシリーズの劇場版の大半で恒例となっていたディレクターズカット版の発売は、現時点では本作が最後となっており、以後の作品は劇場公開版のみの発売に一本化されている。
ストーリー
- 序章
- アクマイザーと呼ばれる魔界の者たち、ザタン・イール・ガーラが地の底から甦り、太古の昔に目論んだ地上侵略を再開した。
- アクマイザーたちは秘術を使用し、歴代ライダーたちと戦ったヤミー・ドーパントといった怪人たちを続々と生み出していく。
- 『仮面ライダーフォーゼ』
- 天ノ川学園高等学校で起こった仮面ライダー部とホロスコープスの戦いから5年後。卒業したライダー部の面々[5]がそれぞれの道を歩む中、如月弦太朗 / 仮面ライダーフォーゼは天高の教師となり、宇宙仮面ライダー部も部員1名でありながら健在していた。
- そんな中、天高に潜む謎の集団「怪人同盟」が旧人類に代わって世界を支配しようと暗躍を始める。
- 『仮面ライダーウィザード』
- ファントムたちの陰謀を食い止めるために日々戦っている、指輪の魔法使いこと操真晴人 / 仮面ライダーウィザード。そんなある日、モンスターを無限に生産するマシンによって騒動が発生する。
- 事件解決のため、ある人物のアンダーワールドへ侵入した晴人たちは、そこで魔法使いの上村優 / 美少女仮面ポワトリンと出会う。
- 『MOVIE大戦アルティメイタム』
- フォーゼ・ウィザード、2人のライダーの戦いが交わった時、アクマイザーの野望も最終局面を迎えようとしていた。そこへメテオ・なでしこ・オーズ・バース・W・アクセルといった歴代ライダーたちも加わり、8大ライダーは怪人大軍団との決戦に挑む。
登場人物
◎は最終作『MOVIE大戦アルティメイタム』に登場する登場人物を表している。本作品オリジナルの登場人物のみ記述。
『仮面ライダーウィザード』の登場人物については、仮面ライダーウィザードを参照。『仮面ライダーフォーゼ』の登場人物については、仮面ライダーフォーゼを参照。『仮面ライダーオーズ/OOO』の登場人物については、仮面ライダーオーズ/OOOを参照。
『仮面ライダーフォーゼ』の主な登場人物
- 大木 美代子(おおき みよこ) ◎
- 弦太朗が担任を務めるクラスの生徒。宇宙仮面ライダー部の唯一の部員。愛称は「ミヨッペ」。
- 弦太朗とは教師と生徒という間柄ながらも、面と向かって「ゲンちゃん」と呼んでいる。宇宙飛行士を夢見ており、ユウキを彷彿とさせる明るく元気な少女だが、三郎に対しては三郎の超能力を不気味がり嫌悪の眼差しを向けていたが、弦太朗や賢吾に説得された事もあって、最終的には自分を助けてくれた三郎と友達になり、最後は新たに「少年同盟」として再出発する事にした三郎達をライダー部としてバックアップしていくことを決意した。
- 原典は漫画『イナズマン』のミヨッペ。
怪人同盟とその関係者
- 風田 三郎(かぜた さぶろう) / サナギマン / イナズマン ◎
- 弦太朗のクラスに在籍する超能力を持った問題児。「怪人同盟」のリーダー。
- 自分を含めた超能力者たちを「新人類」と称し、表面上は弦太朗や美代子らを「旧人類」と見下す傲慢な性格であるかの様に振舞っているが、実際には繊細な心の持ち主で、幼少期から自分の能力を家族やクラスメイト達などに恐れられてきた経緯から、深い悲しみや葛藤を抱えており、そのトラウマ故に怪人同盟のメンバーを除く周囲の人間を信じることができないでいた。
- 実は、五年ほど前に瑠美、大太、誓夫と共にアクマイザーによってゲートとしてさらわれている。
- 『スーパーヒーロー大戦Z』で登場するイナズマンは、フォーゼの危機を救う際「先生」と言っている為に、この作品の延長的存在である事を窺わせている。なお、時系列的に弦太郎はまだ三郎と出会っていないので、イナズマンに先生と言われたフォーゼは戸惑っていた。
- 小牧 瑠美(こまき るみ) ◎
- 「怪人同盟」の紅一点で、愛称は「ルビィ」。サブリーダー的存在であり、演説じみたことも行う。
