駅ナンバリング
駅ナンバリング(えきナンバリング)とは、鉄道駅に対して、通常の駅名とは別に英字(ラテン文字)とアラビア数字等からなる駅番号を付ける制度。駅番号制とも呼ばれる。世界的に普及しているラテン文字やアラビア数字を使うことで、旅行者にも駅を識別しやすくする。鉄道駅のほかバス停留所に導入されている例もある。
駅番号の構成
駅番号は記号部分と数字部分(番号部分)から構成されている事が多い。事業者が1路線しか運行していない場合や、直通運転や運賃の通算がない独立した路線の場合では、数字部分のみのこともある。
- 数字のみの例
-
- 首都圏新都市鉄道・つくばエクスプレス線(首都圏新都市鉄道の路線はTXの1路線しかない)
- 東京都交通局・日暮里・舎人ライナー(同じ都交通局が運営し路線記号がある都営地下鉄とは番号体系が別であり、連絡する都電荒川線に2016年1月時点では電停に番号が振られていない)
- 豊橋鉄道・渥美線、市内線(同じ豊鉄の路線ではあるが、両線を区別する路線記号は使われず、それぞれの路線ごとに数字の連番のみとなっている)
など。
記号部分
路線記号は通常は英字1文字または2文字からなる。路線の識別にもアラビア数字を用いていることもある。路線記号は路線名のローマ字表記の省略形になっていることが多く、その中でも頭文字をそのまま路線記号にしたものが多い。ただし、同一地域で頭文字が同じ路線がある場合は路線記号が重複しないように変更される。
- 東京地下鉄日比谷線と半蔵門線は、前者が H (Hibiya) で、後者が Z (hanZomon)、丸ノ内線と都営地下鉄三田線は前者が M(Marunouchi・本線)と m(方南町分岐線)で後者が I(mIta・大文字のアイ)、大阪市営地下鉄千日前線と堺筋線は、前者が S (Sennichimae) で、後者が K (saKaisuji)。
- ゆりかもめでも、公式サイトなどでの同路線のローマ字表記の頭文字は Y であるにもかかわらず路線記号は U を使用しており、これによって豊洲駅で接続する東京メトロ有楽町線の路線記号 Y と重なることは避けられている。
また、複数の路線が直通し、事実上一体の路線として運行されているような場合には、1つの路線記号を持ち、駅番号も連続したものとなっていることがある。この場合の路線記号は、最も主要な部分の路線名に基づいて設定されたと見られるものを使用していることが多い(神戸市営地下鉄西神山手線⇔北神急行線間など)。
なお、本線から分岐する支線が存在する場合、丸ノ内線のように大文字・小文字で区別するものや、番号を飛ばして附番する、支線分岐駅の駅番号から「211-1」のように枝番号をつけていくもの(南海電気鉄道など)などの表記法がある。
京成電鉄や京浜急行電鉄、南海電気鉄道など、路線別に記号を使わず、その事業者の全路線で同じ記号を用いている事業者もある。
数字部分
数字部分は通常、0または1から始まる一連の番号になっている。1桁の番号は、桁数を合わせるために頭に0を付けられる形で「01」のように2桁になっていることが多い。また、方角を基準に定めている場合には路線の起・終点とは必ずしも一致しない場合がある。例えば東京地下鉄では銀座線・丸ノ内線・日比谷線・千代田線で終点側の駅が01である(理由は後述)。また、路線図などでも本来の起・終点と逆になっている場合が多い。
既存区間の途中に新駅ができた場合、例えば番号8と9の駅の間に新駅ができた場合は、番号をずらすことはせず、8-1などのように枝番号をつけることがほとんどである。これは日本の高速道路におけるインターチェンジやジャンクション、コミュニティバスなどの例と同様である。2008年3月15日、駅ナンバリングを導入している四国旅客鉄道(JR四国)土讃線の波川駅 (K08) と日下駅 (K09) の間に新設された小村神社前駅は駅番号がK08-1であり枝番号を付番する形をとった。一方で、ソウルの首都圏電鉄1号線では、東廟前駅の開業にともない、新駅より上りの全駅で番号を1ずつずらした。
駅ナンバリング導入時に新駅設置計画がある場合は、予めその駅にも番号を振っておき、その駅が開業するまでは欠番とする例がある。愛知環状鉄道線では導入時に計画があった2つの新駅(導入翌年に開業)にも番号を振っていた。京福電気鉄道(嵐電)では新駅設置計画のある区間や駅間の長い区間の番号を飛ばして(A01の次がA03など)いたが、2016年4月に撮影所前駅が開業した際に番号を振り直して欠番を解消した[1]。また逆に北海道旅客鉄道(JR北海道)や阪堺電気軌道では導入後に一部の駅・電停が廃止となっており、その番号は繰り上げられることなく欠番となっている。
また大阪市営地下鉄では、番号の小さい側でも乗り入れ路線と連番にするため、および将来の延伸を考慮して、数字部分が原則として11から始まっている。
日本での事例
日本では昭和末期から長崎電気軌道が導入していたが[2][3]、2002年にFIFAワールドカップ日韓大会の開催に合わせて横浜市営地下鉄が実施、2004年に東京の地下鉄である東京地下鉄・都営地下鉄で同時実施したのを皮切りに、駅に番号が振られる地区が出始めた。観光などで訪日外国人の増加を目指す政府の「ビジット・ジャパン・キャンペーン (YOKOSO! JAPAN)」に即した取り組みとして導入されているものもある。事業者によっては外国人の利用の増加を見込んで導入しているところもある。また、中京圏の鉄道は2005年日本国際博覧会(愛知万博)の開催を前に中部運輸局の指導により相次いで導入したものである。
日本の採用事例で、東京メトロ・都営地下鉄とゆりかもめの東京都心部3事業者と東武鉄道は記号部と番号部の間にハイフンが入る(ただし、ハイフンの入らない事業者でも車内の液晶やLED表示では入っている場合がある)。ただし、駅名標や路線図では記号部と番号部の2行で表記されている。
事業者単位で見ると、新規路線の開業や既存路線の延伸開業、万国博覧会やサミット、オリンピックなどの国際的な大規模行事が該当地域で行われることなどをきっかけとして導入されることが多く、2004年以降に開業した路線では開業時から導入されているものもある。ラインカラー制や案内表示の多言語表記[注 1]などと併用して導入されることも多い。
2016年3月現在、日本の大手私鉄においては西日本鉄道をのぞく事業者で全面的ないしは部分的に導入されている。
以下、日本の鉄道事業者において実施されているものである。
北海道
JR北海道
北海道旅客鉄道(JR北海道)では、2007年10月1日より主要線区で導入した。中心となる札幌駅を「01」として特急列車の方面別に記号を付け、札幌駅からの駅数で付番している。
札幌市営地下鉄
- 南北線 (N / Namboku 南北) 麻生駅 (N01) - 真駒内駅 (N16)
- 東西線 (T / Tozai 東西) 宮の沢駅 (T01) - 新さっぽろ駅 (T19)
- 東豊線 (H / toHo 東豊) 栄町駅 (H01) - 福住駅 (H14)
札幌市電
函館市電
函館市電では路線図等に記載している[5]。導入時期不詳。記号部は運行している2つの系統の両方が経由する湯の川停留場 - 十字街停留場間は両方の系統の記号が付されている。
- ■Y 2系統(Y / Yachigashira 谷地頭) 湯の川駅 (DY01) - 十字街駅 (DY20) → 宝来町停留場 (Y24) - 谷地頭停留場 (Y26)
- ■D 5系統(D /Dokku どつく) 湯の川駅 (DY01) - 十字街駅 (DY20) → 末広町停留場 (D21) - 函館どつく前停留場 (D23)
道南いさりび鉄道
道南いさりび鉄道では2016年3月26日の開業時から駅ナンバリングを導入する。[6]ただし、五稜郭駅はJR北海道の(H74)のみが付番され、道南いさりび鉄道線のナンバリングは付与されない。なお前身のJR江差線時代では、分岐駅である五稜郭駅を除く全区間でJR北海道の駅ナンバリング導入の対象外路線だった[7]。
