コンテンツにスキップ

エア・ベルリン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。MomijiRoBot (会話 | 投稿記録) による 2016年9月24日 (土) 21:54個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (Bot: [​[フォッカー 100|フォッカー 100]​] → [​[フォッカー 100]​] ,Removed linktext ∵Check Wikipedia #64)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

エア・ベルリン
Air Berlin
IATA
AB
ICAO
BER
コールサイン
AIR BERLIN
設立 1978年
ハブ空港 ベルリン・テーゲル空港
デュッセルドルフ空港
焦点空港 ミュンヘン空港
ハンブルク空港
ウィーン国際空港
チューリッヒ空港
マイレージサービス Top Bonus
航空連合 ワンワールド
保有機材数 148機
就航地 154都市
本拠地 ドイツベルリン
外部リンク http://www.airberlin.com/
テンプレートを表示
ボーイング737-800

エア・ベルリン(Air Berlin)は、ドイツに拠点を置く航空会社である。

概要

ベルリンデュッセルドルフミュンヘンニュルンベルクケルンなどを中心に、ヨーロッパ各都市に多く就航するほか、北米、カリブ海諸国、アフリカにも就航している。

航空券の座席予約システム(CRS)は、アマデウスITグループが運営するアマデウスを利用している。 [1]

歴史

1978年、東西分裂ドイツにおいてはルフトハンザドイツ航空のような西ドイツの航空会社は英米仏の占領地区である西ベルリンには乗り入れることが出来なかった。そのため、パンアメリカン航空アメリカン航空の社長であった人物が、米国オレゴンにおいて「Air Berlin Inc.」として創業。

東西ドイツ統一後の1991年、ドイツに「Air Berlin GmbH & Co. Luftverkehrs KG」を設立し、ドイツに資本を移す。1993年にはボーイング社から26機の新規機材を調達することに成功した。1997年、IATA加盟。2004年、オーストリアの格安航空会社ニキ航空の株式24%を取得。「low fares alliance」として提携関係にある。2006年には、ミュンヘンの格安航空会社、dba(旧 Deutsche BA)を完全子会社化し、別ブランドで就航を続けていたが、翌年これを解消している。また、2007年にはデュッセルドルフ空港を拠点とするLTUインターナショナルを買収。こうした拡大路線により、現在ではヨーロッパで4番目の規模を持つ航空会社グループを形成している。

2012年3月20日から航空連合ワンワールドへ加盟。記念式典は、2013年10月27日ベルリン・ブランデンブルク国際空港開港と同時に行い、この時にワンワールド特別塗装機もお披露目される予定だったが、ベルリン・ブランデンブルク国際空港が当初の開港予定より遅れる[1][2]見込みである。

ワンワールドの他、エティハド航空と提携しており、日本への乗り入れは2012年12月よりエティハド航空とのコードシェア便(成田、中部)で実施している[2]。 そのため公式パンフレットや機内モニターなどでは日本への就航地として東京(成田)と名古屋(中部)が記載されている。

就航都市

アフリカ

エジプト

モロッコ

チュニジア

アメリカ

バルバドス

キューバ

キュラソー島

ドミニカ共和国

メキシコ

アメリカ合衆国

アジア

イスラエル

トルコ

アラブ首長国連邦

ヨーロッパ

オーストリア

ブルガリア

クロアチア

チェコ

デンマーク

フィンランド

フランス

ドイツ

ギリシャ

ガーンジー

ハンガリー

アイスランド

イタリア

ジャージー

マルタ

モンテネグロ

ポーランド

ポルトガル

ルーマニア

セルビア

スペイン

スウェーデン

スイス

特徴

エア・ベルリンは、格安航空会社に分類されているが運賃は格安航空会社の中ではやや高めに設定されており、機内サービスの提供なども行っているため大手航空会社と格安航空会社の中間に位置づけることも出来る。代表的なところとして、以下のようなサービスが挙げられる。

  • 座席指定制
  • 機内誌の提供
  • 機内での新聞のサービス
  • 機内ドリンク、機内食の提供
  • 機内エンターテイメント(テレビ、スカイマップ等)の提供
  • ハブ空港での乗り継ぎ保証
  • マイレージサービス

また、多くの格安航空会社が利用する中小空港(Secondary Airport)ではなく、大空港に就航する路線もある。

機材

エア・ベルリン ボーイング737-700
エア・ベルリン(旧 LTU国際航空) エアバスA330-300

エア・ベルリンの運航機材(2010年8月現在)[10]

機種 機数
エアバス A319-112 11
エアバス A319-132 3
エアバス A320-214 30
エアバス A321-211 9
エアバス A330-223 10
エアバス A330-322 3
ボーイング 737-700 27
ボーイング 737-800 37
デ・ハビランド・カナダ DHC-8-400 10

以前はフォッカー 100も所有していた。

関連項目

出典・脚注

外部リンク