- 戦闘では他のメンバーと違い、優雅な振る舞いで超能力を駆使し、他人をマインドコントロールして操るなど、極力自らは手を汚さない遠距離戦法を用いる。ヘラクレス・ゾディアーツとの戦闘では美羽とタッグを組んでダスタードと戦う。
- 原典は漫画『イナズマン』のルビィ。
- 近藤 大太(こんどう だいた) ◎
- 「怪人同盟」のメンバーで、愛称は「コング」。メンバー1の巨漢で怪力の持ち主で、戦闘においては超能力だけでなくその巨体を生かした力技も得意とする。
- あまりしゃべることは無く、口を開いても大半は「ウホッ」という口癖のみ(『ウィザード編』及びディレクターズカット版では普通に喋るシーンが存在)。
- 原典は漫画『イナズマン』のコング大王。
- 根津 誓夫(ねづ ちかお) ◎
- 「怪人同盟」のメンバーで、愛称は「ネズミ」。小柄ですばしっこい。
- 一見ひ弱そうな外見だが、宇津木遥やダスタードと互角に渡り合う腕っ節の持ち主であり、コングとタッグを組むこともある。
- また掛け声がネズミの声の様な物になっているが、コングと異なり普通に喋るシーンが存在する。
- 原典は漫画『イナズマン』のチカメネズミ。
- 番場 影人(ばんば かげと) / ヘラクレス・ゾディアーツ
- ヘラクレス・ゾディアーツに変身する男。表向きは「怪人同盟」や超能力者達を支援しているが、その実態は国際犯罪組織のボスであり金の亡者。三郎達に近づいたのも彼らを超能力兵士として売り飛ばすためだった。ライダー部によって自らの本性が暴かれてしまうと、悪あがきとしてライダー部や怪人同盟、超能力者達にダスタードを差し向け、自らは美代子を人質にとって逃亡し、追跡してきたメテオを軽くあしらうも、三郎が変身したイナズマンに圧倒され、敗北。最後は流星に逮捕された[6]。
- パンフレット、ディレクターズカット版の追加シーン、パーフェクトパック初回限定特典の復刻台本によると元ホロスコープスの構成員であり、コズミックエナジーによる人類の進化(=ゾディアーツ)に関する研究に携わっていたが、後に超能力開発に乗り換えたため、我望をはじめとするかつての同志と袂を別ったという過去を持つ。また、ディレクターズカット版の追加シーンのJKの台詞によると『仮面ライダーエターナル』に登場した超能力兵士・クオークスを育成する超能力研究施設「ビレッジ」にも所属していたことが示唆されている。
- 苗字は『イナズマン』の敵組織「新人類帝国」の首領・帝王バンバのオマージュ[7][8]。
『仮面ライダーウィザード』の主な登場人物
- 上村 優(かみむら ゆう) / 美少女仮面ポワトリン ◎
- アクマイザーによってさらわれたゲートの1人。自身のアンダーワールドで美少女仮面ポワトリンに変身する。晴人のことを「ハル君」と呼ぶ。
- 現実では何もやっても上手くいかないと思っており、アンダーワールドに住み着くこととなるが、実はザタンによる精神支配を受けていた。
- その正体は晴人が利用しているドーナツ屋「はんぐり~」の店長の若き姿。
登場ヒーロー
ここでは、本作品のオリジナルキャラクターおよびフォームについて記述する。サナギマンとイナズマンについては、イナズマン (架空のキャラクター)を参照。
仮面ライダー
仮面ライダーフォーゼ メテオなでしこフュージョンステイツ
- 身長:205cm
- 体重:105kg
- パンチ力:7.5t
- キック力:9t
- ジャンプ力:ひと跳び20m
- 走力:100mを5.8秒
フォーゼドライバーに装填したフュージョンスイッチの力で変身するフォーゼの強化形態。基本カラーはロイヤルパープル・銀色。複眼の色は青、シグナルの色は黄色。
外見上は『みんなで宇宙キターッ!』に登場したメテオフュージョンステイツがベースとなっているが、複眼はなでしこと同様の青で、両腕に銀色を基調とした大型ロケットモジュール、両足にスキー板型のジェットノズル・ホバリングリフター、そしてフォーゼドライバーには×のソケットに新たになでしこスイッチがそれぞれ装備されている。さらに変身した際には宇宙を背景にフォーゼにメテオとなでしこの幻影が一体化し、メテオフュージョンステイツと同様に青・紫・金色の風に包まれる。