東北
仙台市地下鉄
仙台市地下鉄では、南北線では2015年3月に[8][9]、東西線は2015年12月6日の開業と同時に導入された。
関東
JR東日本・東京モノレール・東京臨海高速鉄道
JR東日本では、2020年東京オリンピック開催を見据えて、複数の路線がまたがって運行している首都圏エリアの電車特定区間(E電区間)において、2016年8月20日の山手線目黒駅を皮切りに駅ナンバリングを順次導入する予定[10][11]。併せて、グループ会社の東京モノレール・東京臨海高速鉄道でも2016年10月より導入予定[12][13]。2016年10月1日より、導入予定線区のうち東京都区部を中心とした一部区間で本格供用を開始し、スマートフォン向けアプリ「JR東日本アプリ」にも反映された。
路線コードはアルファベット2文字で、「J」に始まり、路線名の頭文字(例:山手線…JY。重なる場合は東京メトロ・都営地下鉄と同様に、その次の文字。例外として東京モノレールはモノレール(MOnorail)の「MO」、りんかい線はりんかい(Rinkai)の「R」1文字)で、原則として東京駅始発の路線は東京駅を起点に(東京駅を通過する路線及び経由しない路線については南及び西方から。また、山手線及び武蔵野線は東京駅から反時計回りに)、順に首都圏エリアの各路線の駅番号2桁を割り当てている(例:山手線の東京駅…JY 01)。
ナンバリングの枠線は従来から用いられているラインカラーとしている。複々線区間など複数の系統が並走している路線や乗換駅ではそれぞれの系統ごとに記号が割り当てられる。なお、通過駅はカウントしないほか、並走している路線の間で数字の増減方向が逆となる場合もある(中央線の快速と各駅停車、東海道線と山手線・京浜東北線・横須賀線、山手線と湘南新宿ライン・埼京線など)。
また、他社にない特徴として、東京駅や新宿駅などの主要な乗換駅において、IATA空港コードを模したスリーレターコードが付け加えられている(例:東京駅…TYO)。この設定駅では、ラインカラーを示す枠線の外周を黒枠で囲んでいる。
- JR東日本
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- 東海道線 (JT, Tōkaidō) 東京駅 (JT 01) - 大船駅 (JT 07)
- このうち、2016年10月1日時点での本格導入区間は、東京駅 (JT 01) - 品川駅 (JT 03) である。
- 横須賀・総武快速線 (JO, yOkosuka / sŌbu) 久里浜駅 (JO 01) - 千葉駅 (JO 28)
- 京浜東北・根岸線 (JK, Keihin) 大船駅 (JK 01) - 大宮駅 (JK 47)
- 山手線 (JY, Yamanote) 東京駅 (JY 01) - 有楽町駅 (JY 30)
- 2016年10月1日時点で線内全駅への本格導入完了済み。
- 2020年度に品川駅 - 田町駅間に開業予定の新駅に備えてJY26は欠番となっている。
- 中央本線及び直通2路線 (JC, Chūō / Central)
- このうち、2016年10月1日時点での本格導入区間は、東京駅 (JC 01) - 三鷹駅 (JC 12) である。
- 中央・総武線各駅停車 (JB, sōBu) 三鷹駅 (JB 01) - 千葉駅 (JB 39)
- 宇都宮線(東北本線)・高崎線 ・上野東京ライン(JU, Utsunomiya / Ueno-Tokyo) 東京駅 (JU 01) - 大宮駅 (JU 07)
- このうち、2016年10月1日時点での本格導入区間は、東京駅 (JU 01) - 赤羽駅 (JU 04) である。
- 埼京線(赤羽線) (JA, sAikyō, Akabane) 大崎駅 (JA 08) - 大宮駅 (JA 26)
- このうち、2016年10月1日時点での本格導入区間は、大崎駅 (JA 08) - 浮間舟渡駅 (JA 17) である。
- りんかい線 新木場駅を起点とした通し番号となっている。
- 常磐線快速 (JJ, Jōban) 上野駅 (JJ 01) - 取手駅 (JJ 10)
- 常磐線各駅停車 (JL, jōban-Local) 綾瀬駅 (JL 19) - 取手駅 (JL 32)
- このうち、2016年10月1日時点での本格導入区間は、綾瀬駅 (JL 19) - 金町駅 (JL 21) である。
- 直通運転する東京メトロ千代田線 代々木上原駅を起点とした通し番号となっている。綾瀬駅には既に千代田線の駅番号(C-19)も付番されている。なお、運賃計算上快速線との接続駅である千代田線 北千住駅には付番されない。
- 常磐線快速と常磐線各駅停車のラインカラーはどちらも■エメラルドグリーンであるが、実際には区別のためにいずれか片方のみに使用し、もう一方は別の色を使用している場合が多い。しかし、媒体によってまちまちで統一されていない(常磐緩行線#ラインカラーも参照)。
- 京葉線 (JE, kEiyō) 東京駅 (JE 01) - 千葉みなと駅 (JE 16)
- 湘南新宿ライン (JS, Shōnan / Shinjuku) 逗子駅 (JS 06) - 大宮駅 (JS 24)
- このうち、2016年10月1日時点での本格導入区間は、西大井駅 (JS 16) - 赤羽駅 (JS 22) である。
- 横須賀線 久里浜駅を起点とした通し番号となっている。
- 東海道線 (JT, Tōkaidō) 東京駅 (JT 01) - 大船駅 (JT 07)
- 以下の区間は全区間とも2016年10月1日時点では本格導入されていない。
- スリーレターコード
- 東京駅 TYO
- 神田駅 KND
- 秋葉原駅 AKB
- 上野駅 UEN
- 日暮里駅 NPR
- 池袋駅 IKB
- 新宿駅 SJK
- 渋谷駅 SBY
- 恵比寿駅 EBS
- 大崎駅 OSK
- 品川駅 SGW
- 浜松町駅 HMC
- 新橋駅 SMB
- 赤羽駅 ABN
- 浦和駅 URW
- 大宮駅 OMY
- 大船駅 OFN
- 戸塚駅 TTK
- 横浜駅 YHM
- 武蔵小杉駅 MKG
- 川崎駅 KWS
- 東京モノレール
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- 東京モノレール羽田空港線 (MO, MOnorail) モノレール浜松町駅 (MO 01) - 羽田空港第2ビル駅 (MO 11)
東京地下鉄・都営地下鉄
東京地下鉄(東京メトロ)、および東京都交通局(都営地下鉄)では利便さを考慮し、ラインカラー・路線名の表現・記載方法・乗車制度など足並みを揃えて導入される制度が多くなっている。駅番号も同時に導入されたため、英字は両事業者で重ならないように配慮されている。このため、両事業者共通で説明できる部分は先にこの項にて解説する。駅番号の大小方向は以下の法則で統一されている。
2004年4月1日の東京地下鉄発足時に導入された。渋谷駅・新宿駅・池袋駅が存在する西方の駅を「01」としている。始発駅も終着駅も西方に存在するコの字型の路線(丸ノ内線、都営三田線)の場合、南西方から反時計回りに数値が増加していく。ただし都営大江戸線は時計回りに数値が増加していく(後述)。
目黒駅 (N-01/I-01) - 白金高輪駅 (N-03/I-03)間 (2.3 km) は東京メトロ南北線と都営三田線で、和光市駅 (Y-01/F-01) - 小竹向原駅 (Y-06/F-06)間 (8.3 km) は東京メトロ有楽町線と副都心線で、それぞれ線路・駅施設を共有しており1つの駅に2つの駅番号が付けられている。同じ駅については路線記号部分のみ異なり、数字部分は同じである。有楽町線と副都心線の小竹向原駅 (Y-06/F-06) - 池袋駅 (Y-09/F-09)間はそれぞれ別の線路を使用しているが、途中の駅数が2駅と同数のため、数字部分は同じである。
