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セルゲイ・オシポフ

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セルゲイ オシポフ は、ロシアを代表するフルコンタクト空手空手道選手で、プーチン前ロシア大統領のボディーガード

盧山初雄館長率いる財団法人極真奨学会極真空手道連盟極真館へ所属するロシア筆頭の選手。

第1回全世界ウェイト制空手道選手権大会(開催地:モスクワ、主催:極真館)重量級の優勝者。

  • 出身地:ロシアモスクワ出身。身長 180cm、体重 90kg。
  • 所属団体:財団法人極真奨学会 極真空手道連盟 極真館
  • 所属道場:極真館 Russia
  • 段位:参段

主な戦歴

  • 2005年 極真館 第1回 全世界ウェイト制空手道選手権 in ロシア 重量級 優勝 (開催国:ロシア
  • 2002年 極真会館(松井派)極真パリ国際大会2002 (開催国:PARIS)優勝。
  • 2001年 極真会館(松井派)第2回全世界大会 軽重量級 準優勝。

プロフィール

当初、極真会館松井派)ロシア支部に所属していたが、後に極真館ロシア支部へ移籍する。

極真会館(松井派)第7回全世界大会の際に、初出場ながら、当時、勢いのあったニコラス・ペタスを上段回し蹴りで倒し、3位入賞を果たしロシアの存在をアピールしたアレキサンダー・ピチュクノフが試合後に、「ロシアには私より強い選手がいる」と言わしめたのがセルゲイ・オシポフ選手であった。 2003年開催された極真会館の第8回全世界大会では、途中骨折によって結果は7位に留まったが、必殺技の見えない角度で走る高速上段回し蹴りで、日本の名だたる選手達をマットに沈め、ロシアの冷徹な貴公子と恐れられた。極真会館(松井派)の世界チャンピオンとなり、現在K-1で活躍しているブラジルのエヴェルトン・テイシェイラさえもオシポフの上段回し蹴りによってマットに沈められている。

試合スタイル

常に冷静沈着で、ロシア選手独特の体を預けたような形で堅い突きを繰り出し、突き合いから目にもとまらない高速回し蹴りで、相手選手をマットに沈める。 オシポフ選手の回し蹴りは、股関節の柔軟性に富み、膝の角度が高く、膝からつま先までが水平の角度で放たれるために相手選手の視界に入りにくい。そのため、上段蹴りが来る事がわかっていても受けられない。

外部リンク