両腕のロケットモジュールによる変幻自在な空戦能力とホバリングリフターによる高機動力を併せ持ち、ロケットモジュールをミサイルのように飛ばすことができるなど、遠距離にも対応可能。
- 必殺技
-
- ライダー(ダブル)ロケットミサイル
- 右腕あるいは両腕のロケットモジュールをミサイルの要領で打ち出す。一度射出しても自動的に腕に戻ってくるため連発可能。
- ライダーアルティメットクラッシャー
- ロケットステイツの必殺技「ライダーきりもみクラッシャー」の要領で錐揉み回転しながらキックを放つ。
仮面ライダーウィザード スペシャルラッシュ
- 身長:205cm
- 体重:115kg
- パンチ力:推測値10.5t[9]
- キック力:14t
- ジャンプ力:ひと跳び30m
- 走力:100mを5秒
ポワトリン=優が最後に託したスペシャルラッシュウィザードリングを使用して変身するウィザードの特殊強化形態。基本カラーは赤。
外見の素体はフレイムドラゴンだが、ウィザードラゴンの身体の部位がそれぞれラッシュスカル・ラッシュテイル・ラッシュウィング・ラッシュヘルクローに強化された状態で赤を基調として常に具現化している。フレイムドラゴンよりも炎のエレメントが格段に強化されており、ウィザードラゴンの身体の部位にそれぞれ炎のエレメントが付加されている。
これらの武装はウィザードラゴンと同等の能力を誇り、鋭い刃と化すラッシュウィングによる高い飛翔能力・ラッシュテイルによる炎を纏った刺突・ラッシュヘルクローによる炎を纏った切り裂き攻撃・ラッシュスカルによる強力な火炎放射といった豊富な攻撃手段を誇り、ウィザードラゴンの全能力を解放したことで従来のスタイルを上回る戦闘能力を発揮する。
- 必殺技
-
- ストライクウィザード
- 全スタイル共通の技。右足に炎のエレメントを纏い、ラッシュウィングで飛翔しながら足元に出現した魔法陣と共に跳び蹴りを放つ。
美少女仮面ポワトリン
上村優が自身のアンダーワールドで、「理想の自分」と考えて変身した魔法使い。「コスモマジックメタモルフォーゼ!」の掛け声とともにオルゴールペンダントで変身する。「ご町内の平和を守るために怪人と戦う」という設定で動いている。
魔法を得意とする他、新体操の動きを取り入れた戦闘スタイルで、短剣状の武器・ベルサーベルから魔法を放ち、先端からリボンを出す事も可能。キャストである入来茉里がかつて新体操選手であったため、変身後のアクションもスタント無しで自ら演じている。決め台詞は「愛ある限り、戦いましょう。命、燃え尽きるまで!」。また「たとえ○○が許しても〜が許しません!」という文句も使用している。
衣装などは概ねオリジナルに近い物となっているが、ブーツ・手袋が長くなっている半面、袖とタイツが無くなっている。
怪人
アクマイザーの他、ファントムが登場(ファントムについては仮面ライダーウィザードを参照)。また、無限モンスタープラントの力で生み出された怪人としてゾディアーツ、ヤミー、ドーパントも登場(無限モンスタープラントの力で生み出された怪人については、仮面ライダーシリーズ登場怪人一覧を参照)。
ここでは、本作品オリジナルの怪人・アクマイザーについて記述する。
アクマイザー
かつて魔界と呼ばれる世界に封印された種族。多数の個体が存在するようだが、登場したものは下記の3人のみで、他の個体の状況については不明。 こちらの世界にいた際は「悪魔」として伝説に残っている。ファントムとは別種族であり、種族の詳細は不明。
ジャンケルと呼ばれるサーベル状の魔剣と強力な魔力を操り、並みのファントムやゾディアーツを凌駕する戦闘能力を有する。
- ザタン
- アクマイザーのリーダー格。一人称は「俺」。残忍で粗暴だが、その手腕はイール、ガーラが心酔するほど。同族への仲間意識が強く仲間のミスを受け止め、また敵対者ながら高い実力を見せる晴人を勧誘するなど、その度量の深さを見せることもある。