- 東京地下鉄
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- 銀座線 (G / Ginza) 渋谷駅 (G-01) - 浅草駅 (G-19)
- 丸ノ内線
- 日比谷線 (H / Hibiya) 中目黒駅 (H-01) - 北千住駅 (H-21)
- 東西線 (T / Tozai) 中野駅 (T-01) - 西船橋駅 (T-23)
- 千代田線 (C / Chiyoda) 代々木上原駅 (C-01) - 北綾瀬駅 (C-20)
- 有楽町線 (Y / Yurakucho) 和光市駅 (Y-01) - 新木場駅 (Y-24)
- 半蔵門線 (Z / hanZomon) 渋谷駅 (Z-01) - 押上駅 (Z-14)
- 「HANzomon」のHが日比谷線で、Aが都営浅草線で、Nが南北線でそれぞれ使用しているため、Zが採用された。
- 南北線 (N / Namboku) 目黒駅 (N-01) - 赤羽岩淵駅 (N-19)
- 副都心線 (F / Fukutoshin) 和光市駅 (F-01) - 渋谷駅 (F-16)
- 総合研修訓練センター内運転実習線(非営業路線) (K / Kunren) センター西駅 (K-01) - センター東駅(K-03)
- 都営地下鉄
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- 浅草線 (A / Asakusa) 西馬込駅 (A-01) - 押上駅 (A-20)
- 三田線 (I / mIta) 目黒駅 (I-01) - 西高島平駅 (I-27)
- 「Mita」のMが丸ノ内線で使われたため、I(英大文字の「アイ」)が採用された。
- 新宿線 (S / Shinjuku) 新宿駅 (S-01) - 本八幡駅 (S-21)
- 大江戸線 (E / o-Edo) 新宿西口駅 (E-01) - 光が丘駅 (E-38)
- 大江戸線のみ基準が異なり、新宿西口駅から「6」の字を時計回りに辿る形になっており西方から01とはなっていない。また、路線記号は路線名の頭文字そのままだと英字のOになるところをEとしている(英字のO(オー)と数字の0(ゼロ)が紛らわしいため)[15]。
ゆりかもめ
ゆりかもめでは有明駅 - 豊洲駅間が延伸開業した2006年3月27日より導入された。 「Yurikamome」のYが豊洲駅で接続する東京メトロ有楽町線で使われたため、U(英大文字の「ユー」)が採用された。
- 東京臨海新交通臨海線(ゆりかもめ) (U / yUrikamome) 新橋駅 (U-01) - 豊洲駅 (U-16)
日暮里・舎人ライナー
東京都交通局の日暮里・舎人ライナーでは、2008年3月30日の開業時より導入された。記号部分(英字)を持たず数字だけで構成されている。
- ■日暮里・舎人ライナー 日暮里駅 (01) - 見沼代親水公園駅 (13)
京成電鉄・新京成電鉄・北総鉄道・芝山鉄道
京成電鉄・北総鉄道・芝山鉄道では2010年7月17日(京成成田スカイアクセス開業日)に導入された[注 2]。路線記号は、京成が「KeiSei(京成)」を示す「KS」、北総が「HokuSo(北総)」を示す「HS」、芝山が「ShibayamaRailway(芝山鉄道)」を示す「SR」で、これと数字で構成される[注 3]。
付番基準については、京成は上野を「KS01」として、本線など各路線ごとに押上、および本線との接続駅の次の駅から、北総・芝山は、京成との接続駅の次の駅から東へ向け連続番号を振っている。
3社とも駅番号の二重付番を行わない方針を採っており、京成本線と京成他路線の分岐駅については本線の番号のみが付番され、北総と重複する京成駅の内、東松戸駅・新鎌ヶ谷駅・千葉ニュータウン中央駅・印旛日本医大駅は北総の番号 (HS) のみが付番される。
新鎌ヶ谷駅・京成津田沼駅・押上駅だけは例外で、新京成線と都営地下鉄浅草線の駅番号(それぞれ順番にSL11、SL24、A-20)が付番されているが、新鎌ヶ谷駅と京成津田沼駅は新京成が後から全駅に導入したため(後述)、押上駅は「京成押上線の起点」という理由により、北総や京成の駅としてもそれぞれ「HS08」「KS26」「KS45」が付番されている[16]。
新京成電鉄では2014年2月から駅ナンバリングを順次導入した[17]。路線記号は、従前より新京成の略称として多く用いられている「SK」は、後述の西武国分寺線が先に使用している為、「Shin-Keisei Line」を示す「SL」を採用した。
新鎌ヶ谷駅と京成津田沼駅はそれぞれ北総と京成の駅番号が設定されている(前述)が、新京成はそれらの駅にも駅番号を設定した。
駅構内での表示は記号部と番号部の2行分割書きとなる。
- ■■京成電鉄
- ■■新京成電鉄
- ■■北総鉄道
- ■■芝山鉄道
京浜急行電鉄
京浜急行電鉄では2010年10月21日(羽田空港国際線ターミナル駅開業日)に導入。路線記号は、「Keihin Kyuko(Keikyu)」を示す「KK」で、これと数字で構成される[注 3]。同年6月25日に京成電鉄での実施と同時に発表され、記号番号の組み合わせや駅構内での表示が記号部と番号部の2行分かち書きとなる点も同様だが、要領が以下の通り京成他2社とは異なる。
付番基準については、品川を「KK01」として、途中の支線(および事実上の支線格である本線の堀ノ内→浦賀)に向けて連続する形(本線京急蒲田 (KK11)→空港線糀谷 (KK12) … 空港線羽田空港国内線ターミナル (KK17)、本線雑色 (KK18)→本線六郷土手 (KK19)→本線京急川崎 (KK20)→大師線港町 (KK21) - 大師線小島新田 (KK26)、本線八丁畷「KK27」 -)になっており、本線の下り基準で見た場合、堀ノ内駅を除く支線接続駅の次の駅は番号が連続せずに支線の終点駅の次の番号に飛ぶことになる。
また、本線泉岳寺駅はすでに都営地下鉄浅草線の駅番号である「A-07」が設定されていて、案内でもこれを用いている[18]。
東京急行電鉄・横浜高速鉄道
東京急行電鉄では、2012年2月上旬から順次全駅に導入している[19][20]。
また、横浜高速鉄道もみなとみらい線において同年9月下旬頃から[要出典]導入している[21]。
東京メトロとの相互直通運転の境界駅である渋谷駅・中目黒駅・目黒駅にはすでに東京メトロの駅番号が付与されているが、東急としての駅番号も付与される。更に目黒駅には白金高輪駅まで東京メトロ南北線と施設を共用する都営地下鉄三田線の駅番号も付与されている為、駅番号が東急・メトロ・都営と3つ付与されている。また、同じく東急と横浜高速鉄道の境界駅である横浜駅では東急と横浜高速鉄道の番号がそれぞれ付与されている。なお、こどもの国線は第二種鉄道事業者の東急の番号を付与している。
- 東京急行電鉄
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- 東横線 (TY / ToYoko) 渋谷駅 (TY01) - 横浜駅 (TY21)
- 目黒線 (MG / MeGuro) 目黒駅 (MG01) - 日吉駅 (MG13)
- 田園都市線 (DT / Den-en-Toshi) 渋谷駅 (DT01) - 中央林間駅 (DT27)
- 大井町線 (OM / OiMachi) 大井町駅 (OM01) - 二子玉川駅 (OM15) - 溝の口駅 (OM16)
- 池上線 (IK / IKegami) 五反田駅 (IK01) - 蒲田駅 (IK15)
- 東急多摩川線 (TM / tokyu TaMagawa) 多摩川駅 (TM01) - 蒲田駅 (TM07)