- 専用のジャンケル・ザラードによる荒々しくも華麗な剣捌を繰り出し、両肩から無数の魔力弾を乱射する「ザタンノヴァ」を得意とする。また、人間の精神を一瞬で支配できる程に強力な精神操作を得意とする。その強さは個々が強力なアクマイザーの中でも図抜けて強力であり、さらにイールとガーラにアシスタントさせたジャンプ突進攻撃「悪魔陣アタック」の威力は凄まじく、幾度もウィザードを打ち破っているほど。
- 自分達を深き地底に追放した人類への復讐を誓い、ファントムと結託し、人類滅亡と地上征服を目論む。手始めに「無限モンスタープラント」を作り、歴代の仮面ライダーに倒された怪人を復活させた。
- 原典は『アクマイザー3』のザビタン。
- イール
- アクマイザーの一人。一人称は「拙者」、語尾は「御座る」で「どんなもんじゃい」が口癖。侍口調などの振る舞いと話し方や、自分が倒された時も相手に「お見事」と賞賛の言葉を送るなど、アクマイザーの中でも気品が溢れた性格の持ち主である。反面、目的のために手段を選ばぬ合理主義的な一面も持ち合わせてある。
- 忍者の如き身軽さで敵を惑わし、専用のジャンケル・イラードによる剣術で戦う。背中の翼を巨大化させることで自在に飛翔し、空中からの奇襲攻撃を繰り出す。また、時空を越える力も有している。
- 計画の切り札となるゼーバーを入手すべく、5年後の世界へ跳んできた。ザタンの右腕的存在であり、ザタンに対しては強い忠誠心を見せる。
- 原典は『アクマイザー3』のイビル。
- その顔は、ムンクの絵画『叫び』を思わせるおぞましい形相をしている。
- ガーラ
- アクマイザーの一人。知性に欠けており、性格はのんびり屋。「~なんだなぁ」が口癖で、ザタンを強く信頼しており、身を呈して守るほど。水が力の源であり、時折携帯している水筒から水を補給する。結婚式の牧師に扮したりと、アクマイザーの中でもコミカルな一面が多い。
- 丈夫な筋肉と鎧で覆われた屈強な体躯を誇り、驚異的な怪力と耐久力を発揮する。専用のジャンケル・ガラードによる剣術より、豪腕を振り回しての肉弾戦や重量を活かしたプロレス技のような戦法を得意とする。また、腕の拘束を解除することでその怪力をパワーアップさせる[10]。
- 原典は『アクマイザー3』のガブラ。
アクマイザーの戦力
- 無限モンスタープラント
- ゲートの魔力を利用して怪人達を作りだす装置。そのため、ゲートを目覚めさせなければ「無限」の文字通り、怪人達が無尽蔵に生み出される。
- 劇中ではドーパントやヤミー、ゾディアーツが生み出された。
- 装甲車(アクマイザー装甲車)
- アクマイザーの活動拠点ともなる攻撃用大型トレーラー。
- 様々な攻撃用の装備が搭載しており、前部や背面、機関銃座に怪人が配置、搭乗することで全範囲での攻撃及び迎撃が可能である。また、内部には特殊な空間が広がっている。
- 劇場パンフレットにて、洋画の『マッドマックス2』がイメージであることが坂本浩一監督のコメントにて言及されている。
- ザイダベック
- 半壊した装甲車が、ザタンの魔力によって変化した巨大な空中戦艦。大口を広げた怪魚のような外観を持つ。
- 口部から放つエネルギー弾といった様々な攻撃手段を持ち、ライダーたちを苦しめる。
- 原典は『アクマイザー3』のザイダベック。
ヘラクレス・ゾディアーツ
- ゾディアーツスイッチによって番場影人が変身するヘラクレス座のゾディアーツ。
- 我望の元にいた頃のコズミックエナジーに精通しているため、通常のゾディアーツと違い、ダスタードを生み出すなど、ホロスコープス級の能力を備えている。武器の棍棒・タイラントによる重量級の攻撃を繰り出す。タイラントにはフォーゼやメテオに倒されたホロスコープスの残留エネルギーが宿っており、大地に叩きつけて放つ衝撃波により、遠距離攻撃も可能。
- 『graduation』によると、デザインベースはオリオン(赤鬼)、ペルセウス(青鬼)に引き続いて緑鬼。また獅子座との伝説の由縁から、胸部にレオ・ゾディアーツの顔が現れている。
用語
- ゼーバー
- 番場影人が5年の歳月をかけて開発した能力増幅器。アクマイザーの計画に利用するため、イールが持ち去ってしまう。
- 由来となったのは『イナズマンF』のゼーバー。オリジナルでは主にイナズマンが使用したが、本作品ではサナギマンが使用する。
- ゼーバー製造器
- 文字通り、ゼーバーを作り出す機械。これにゼーバーをセットし、超能力者達の膨大なサイコウェーブを受けることでゼーバーが完成する。作中では赤い溶液のある場所にゼーバーがセットされていたが、他の部位の機能については特に言及されていない。
- ゼーバーコネクトパッチ
- 正方形のシール。配線じみた赤い模様が描かれている。これを付ける事でゼーバーとリンクし、より高い効力を発揮可能というが、実際には貼られた者が番場の操り人形になってしまうという洗脳パッチがその正体だった。
- サイコウェーブ放射装置
- ゼーバーを利用し増幅したエネルギーを放つ、巨大アンテナの様な装置。作中ではヘラクレス・ゾディアーツが使用するはずだったが彼が倒された後にイールが起動させ、ユウキの搭乗する帰還船を狙撃した。しかし、ユウキは間一髪でなでしこに救出され、最後はなでしこに装置を破壊される。
- なでしこスイッチ
- フォーゼがメテオなでしこフュージョンステイツに変身する際に使用するスイッチの一つ。フュージョンスイッチの起動と共に実体化した。見た目はランチャースイッチに酷似している。スイッチをON状態にすることにより、前述のホバリングリフターを装備する。メテオスイッチを抜かれたメテオと同様、このスイッチが体外に出たなでしこは変身が強制解除される。
リング
- ライダーリング
- 幼少期の三郎たちの前に現れた左翔太郎、フィリップ、照井竜、火野映司、後藤慎太郎の幻影が手渡した各々のライダーの顔を模したウィザードリング。ウィザードライバーにかざす事でW、アクセル、オーズ、バースをアンダーワールドに召喚することができる。
- ディレクターズカット版のオーディオコメンタリーによれば、これらのウィザードリングで召喚されたライダー達は魔力で召喚された存在であり、各作品のTVシリーズや劇場版の設定と矛盾しない[11]。これについて監督の坂本浩一は前作『仮面ライダー×仮面ライダー フォーゼ&オーズ MOVIE大戦MEGA MAX』でテレビシリーズ最終回の設定上見送られたプトティラコンボを出したかったことへのリベンジであると述べている[12]。
- 『仮面ライダーバトル ガンバライド』関連のオリジナルアイテム「レジェンドライダーリング」を映像作品に逆輸入したものであり、このようなケースは『フォーゼ&オーズ』でのライダーのコアメダル・アストロスイッチに続いて2度目となる。
- 『仮面ライダーウィザード』
- 52話、53話(最終話)で同様の道具が登場。こちらは、クウガからフォーゼまでの13人のライダーを模したリングとなっており、それぞれのライダーの頭部に合わせた彩色が施されているが、ライダーを召喚できるなどの共通点もある。詳しくは仮面ライダーウィザード#用語を参照。
- フォーゼエンゲージウィザードリング
- 2017年からやって来た弦太朗が何故か持っていた、フォーゼの顔を模したエンゲージウィザードリング。コズミックスイッチと併用することにより、通常のエンゲージリング同様にアンダーワールドに侵入することができる。今回の戦いでフォーゼが助けに来ることが分かった晴人が2012年の弦太朗に渡していたことが判明したが、大元の出所については劇中では言及されていない。
- フォールウィザードリング
- 壁などに穴を開け、そこから別の場所へすり抜けることが可能なウィザードリング。劇中では装甲車の内部に入るのに使用。後に『ウィザード』TVシリーズ29話、『in Magic Land』にも登場。
- タイムウィザードリング