- 世田谷線 (SG / SetaGaya) 三軒茶屋駅 (SG01) - 下高井戸駅 (SG10)
- こどもの国線 (KD / KoDomonokuni) 長津田駅 (KD01) - こどもの国駅 (KD03)
- 横浜高速鉄道
東武鉄道
東武鉄道では、2012年3月17日のダイヤ改正、業平橋駅の「とうきょうスカイツリー駅」への改名、伊勢崎線浅草駅・押上駅 - 東武動物公園駅間の愛称「東武スカイツリーライン」導入に合わせ全駅に導入された[22]。
路線群毎に記号を設け、また番号部は同一群内で番台区分されていることが特徴で、記号部と番号部の間はハイフンが入る。記号部の最初の一文字は全て東武の「T」となっている。複数の路線が乗り入れている駅では春日部駅以外は二重付番を行わず、支線区は分岐駅の次の駅から順に付番する。
東京メトロとの相互直通運転の境界駅である押上駅・北千住駅・和光市駅には既に東京メトロの駅番号が付与されているが、東武としての駅番号も付与される。
- 東武スカイツリーライン系統 (TS / Tobu Skytree)
- 伊勢崎線(東武スカイツリーライン) 浅草駅 (TS-01) - とうきょうスカイツリー駅 (TS-02) → 押上駅 (TS-03) - 東武動物公園駅 (TS-30)
- 亀戸線 小村井駅 (TS-41) - 亀戸駅 (TS-44)
- 大師線 大師前駅 (TS-51)
- 伊勢崎線系統 (TI / Tobu Isesaki)
- 日光線系統 (TN / Tobu Nikko)
- 野田線系統 (TD / Tobu noDa)
- 野田線(東武アーバンパークライン) 大宮駅 (TD-01) - 船橋駅 (TD-35)
- 東上線系統 (TJ / Tobu toJo、ToJo)
西武鉄道
西武鉄道では、2013年3月16日から開始された池袋線の東京メトロ副都心線経由での東急東横線・横浜高速鉄道みなとみらい線との相互直通運転に合わせ、2013年3月までに順次導入した[23]。記号部の最初の一文字を自社の頭文字の"S"としている点や記号部を路線群毎に分けている点は東武鉄道と、路線群毎では連番となっている点は京成電鉄他と共通している。所沢、東村山、小川、国分寺、萩山、西武遊園地、西武球場前の各駅はそれぞれの路線群ごとに付番される。
東京メトロとの相互直通運転の境界駅である小竹向原駅にはすでに東京メトロの駅番号が付与されているが、西武としての駅番号も付与されている。ただし、貨物線として営業していたが、付番時には長期休止中となっている安比奈線には導入されない。
- 池袋線系統 (SI / Seibu Ikebukuro)
- 新宿線系統 (SS / Seibu Shinjuku)
- 山口線系統 (SY / Seibu Yamaguchi)
- 国分寺線系統 (SK / Seibu Kokubunji)
- 多摩湖線系統 (ST / Seibu Tamako)
- 多摩湖線 国分寺駅 (ST01) - 西武遊園地駅 (ST07)
- 多摩川線系統 (SW / Seibu tamagaWa)
京王電鉄
京王電鉄では、2013年2月22日に実施されたダイヤ改定に合わせ、順次導入した[24]。記号部は、京王線とその支線では「KO」、井の頭線では「IN」となっている。番号部は京成電鉄・西武鉄道と同じく、路線群毎では連番かつ同一路線内の欠番なしとなっている。両路線群が接続する明大前駅は、京王線と井の頭線の両方が付番される。
都営地下鉄との相互直通運転の境界駅である新宿駅(新線新宿駅)にはすでに都営地下鉄新宿線の駅番号 (S-01) が付与されているが、京王としての駅番号も付与されている。
小田急電鉄・箱根登山鉄道・箱根ロープウェイ・箱根観光船
小田急電鉄・箱根登山鉄道・箱根ロープウェイ・箱根観光船では、2014年1月から駅ナンバリングを順次導入した[25]。新宿駅 - 箱根方面間は4社の鉄道・索道・航路(小田急小田原線・箱根登山鉄道・箱根ロープウェイ・箱根観光船)通しで付番されているのが特徴。東京都内の新宿駅から芦ノ湖の元箱根港まで実に67の駅・港が連続付番されている。この区間の記号部は「OH」(小田急箱根の頭文字)を使うが、コーポレートカラーから小田急線内は●青系、その他各社内(小田急箱根HD系)は●赤系の色を用いて区別している。
小田急の他の鉄道路線は路線別に江ノ島線が「OE」(小田急江ノ島の頭文字)、多摩線が「OT」(小田急多摩の頭文字)を冠する。箱根方面、江ノ島線、多摩線ともに番号部は複数の路線が乗り入れている駅では重複付番を行わず、江ノ島・多摩線は起点の次の駅から順に付番する。
代々木上原駅は東京地下鉄の駅番号(C-01)が付与されているが、小田急としての駅番号(OH05)も付与されており、路線図などには各社線ごとに駅番号が記載されている。運賃計算上新松田駅(OH41)と同駅扱いで特急あさぎりが停車する東海旅客鉄道との境界駅松田駅には駅ナンバリングの掲示はない。
- ■小田急電鉄
- ■箱根登山鉄道 (OH / Odakyu Hakone)
- 箱根ロープウェイ (OH / Odakyu Hakone) 早雲山駅 (OH62) - 大涌谷駅 (OH63) - 桃源台駅 (OH65)
- 箱根観光船定期航路(箱根海賊船) (OH / Odakyu Hakone) 桃源台港 (OH65) - 箱根町港 (OH66) - 元箱根港 (OH67)
相模鉄道
相模鉄道では、2014年2月下旬から随時導入した[26]。アルファベットは「SO」(SOtetsu)で、数字は本線は「01」、いずみ野線は「31」から順に付番される。本線といずみ野線の分岐駅である二俣川駅では二重付番を行わず、いずみ野線は次の駅から順に付番される。
首都圏新都市鉄道
首都圏新都市鉄道つくばエクスプレスでは、2005年8月24日の開業時から導入された。東京地下鉄および都営地下鉄と接続しているが、それらの路線とは無関係に実施している。ただし、英字を含まず、今のところ接続他社各線と重複していない。また、事業者は異なるが、東京都区内で他に番号のみの駅番号を使用している日暮里・舎人ライナーとは接続がない。
横浜市営地下鉄
横浜市営地下鉄では、2002年に導入された。2008年3月30日以降は、東京の地下鉄・ゆりかもめなどと同様、駅構内表示などで記号部と番号部の2行分かち書きがされている。
横浜シーサイドライン
横浜シーサイドラインでは、2010年に導入された。同様に駅番号を持つ京浜急行電鉄と金沢八景駅にて接続しているが無関係に実施している。つくばエクスプレスや日暮里・舎人ライナーと同様に英字を含まず、接続他社各線と重複していない(神奈川県内で他に番号のみの駅番号を使用している路線は存在しない)。
- ■金沢シーサイドライン 新杉田駅 (1) - 金沢八景駅 (14)
江ノ島電鉄
江ノ島電鉄では2011年6月9日に駅構内の案内表示の統一化を図るため、併せて導入された[27]。路線記号は「EN」で、これと数字で構成される。
東葉高速鉄道
東葉高速鉄道では、2014年3月15日より駅ナンバリングを順次導入した[28]。アルファベットは「TR」(Toyo Rapid)で、これと数字で構成される。
東京メトロとの相互直通運転の境界駅である西船橋駅にはすでに東京メトロ東西線の駅番号 (T-23) がすでに付与されているが、東葉高速鉄道としての駅番号も付与されている。
中部
伊豆急行
伊豆箱根鉄道
導入年不明。公式ホームページ[29] や路線図、実際の駅名標で確認できる。
- ●IS 駿豆線 (IS / Izuhakone Sunzu) 三島駅 (IS01) - 修善寺駅 (IS13)
- ●ID 大雄山線 (ID / Izuhakone Daiyuzan) 小田原駅 (ID01) - 大雄山駅 (ID12)
富士急行