- 時間移動することが可能なウィザードリング。劇中ではイールの時間移動によって現在にやって来た2017年の弦太朗たちを元の時代に帰すために使用。
- 『小説 仮面ライダーウィザード』にも登場、同作品中にて晴人の意向により本作品以降は使用を封じたことが言及されている。
- スペシャルラッシュウィザードリング
- ポワトリン=優の最後の魔法の力で精製された特殊なウィザードリング。ウィザードライバーにかざす事でウィザード スペシャルラッシュに変身する。リングにはドラゴン系スタイルの胸部に描かれているウィザードラゴンの顔が刻まれており、リングの四方には基本スタイルの顔の形が配置されている。
キャスト
◎は、最終作『MOVIE大戦アルティメイタム』に登場するキャストを表す。
『仮面ライダーフォーゼ』
- 如月弦太朗 / 仮面ライダーフォーゼ(声)- 福士蒼汰 ◎
- 歌星賢吾 - 高橋龍輝 ◎
- 城島ユウキ - 清水富美加 ◎
- 朔田流星 / 仮面ライダーメテオ(声) - 吉沢亮 ◎
- 風城美羽 - 坂田梨香子 ◎
- 大文字隼 - 冨森ジャスティン ◎
- 野座間友子 - 志保 ◎
- JK(神宮海蔵) - 土屋シオン ◎
- 佐竹剛 - 神保悟志
- 宇津木遥 - 長澤奈央
- 風田三郎 / サナギマン(声) / イナズマン(声) - 須賀健太 ◎
- 番場影人 / ヘラクレス・ゾディアーツ(声) - 遠山俊也
- 大木美代子 - 足立梨花 ◎
- 小牧瑠美 - 山谷花純 ◎
- 近藤大太 - 中澤兼利 ◎
- 根津誓夫 - 原勇弥 ◎
- 美羽のマネージャー - 島津健太郎
- ギャングのボス - チャック・ジョンソン
- スポーツ雑誌記者 - 荒井奈緒美
- アナウンサー - 久保田直子(テレビ朝日)
- 諸田先生 - 諸田敏(ノンクレジット)
- インガ・ブリンク - 原幹恵
- 美咲撫子 / 仮面ライダーなでしこ(声) - 真野恵里菜 ◎
- 大杉忠太 - 田中卓志(アンガールズ)
『仮面ライダーウィザード』
- 操真晴人 / 仮面ライダーウィザード(声) - 白石隼也 ◎
- コヨミ - 奥仲麻琴 ◎
- 奈良瞬平 - 戸塚純貴 ◎
- 大門凜子 - 高山侑子 ◎
- 上村優 / 美少女仮面ポワトリン - 入来茉里 ◎
- 幼い三郎 - 渋谷樹生 ◎
- 幼い瑠美 - 芳賀栞 ◎
- 幼い大太 - 坂本大河 ◎
- 幼い誓夫 - 阿久津秀寿 ◎
- ミサ / メデューサ(声) - 中山絵梨奈 ◎
- ユウゴ / フェニックス(声) - 篤海 ◎
- 署長 - 小宮孝泰
- ドーナツ屋店員 - 田谷野亮
- ドーナツ屋店長 - KABA.ちゃん ◎
- 輪島繁 - 小倉久寛
『MOVIE大戦アルティメイタム』
声の出演
- その他の仮面ライダー - 田丸篤志、田坂秀樹、間島淳司 ◎
- 怪人 - 大村亨、穴井勇輝、津留崎明広、竹内裕美、中澤匡智、山根剛、木村大介、前川綾香
- ガイアメモリ音声 - 立木文彦 (ノンクレジット)◎
- オースキャナー音声 - 串田アキラ (ノンクレジット)◎
- 仮面ライダービースト - 永瀬匡[14]◎
- ワイズマン - 古川登志夫 ◎
- ガーラ - 三ツ矢雄二 ◎
- イール - 関智一 ◎
- ザタン - デーモン閣下 ◎
スーツアクター
- 仮面ライダーウィザード[15]、仮面ライダーフォーゼ[15] - 高岩成二
- イナズマン[15] / サナギマン[15]、フェニックス[15]、仮面ライダービースト[15] - 渡辺淳
- 仮面ライダーメテオ[15]、仮面ライダーオーズ[15] - 藤井祐伍
- 仮面ライダーなでしこ[15] - 藤田房代
- ヘラクレス・ゾディアーツ[15] - 高田将司
- ザタン[15] - 岩上弘数
- ガーラ[15]、メデューサ[15] - おぐらとしひろ
- イール[15] - 羽賀亮洋
- 竹内康博
- 本多剛幸
- 今井靖彦
- 押川善文
- 松本竜一
- 神前元
- 寺本翔悟
- 藤田慧
- 岡田和也
- つちださゆり