富士急行では2011年7月1日富士吉田駅の富士山駅への改称とともに本格実施。ただしそれ以前から一部では導入していた。駅名標に記載。
長野電鉄
導入年不明。一部駅の駅名標には記載されていないが、駅掲出の時刻表・車内掲出の路線図などに表示されている。
- ●N 長野線 (N / Nagano) 長野駅 (N1) - 湯田中駅 (N24)
- ●Y 屋代線 (Y / Yashiro、2012年4月1日廃止) 屋代駅 (Y1) - 須坂駅 (NY13)
- 長野線と接続していた須坂駅は、両路線どちらの起点から数えても13番目にあたるため、路線記号をまとめて「NY13」とされていたが、廃止後は「N13」に変更された[30]。
上田電鉄
2016年4月1日より導入。駅名標に記載[31]。
静岡鉄道
2011年10月1日から本格実施。ただしそれ以前から一部では導入していた。駅名標に記載。
遠州鉄道
遠州鉄道では、2007年12月中旬に全駅に導入された。全駅に導入される前に既存の駅の駅名変更があり、駅名変更した駅とその両隣の駅の駅名標には先行的に導入されていた(2007年4月1日に駅名変更した遠州病院駅と両隣の第一通り駅・八幡駅。2007年8月1日に駅名変更した美薗中央公園駅と両隣の浜北駅・遠州小林駅)。駅の柱などに取り付ける縦長の駅名標への導入は駅名変更した駅のみが先行導入されていた。列車内に掲示されている路線図への導入は、遠州病院駅の駅名変更と同時に行われた。
豊橋鉄道
豊橋鉄道では、2007年に路面電車の東田本線、2008年に渥美線に導入された。複数の路線を有する事業者であるが記号部分(英字)を持っていない。
名古屋市営地下鉄・名古屋ガイドウェイバス・名古屋臨海高速鉄道
名古屋市営地下鉄、名古屋ガイドウェイバス、名古屋臨海高速鉄道の名古屋地区3事業者では、地下鉄名城線名古屋大学駅 - 新瑞橋駅間開業・環状運転開始の日、および西名古屋港線(あおなみ線)の旅客営業開始日である2004年10月6日に一斉に導入された。
- 名古屋市営地下鉄
-
- 東山線 (H / Higashiyama) 高畑駅 (H01) - 藤が丘駅 (H22)
- 名城線 (M / Meijo) 金山駅 (M01) - 西高蔵駅 (M28)
- 名港線 (E / mEiko) 金山駅 (E01) - 名古屋港駅 (E07)
- 名城線のMと重複を避けるため英訳 (Meiko-line) の次の文字であるEを採用。
- 鶴舞線 (T / Tsurumai) 上小田井駅 (T01) - 赤池駅 (T20)
- 桜通線 (S / Sakuradori) 中村区役所駅 (S01) - 徳重駅 (S21)
- 上飯田線 (K / Kamiiida) 上飯田駅 (K01) - 平安通駅 (K02)
- 上飯田駅には名鉄小牧線としての駅番号(KM13)も付される。
- 名古屋ガイドウェイバス
-
- ●Y ガイドウェイバス志段味線(ゆとりーとライン) (Y / Yutorito) 大曽根駅 (Y01) - 小幡緑地駅 (Y09)
- この路線は小幡緑地駅から一般道路を走って中志段味・高蔵寺駅方面へ運行しているが、小幡緑地駅から先の一般道路区間の停留所には導入されていない。
- ●Y ガイドウェイバス志段味線(ゆとりーとライン) (Y / Yutorito) 大曽根駅 (Y01) - 小幡緑地駅 (Y09)
- 名古屋臨海高速鉄道
-
- ●AN 西名古屋港線(あおなみ線) (AN / AoNami) 名古屋駅 (AN01) - 金城ふ頭駅 (AN11)
愛知高速交通
愛知高速交通では、2005年3月6日の開業時から導入されている。
- ●L 東部丘陵線(リニモ) (L / Linimo) 藤が丘駅 (L01) - 八草駅 (L09)
愛知環状鉄道
愛知環状鉄道では、2004年4月1日から導入された。導入後の2005年3月1日に新駅が2駅開業しているが、導入時に予めその2駅も含めて付番されており、枝番等のない連続する番号になっている。
名古屋鉄道
名古屋鉄道では2016年3月中旬以降順次導入することが同月14日に発表された[32]。名鉄線同士での重複付番はないが、他社局との共同使用駅では既に割り当てられている他社局の番号と重複する。
- NH 名古屋本線 (NH / Nagoya-Honsen) 豊橋駅 (NH01) - 名鉄岐阜駅 (NH60)
- TK 豊川線 (TK / ToyoKawa) 八幡駅 (TK01) - 豊川稲荷駅 (TK04)
- 起点の国府駅 (NH04) は名古屋本線の駅番号。
- GN 西尾線・蒲郡線 (GN / Gamagōri・Nishio) 北安城駅 (GN01) - 吉良吉田駅 (GN13) - 蒲郡駅 (GN22)
- 西尾線起点の新安城駅 (NH17) は名古屋本線の駅番号。
- MU 三河線 (MU / Mikawa (Umi) ) 重原駅 (MU01) - 碧南駅 (MU11)
- MY 三河線 (MY / Mikawa (Yama) ) 三河知立駅 (MY01) - 猿投駅 (MY11)
- 従来の路線案内通り知立駅を境に猿投方面(山線)と碧南方面(海線)とを分割。知立駅 (NH19) は名古屋本線の駅番号。
- TT 豊田線 (TT / ToyoTa) 上豊田駅 (TT01) - 赤池駅 (TT07)
- 終点の梅坪駅 (MY08) は三河線の駅番号。また、赤池駅は名古屋市営地下鉄鶴舞線の駅番号 (T20) と合わせて併記。
- TA 常滑線・空港線 (TA / Tokoname・Airport) 豊田本町駅 (TA01) - 常滑駅 (TA22) - 中部国際空港駅 (TA24)
- 起点の神宮前駅 (MH33) は名古屋本線の駅番号。
- KC 河和線・知多新線 (KC / Kōwa・Chita) 高横須賀駅 (KC01) - 富貴駅 (KC17) - 河和駅 (KC19)・富貴駅 (KC17) - 上野間駅 (KC20) - 内海駅 (KC24)
- TB 津島線・尾西線 (TB / Tsushima・Bisai) 甚目寺駅 (TB01) - 津島駅 (TB07) - 弥富駅 (TB11)
- 津島線起点の須ヶ口駅 (NH42) は名古屋本線の駅番号。
- BS 尾西線 (BS / BiSai) 町方駅 (BS01) - 観音寺駅 (BS12)・西一宮駅 (BS21) - 玉ノ井駅 (BS24)
- 津島駅 (TB07) 以南は津島線と一体の番号が振られている。また、名鉄一宮駅 (NH50) を境に番号を振り直しているためBS13からBS20まで飛番。
- TH 竹鼻線・羽島線 (TH / Takehana・Hashima) 西笠松駅 (TH01) - 江吉良駅 (TH08) - 新羽島駅 (TH09)
- 竹鼻線起点の笠松駅 (NH56) は名古屋本線の駅番号。
- IY 犬山線 (IY / InuYama) 下小田井駅 (IY01) - 上小田井駅 (IY03) - 新鵜沼駅 (IY17)
- 上小田井駅は名古屋市営地下鉄鶴舞線の駅番号 (T01) と合わせて併記。
- KG 各務原線 (KG / KakamiGahara) 鵜沼宿駅 (KG01) - 田神駅 (KG16)
- 起点の名鉄岐阜駅 (MH60) は名古屋本線、終点の新鵜沼駅 (IY17) は犬山線の駅番号。
- HM 広見線 (HM / HiroMi) 富岡前駅 (HM01) - 御嵩駅 (HM10)
- 起点の犬山駅 (IY15) は犬山線の駅番号。
- KM 小牧線 (KM / KoMaki) 羽黒駅 (KM01) - 上飯田駅 (KM13)
- 終点の犬山駅 (IY15) は犬山線の駅番号。また、上飯田駅は名古屋市営地下鉄上飯田線の駅番号 (K01) と合わせて併記。
- ST 瀬戸線 (ST / SeTo) 栄町駅 (ST01) - 尾張瀬戸駅 (ST20)
- CH 築港線 (CH / CHikkō) 東名古屋港駅 (CH01)
- 起点の大江駅 (TA03) は常滑線の駅番号。
-
基本的な例(名鉄名古屋駅)。駅名左側にCI、右側にナンバリングを配置。隣駅のナンバリングは次駅のみ。
-
名古屋市営地下鉄との共同使用駅では駅名左側に名市交、右側に名鉄のロゴ類とナンバリングを集約。
-
豊橋駅の駅名標はJR東海様式であるため、ナンバリングの下に「MEITETSU」と記載。
近畿・中国
JR西日本
西日本旅客鉄道(JR西日本)では、近畿エリアと広島エリアに路線記号を導入することを2014年8月6日に発表した[33]。公式サイトの路線図には、北陸新幹線の金沢駅延伸開業当日の2015年3月14日より反映された[34]。近畿エリアの主要路線のみ、2018年3月より駅番号が導入される予定[35]だが、それ以外のエリアではJR北海道、JR四国、JR東日本の電車特定区間の東京附近とは違い、駅番号は導入されない。なお、JR西日本では駅番号を「駅ナンバー」と表現しているため、以下はその表現に従って記述する。
近畿エリアでは北陸本線・東海道本線・山陽本線を「A」、大阪環状線を「O」とし、原則として分岐駅順にアルファベットを付与する。広島エリアではラインカラーを更新し、その頭文字のアルファベットを使用する。また、近畿エリアを走る201系や、221系、223系、225系などの種別表示については順次アルファベットを付与した表示幕に取り換え、広島エリアでは227系にアルファベットを併記した行先を表示している。なお、近畿エリアでは2016年3月26日に作成された路線図ではアルファベットの前に小さく「JR」の表記が付けられている[36]。
これに加えて、岡山・福山エリアにも路線記号を導入することが2015年9月17日に発表された[37]。2016年3月26日の吉備線の愛称「桃太郎線」、宇野線の愛称「宇野みなと線」[38][39]に合わせて運用を開始した。広島エリア同様にラインカラーの更新を行い、岡山駅ならびに福山駅を基準としてアルファベットを付与している。ただし、車両の方向幕への反映は行わない。
さらに、山陰エリアにも路線記号を導入することが2016年2月4日に発表された[40]。山陰エリアはこれまでラインカラーを採用していなかったため、ラインカラーは新規の導入となる。伯備線のみは制定済みの岡山・福山エリアと路線記号・ラインカラーを揃え、それ以外の路線は東側の路線から順にアルファベットを付与している(ただし、山陰本線は米子駅を境に別区間と扱う)。また、山陰エリアを走るキハ40系・キハ47系の行先表示については、順次アルファベットとラインカラーを付与した表示幕に取り換える。
なお、岡山・福山エリアならびに山陰エリアへの路線記号導入に際して、各エリアの間の空白地帯を埋めるような形で、既存の近畿エリア・広島エリアの路線記号適用範囲の拡大を行い、2016年4月頃に公式サイトの路線図[41]に反映され、同年3月ダイヤ改正以降に更新された駅掲示運賃表にも反映されている。この結果、東は敦賀駅・東舞鶴駅、西は岩国駅・益田駅までの区間が、一部の短距離支線を除いて何らかの路線記号に属することになった。ただし、広島支社管内では従来の適用区間外の駅では路線記号を引き続き使用しておらず、岡山支社管内では自支社制定区間以外の路線記号・ラインカラーは運賃表を除いて使用しないなど[42]、支社毎に対応のばらつきがある。
以下に路線記号の一覧を記す。近畿エリアについては北陸本線・東海道本線・山陽本線および大阪環状線との分岐駅を太字で表すほか、駅番号の設定予定区間には駅ナンバーも併記する。
- 近畿エリア
- JR 北陸線 敦賀駅 (JR-A01) - 長浜駅 (JR-A09)
- JR 琵琶湖線 長浜駅 (JR-A09) - 米原駅 (JR-A12) - 京都駅 (JR-A31)
- JR JR京都線 京都駅 (JR-A31) - 大阪駅 (JR-A47)
- JR JR神戸線 大阪駅 (JR-A47) - 姫路駅 (JR-A85)
- JR 山陽線 姫路駅 - 上郡駅
- JR 赤穂線 相生駅 - 播州赤穂駅
- JR 湖西線 (敦賀駅 (JR-B08) - )近江塩津駅 (JR-B10) - 山科駅 (JR-B30)( - 京都駅 (JR-B31))
- JR神戸線 姫路駅を終点とした通し番号となっている。正式には敦賀駅 - 近江塩津駅間と山科駅 - 京都駅間は湖西線には属さないが、湖西線としての駅ナンバーも付与される。
- JR 草津線 草津駅 - 柘植駅
- JR 奈良線 京都駅 (JR-D01) - 木津駅 (JR-D19)( - 奈良駅 (JR-D21))
- 正式には木津駅 - 奈良駅間は奈良線には属さないが、奈良線としての駅ナンバーも付与される。
- JR 嵯峨野線 京都駅 (JR-E01) - 丹波口駅 (JR-E03) - 園部駅 (JR-E16)
- 「JR-E02」は京都駅 - 丹波口駅間に2019年3月開業予定の新駅に割り当てられる予定のため、駅ナンバー導入当初は欠番となる。
- JR 山陰線 園部駅 - 福知山駅 - 城崎温泉駅
- 上川口駅 - 城崎温泉駅間は2016年3月のダイヤ改正より対象に追加。
- JR おおさか東線 放出駅 (JR-F08) - 久宝寺駅 (JR-F15)
- JR JR宝塚線 (大阪駅 (JR-G47) - )尼崎駅 (JR-G49) - 篠山口駅 (JR-G69)
- 北陸線 敦賀駅を起点とした通し番号となっている。大阪駅 - 尼崎駅間はJR神戸線区間でもあるが、JR宝塚線としての駅ナンバーも付与される。
- JR 福知山線 篠山口駅 - 福知山駅
- JR JR東西線 尼崎駅 (JR-H49) - 京橋駅 (JR-H41)
- JR 学研都市線 京橋駅 (JR-H41) - 木津駅 (JR-H18)
- JR宝塚線 篠山口駅を終点とした通し番号となっており、JR東西線と学研都市線で駅ナンバーも連続している。
- JR 加古川線 加古川駅 - 谷川駅
- JR 播但線 姫路駅 - 和田山駅
- JR 姫新線 姫路駅 - 上月駅 - 新見駅
- 美作土居駅 - 新見駅間は2016年3月のダイヤ改正より対象に追加されたが、当該区間は岡山支社管轄のため、当該区間内の駅では運賃表を除いて旅客案内では使用されていない。
- JR 舞鶴線 綾部駅 - 東舞鶴駅
- JR 大阪環状線 天王寺駅 (JR-O01) - 大阪駅 (JR-O11) - 新今宮駅 (JR-O19) - 天王寺駅 (JR-O01)
- JR JRゆめ咲線 西九条駅 (JR-P14) - 桜島駅 (JR-P17)
- 大阪環状線 天王寺駅を起点とした通し番号となっている。
- JR 大和路線 JR難波駅 (JR-Q17) - 天王寺駅 (JR-Q20) - 郡山駅 (JR-Q34) - 奈良駅 (JR-Q36) - 加茂駅 (JR-Q39)
- 大阪環状線 大阪駅方面からの通し番号となっており、今宮駅と新今宮駅の番号部が大阪環状線と共通化されている。また、郡山駅と奈良駅の間に新駅構想があるため、「JR-Q35」は駅番号導入当初は欠番となる。
- JR 阪和線 天王寺駅 (JR-R20) - 和歌山駅 (JR-R54)
- 大和路線 JR難波駅方面からの通し番号となっている。
- JR 関西空港線 日根野駅 (JR-S45) - 関西空港駅 (JR-S47)
- 阪和線 天王寺駅方面からの通し番号となっている。
- JR 和歌山線 和歌山駅 - 王寺駅
- JR 万葉まほろば線 高田駅 - 奈良駅
- JR 関西線 加茂駅 - 亀山駅
- JR きのくに線 和歌山駅 - 新宮駅
- 岡山・福山エリア
- 山陰エリア
- 広島エリア
- 広島エリアの路線記号は、実際の駅構内の旅客案内では「広島シティネットワーク」エリア内でのみ反映されている(エリア外では同一のラインカラーのみを路線記号を抜いて使用)ため、エリア外の駅については角括弧で括って記載する。