- 大藤直樹
- 藤榮史哉
- 渡辺実
- 蜂須賀祐一
- 村岡弘之
- 橋口未和
- 佐藤義夫
- 向田翼
- 田中宏幸
- 五味涼子
- 高橋玲
- 細川晃弘
- 白崎誠也
- 大岩剣也
- 井口尚哉
- 徳田忠彦
- 中田裕士
- 柏木佑太
- 松村凌太郎
- 喜多川2tom
- 的場耕二
- 渡邉昌宏
- 神尾直子
- 橋本恵子
- 金田進一
- 内川仁朗
- 岡田貴善
- 片伯部浩正
- 伊藤茂騎
- 松本拓巳
- 松岡千尋
- 安永晃
- 原隆太
- 辻将太
- 中山甲斐
- 白尾聡洋
- 古屋貴士
- 北山竜一
- 関口昭光
- 相馬絢也
- 矢部敬三
- 金子起也
- 松本直也
- 関谷健利
- 草野伸介
- 大河平レオン
- 岩井潤一
- 加藤勉
- 河合健志
- 中島輝明
- 近藤知行
- 内山大輔
- 伊藤久二康
- 田中信彦
- 林潔
- 中澤まさとも
- 杉口秀樹
- 市山英貴
- 南辻史人
- 田中大登
スタッフ
- 原作 - 石ノ森章太郎(石森章太郎プロ)
- 製作 - 鈴木武幸(東映)、平城隆司(テレビ朝日)、日達長夫(東映ビデオ)、和田修治(アサツー ディ・ケイ)、木下直哉(木下工務店)、古澤圭亮(バンダイ)
- 企画 - 白倉伸一郎(東映)、桑田潔(テレビ朝日)、加藤和夫(東映ビデオ)、松下洋子(アサツー ディ・ケイ)、天野智弘(木下工務店)、小野口征(バンダイ)
- エグゼクティブプロデューサー - 杉山登(テレビ朝日)
- スーパーバイザー - 小野寺章(石森プロ)
- プロデュース - 宇都宮孝明・塚田英明(東映)、本井健吾(テレビ朝日)
- 脚本 - 浦沢義雄(ウィザード、MOVIE大戦アルティメイタム)、中島かずき(フォーゼ)
- 音楽 - 中川幸太郎、鳴瀬シュウヘイ
- 撮影 - 倉田幸治
- 照明 - 斗沢秀
- 美術 - 大嶋修一
- 録音 - 畑幸太郎
- 編集 - 須永弘志
- 整音 - 曽我薫
- スケジュール - 山口恭平
- 助監督 - 杉原輝昭、高畑隆史、越知靖、清水賢一、佐山拓弥
- 記録 - 増田実子
- 製作担当 - 板垣隆弘
- ラインプロデューサー - 平原大志
- アクションコーディネーター補 - 渡辺淳(ジャパンアクションエンタープライズ)
- キャラクターデザイン - 田嶋秀樹、小林大祐、阿部統
- クリーチャーデザイン - 麻宮騎亜、丸山浩
- 特撮監督 - 佛田洋(特撮研究所)
- 監督・アクション監督 - 坂本浩一
- 配給 - 東映
- 制作 - 「ウィザード&フォーゼ」製作委員会(東映、テレビ朝日、東映ビデオ、アサツー ディ・ケイ、木下工務店、バンダイ)
音楽
- 主題歌
-
- 「FOREST OF ROCKS」
- 作詞・作曲 - H.E.DEMON KAKKA / 編曲 - AI ISHIGAKI / 歌 - デーモン閣下
- 挿入歌
-
- 「Switch On!」
- 作詞 - 藤林聖子 / 作曲・編曲 - tatsuo / 歌 - 土屋アンナ
- 「Life is SHOW TIME」
- 作詞 - 藤林聖子 / 作曲・編曲 - tatsuo / 歌 - 鬼龍院翔 from ゴールデンボンバー
映像ソフト化
2013年5月21日発売。Blu-rayとDVDでリリース。平成仮面ライダーシリーズの劇場版では初めて劇場公開版とディレクターズカット版の同時発売が試みられた。また本作品以降、コレクターズパック(本作品ではパーフェクトパックも含む)の特典ディスクもBlu-ray版ではBlu-rayでの収録となる。
- 仮面ライダー×仮面ライダー ウィザード&フォーゼ MOVIE大戦アルティメイタム 劇場公開版(1枚組)
- 本編:劇場公開版本編を収録
- 映像特典
- 特報・劇場予告編
- 仮面ライダー×仮面ライダー ウィザード&フォーゼ MOVIE大戦アルティメイタム ディレクターズカット版(1枚組)
- 本編:約23分の未公開シーン、バトルシーンを追加、本編とエンドロールを独立させるなどの再編集を施した本編を収録