伊勢鉄道
伊勢鉄道では、2008年8月1日から導入。ワンマン運転時に発行される整理券と番号は同じである。普通列車のほとんどが乗り入れて始発・終着駅としているJR関西本線四日市駅を1と考えた番号となっている。
南海電気鉄道・泉北高速鉄道・阪堺電気軌道
2012年2月23日、南海電気鉄道及びと同社と直通運転をしている泉北高速鉄道、南海の子会社である阪堺電気軌道で駅ナンバリング実施が同時に発表された。路線記号は南海が「NanKai」から「NK」、泉北高速鉄道が「SemBoku」(せんぼく)から「SB」、阪堺が「HaNkai」から「HN」となる。
導入は南海・泉北高速鉄道(当時は大阪府都市開発)は2012年4月1日の和歌山大学前駅開業、ダイヤ改正と同時[43][44]、阪堺は同年3月下旬頃から順次実施されている[45]。
- 南海電気鉄道
南海線系統と高野線系統で番台区分される。南海本線・空港線については泉佐野駅から空港線方面に連続する形を取り、羽倉崎駅以南は関西空港駅の続番となる。また、高野線汐見橋駅 - 岸里玉出駅間(通称:汐見橋線)を含む空港線以外の南海本線の支線各路線については、分岐駅の番号に分岐駅からの駅数を枝番に付したものとなっており、当初から枝番を導入するのは日本では初の事例となる。
- ■南海線・■空港線系統
- 南海本線 難波駅 (NK01) - 泉佐野駅 (NK30) → 羽倉崎駅 (NK33) - 和歌山市駅 (NK45)
- 空港線 りんくうタウン駅 (NK31) - 関西空港駅 (NK32)
- 高師浜線 伽羅橋駅 (NK16-1) - 高師浜駅 (NK16-2)
- 分岐駅の羽衣駅 (NK16) を基準としている。
- 多奈川線 深日町駅 (NK41-1) - 多奈川駅 (NK41-3)
- 分岐駅のみさき公園駅 (NK41) を基準としている。
- 加太線 東松江駅 (NK44-1) - 加太駅 (NK44-7)
- 分岐駅の紀ノ川駅 (NK44) を基準としている。
- 和歌山港線 和歌山港駅 (NK45-1)
- 和歌山市駅 (NK45) を分岐駅と見立てた番号となっている。
- ■高野線系統
- 泉北高速鉄道
- 阪堺電気軌道
番号については2009年7月4日以降の運転系統を基準に、上町線及び阪堺線住吉鳥居前駅 - 浜寺駅前駅間の各停留所を連番とし、阪堺線恵美須町駅 - 東粉浜駅間の各停留所は番台区分される。なお、導入時「HN27」と「HN30」は欠番となっていたが、このうち「HN27」は東湊停留場 - 石津停留場間に2015年2月1日に開業した石津北停留場に付けられた。一方、上町線の住吉公園停留場は2016年1月31日付で廃止となったため、同駅に付けられていた「HN11」が欠番となった。
- ■ 阪堺線 恵美須町駅 (HN51) - 東粉浜停留場 (HN61) → 住吉停留場 (HN10) → 住吉鳥居前停留場 (HN12) - 船尾停留場 (HN29) → 浜寺駅前停留場 (HN31)
- ■ 上町線 天王寺駅前駅 (HN01) - 住吉停留場 (HN10)
京都市営地下鉄
京都市営地下鉄では、東西線の六地蔵駅 - 醍醐駅間が延伸開業した2004年11月26日から導入された。
- 烏丸線 (K / Karasuma) 国際会館駅 (K01) - 竹田駅 (K15)
- 竹田駅には近鉄の駅番号 (B05) も付される。
- 東西線 (T / Tozai) 六地蔵駅 (T01) - 太秦天神川駅 (T17)
京都丹後鉄道
WILLER TRAINSによって運行される京都丹後鉄道では、会社からのアナウンスは特にないが、2015年、公式ホームページの運賃表において駅ナンバリングが確認できる。また、WILLER TRAINS移管後にリニューアルされた駅名標においても表記される[46]。
記号として宮福線を「F」、宮舞線(宮津線の宮津以東)を「M」、宮豊線(宮津線の宮津以西)を「T」とし、路線の接点にあたる宮津駅は路線記号が付かない。番号は宮福線の福知山駅を1として、終点の宮津駅の14まで順に振っていき、宮舞線・宮豊線は宮津駅の14を基準として番号を割り振っている。
- ■F 宮福線 (F / miyaFuku) 福知山駅 (F1) - 宮村駅 (F13) - 宮津駅 (14)
- ■M 宮舞線 (M / miyaMai) 西舞鶴駅 (M8) - 栗田駅 (M13) - 宮津駅 (14)
- ■T 宮豊線 (T / miyaToyo) 宮津駅 (14) - 天橋立駅 (T15) - 豊岡駅 (T26)
大阪高速鉄道
大阪モノレールを運営する大阪高速鉄道では、国際文化公園都市線阪大病院前駅 - 彩都西駅間が延伸開業した2007年3月19日から正式に導入された。ただし、2006年10月6日に駅番号制の導入が発表され、同月下旬から駅番号を記した路線図・駅名標が順次取り付けられていた。
- ■大阪モノレール線 大阪空港駅 (11) - 門真市駅 (24)
- ■国際文化公園都市線(彩都線) 公園東口駅 (51) - 彩都西駅 (54)
- この路線は公園東口駅を起点に50番台の番号が付けられており、乗り換え駅の万博記念公園駅は大阪モノレール線としての駅番号 (17) だけが付けられている。ともに路線記号は付与されていない。
大阪市交通局・北大阪急行電鉄
大阪市営地下鉄および新交通システム(ニュートラム)を運営する大阪市交通局では、2004年7月1日から導入された。同時に地下鉄と直通運転を行っている北大阪急行電鉄、大阪港トランスポートシステム (OTS) でも同時に導入された(OTSの路線は後に大阪市交通局に編入)。
地下鉄各路線では駅番号の数字部分が原則として11から始まるのが特色であり、相互乗り入れを行っている鉄道路線の駅が駅番号を採用した場合は、これに連続するよう付番された。
- 大阪市営地下鉄・北大阪急行電鉄
-
- 御堂筋線・□M 南北線 (M / Midosuji) 千里中央駅 (M08) - 江坂駅 (M11) - 中百舌鳥駅 (M30)
- 同じ路線記号 (M) を持ち駅番号も連続したものとなっている。
- ただし、大阪市交通局が管理する江坂駅以外の各駅に掲出されている駅番号の色は御堂筋線と同様の赤地ではなく、「紺地に白字」または「白地に紺字」となっている。北急所有車両の車内路線表や北急各駅に掲出された運賃表に記された駅番号は大阪市交通局同様に赤地となっており、駅番号を表示する色については統一されていない。
- 谷町線 (T / Tanimachi) 大日駅 (T11) - 八尾南駅 (T36)
- 四つ橋線 (Y / Yotsubashi) 西梅田駅 (Y11) - 住之江公園駅 (Y21)
- 中央線 (C / Chuo) コスモスクエア駅 (C10) - 大阪港駅 (C11) - 長田駅 (C23)
- コスモスクエア駅 - 大阪港駅間は採用当時、OTSの路線であった。
- 近鉄けいはんな線も同じ路線記号 (C) を持ち駅番号も連続したものとなっている。
- 千日前線 (S / Sennichimae) 野田阪神駅 (S11) - 南巽駅 (S24)
- 堺筋線 (K / saKaisuji) 天神橋筋六丁目駅 (K11) - 天下茶屋駅 (K20)
- 「Sakaisuji」のSが千日前線で使われたため、K(英大文字の「ケー」)が採用された。
- 長堀鶴見緑地線 (N / Nagahori) 大正駅 (N11) - 門真南駅 (N27)
- 今里筋線 (I / Imazatosuji) 井高野駅 (I11) - 今里駅 (I21)
- 御堂筋線・□M 南北線 (M / Midosuji) 千里中央駅 (M08) - 江坂駅 (M11) - 中百舌鳥駅 (M30)
- 新交通システム(ニュートラム)
近畿日本鉄道