- 音声特典
- オーディオコメンタリー(監督・アクション監督:坂本浩一)
- 仮面ライダー×仮面ライダー ウィザード&フォーゼ MOVIE大戦アルティメイタム コレクターズパック(2枚組)
- ディスク1:劇場公開版ディスク
- ディスク2:特典ディスク
- メイキング
- 完成披露記者会見
- 完成披露試写会舞台挨拶
- 公開初日舞台挨拶
- 大ヒット御礼舞台挨拶
- TVスポット集
- データファイル
- ポスターギャラリー
- 仮面ライダー×仮面ライダー ウィザード&フォーゼ MOVIE大戦アルティメイタム パーフェクトパック(3枚組)
- ディスク1:劇場公開版ディスク
- ディスク2:ディレクターズカット版ディスク
- ディスク3:特典ディスク(コレクターズパックと同様)
- 初回限定特典
- 復刻台本
- 解説書
- ポストカード(2枚組)
- 特製アウターケース
評価
丸の内TOEI2他全国298スクリーンで公開され、2012年12月8・9日の初日2日間で興収2億8163万5350円・動員24万4870人を記録し、映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)で初登場第1位を獲得した[16]。
他媒体展開
テレビシリーズ
- 『仮面ライダーウィザード』
- 本作品のテレビ本編の1つ(もう1つは『フォーゼ』)。同作品の第52・53話にて、Wやオーズのライダーリングが本作とは別の設定で登場。
他映画作品
- 仮面ライダー×スーパー戦隊×宇宙刑事 スーパーヒーロー大戦Z
- 本作品のサナギマン/イナズマンが登場。
小説作品
- 『小説 仮面ライダー フォーゼ〜天・高・卒・業〜』
- 『フォーゼ』の小説作品。作中にて本作品の出来事が語られている。
脚注
- ^ “2014年記者発表資料(2013年度統計)” (PDF). 日本映画製作者連盟 (2013年1月28日). 2013年1月28日閲覧。
- ^ イナズマンのデザイン・設定などは漫画版に近い物になっているが、ゼーバーといった映像作品由来のアイテムも登場している。
- ^ エンドロール終了後に登場するのみで、本編には直接関わらない。
- ^ 初代「美少女仮面ポワトリン」花島優子、22年ぶり当時の衣装で観客魅了!シネマトゥデイ 2012年12月18日
- ^ 賢吾は宇宙京都大学の大学院生、ユウキは宇宙飛行士、流星はインターポールの捜査官、美羽はモデル、隼はアメフト選手、友子は小説家、JKは週刊誌の編集部で働く自称ジャーナリスト。
- ^ ディレクターズカット版では逮捕直前に使用していたゾディアーツスイッチをメテオストームが握り潰すシーンが追加された。
- ^ 劇場パンフレットより記載。
- ^ 「宇宙船vol.140特別付録 宇宙船 YEARBOOK 2013」『宇宙船』vol.140(2013.春号)、ホビージャパン、2013年4月1日、別冊p.10、ISBN 978-4798605944。
- ^ 『平成仮面ライダー英雄伝II』(カンゼン)p.169
- ^ ディレクターズカット版より
- ^ Wの場合、肉体の交換が必要なファングジョーカーをハーフチェンジの状態から直接変身することが出来たり、オーズでは変身不可能になったプトティラコンボに変身することが出来るなど。
- ^ ディレクターズカット版のオーディオコメンタリー内での発言より。
- ^ 直接の変身ではなく、ライダーリングで召喚されたオーズの声を担当している。
- ^ 劇場公開版ではノンクレジット扱いであったが、ディレクターズカット版にてクレジットされた。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n エンドクレジットより。
- ^ 「仮面ライダー」、ジェームズ・ボンドを抜き去る!安定した強さで初登場トップ!シネマトゥデイ 2012年12月11日
関連項目