近畿日本鉄道(近鉄)のけいはんな線では、生駒駅 - 学研奈良登美ヶ丘駅間が延伸開業した2006年3月27日から導入された。その後、他の路線についても2015年8月20日より、順次導入することが発表された[47](ただし葛城索道線は対象外となっている)。
記号部は、主要路線である難波・奈良線、京都・橿原線、大阪線、名古屋線、南大阪・吉野線にA - Fのアルファベットを付け(Cは既にけいはんな線に付されている)、その支線に対してG - Pのアルファベットを付される。番号部は原則として01から順番に付されるが、自社線の接続駅で番号を統一させるため欠番となっている箇所がある。また、支線の番号部は主要路線の接続駅の番号部から順番に付される。
- ■ 難波・奈良線系統
- ■ 京都・橿原線系統
- C けいはんな線 (C) 長田駅 (C23) - 学研奈良登美ヶ丘駅 (C30)
- 大阪市営地下鉄中央線と同じ路線記号 (C) を持ち駅番号も連続したものとなっている。
- 導入時期や付番経緯が異なるため、生駒駅 (C27) は奈良線 (A17) 、生駒線 (G17) と番号部が統一されていない。
- ■ 大阪線系統
- ■ 名古屋線系統
- ■ 山田・鳥羽・志摩線系統
- ■ 南大阪・吉野線系統
- ■ 鋼索線
神戸市営地下鉄・北神急行電鉄
神戸市営地下鉄および北神急行電鉄では、2004年9月1日から導入された。
- 西神・山手線・□S 北神線 (S / Seishin) 谷上駅 (S01) - 新神戸駅 (S02) - 西神中央駅 (S17)
- 西神・山手線は正式には山手線、西神線、西神延伸線の3線に分かれているが、ほぼ全列車が直通運転を行っていることもあり、通常は路線全体を「西神・山手線」と呼ぶため、駅ナンバリングにおいても直通運転している北神急行電鉄北神線を含めて同じ路線記号を持ち、駅番号も連続したものとなっている。山手線のアルファベット頭文字であるYは使わない。なお、谷上駅のみ駅番号の色が神戸市営地下鉄西神・山手線に所属する他の駅の「緑地に白字」と反転した「白地に緑字」となっている。
- 海岸線 (K / Kaigan) 三宮・花時計前駅 (K01) - 新長田駅 (K10)
- 西神・山手線・□S 北神線 (S / Seishin) 谷上駅 (S01) - 新神戸駅 (S02) - 西神中央駅 (S17)
神戸新交通
神戸新交通では、ポートアイランド線市民広場駅 - 神戸空港駅間が延伸開業した2006年2月2日から導入された。
- P ポートアイランド線 (P / Port) 三宮駅 (P01) - 神戸空港駅 (P09)
- PL ポートアイランド線(環状部)(PL) 南公園駅 (PL07) - 北埠頭駅 (PL09)
- 07 - 09となっているのは分岐点の市民広場駅 (P06) から連続させているためである。LはLoopの頭文字から取った。
- R 六甲アイランド線 (R / Rokkou) 住吉駅 (R01) - マリンパーク駅 (R06)
阪急電鉄・能勢電鉄
阪急電鉄(阪急)および能勢電鉄では、2013年12月21日から導入された。
- 阪急電鉄
阪急阪神ホールディングス傘下にある阪急電鉄(阪急)・阪神電気鉄道(阪神)は、2013年4月30日に同時に実施を発表した。阪急では、京都本線西山天王山駅が開業した2013年12月21日に導入された[48]。路線記号は「HanKyu」から「HK」となる。路線群毎に番台区分されており、路線群内では連番となっている。重複付番はなく、本線から支線が分岐する形態の乗換駅に加え、本線と支線が交差する乗換駅についても本線としての番号が付与されている。番号にハイフンが付くのは公式にて発表された資料とLED式車内案内表示装置での表示のみで、駅名標などでは各ラインカラーの文字で上にHK、下に番号、丸を囲む形となる。
- ■神戸線
- ■宝塚線
- ■京都線
- 能勢電鉄
能勢電鉄では、阪急と同時に鉄道線のみに2013年12月21日から導入された。路線記号は「NoSe」から「NS」となる。また、阪急と異なり記号部と番号部の間はハイフンがなく、東武と同様に路線毎に番台区分されている。
阪神電気鉄道
実施については上記の通り阪急と同時に発表されたが、阪神電気鉄道(阪神)では、2014年4月に導入された[49]。路線記号は「HanShin」から「HS」となる。また、阪急と異なり記号部と番号部の間はハイフンがなく、阪急と同様に路線毎に番台区分されている(本線・神戸高速線は連番)。なお、他事業者管理の共同使用駅である西代駅(山陽電鉄)・大阪難波駅(近鉄難波線)については発表時点で協議中となっていたが、このうち山陽電鉄との共同使用駅である西代駅に関しては、山陽電鉄の駅ナンバリング導入に伴い阪神・山陽両社の駅ナンバリングを与えることとなった[50]。また、大阪難波駅も導入当初は阪神側の駅ナンバリングのみが付与されたが、2015年8月に近鉄の駅ナンバリング導入に伴い、近鉄側の駅ナンバリングも付与されることになった[51]。
- 本線 梅田駅 (HS 01) - 元町駅 (HS 33)
- 神戸高速線 西元町駅 (HS 34) - 西代駅 (HS 39)
- 西代駅には山陽の駅番号 (SY 01) も付される。
- 阪神なんば線 大阪難波駅 (HS 41) - 出来島駅 (HS 49)
- 大阪難波駅には近鉄の駅番号 (A01) も付される。
- 大物駅は本線としての駅番号 (HS 08) が付される。
- 武庫川線 武庫川団地前駅 (HS 51) - 東鳴尾駅 (HS 53)
- 武庫川駅は本線としての駅番号 (HS 12) が付される。
山陽電気鉄道
山陽電鉄では2014年2月7日に駅ナンバリングの導入が発表された。直通先である阪神電鉄と合わせた2014年4月1日に導入され、阪神電鉄の駅ナンバリング発表当初協議中として導入未定であった西代駅には、阪神電鉄が「HS 39」を、山陽電鉄が「SY 01」を附番し、それぞれ併記することとなった。路線記号は「SanYo」から「SY」となり、阪神電鉄同様ハイフンがなく、路線毎に番台区分される形式となっている[50]。
- 本線 西代駅 (SY 01) - 山陽姫路駅 (SY 43)
- 西代駅には阪神の駅番号 (HS 39) も付される。
- 網干線 西飾磨駅 (SY 51) - 山陽網干駅 (SY 56)
- 飾磨駅は本線としての駅番号 (SY 40) が付される。
神戸電鉄
神戸電鉄では、2014年4月1日に導入された[52]。路線記号は「KoBe」から「KB」となっている。神戸高速線と有馬線が続番として一体的に付番されているが、それ以外は線区ごとに番台区分されている。
- 神戸高速線 新開地駅 (KB01)
- 有馬線 湊川駅 (KB02) - 有馬温泉駅 (KB16)
- 駅ナンバリング付与時点で休止中である菊水山駅には導入されない。
- 三田線 五社駅 (KB21) - 三田駅 (KB29)
- 公園都市線 フラワータウン駅 (KB31) - ウッディタウン中央駅 (KB33)
- 粟生線 鈴蘭台西口駅 (KB41) - 粟生駅 (KB59)
京阪電気鉄道
京阪電気鉄道では、2014年4月1日から導入された[53]。路線記号は京阪線系統は「KeiHan」から「KH」を、大津線系統は「OTsu」から「OT」を使用し、これと数字で構成される。また、長らく駅名標などには表示されておらず、各駅の運賃表のみに表示されていた[54] が、駅名標にも表示されるようになった。
2014年11月26日に駅ナンバリングについて公式発表された際は、鋼索線をのぞく京阪線系統の駅のみが付番の対象とされ、大津線系統の駅に関しては導入が予告されているのみであったが[55]、大津線も後に導入され、公式ホームページの各駅案内や実際の駅名標で確認できる[56]。
京福電気鉄道
京福電気鉄道嵐山線(嵐電)では、2007年3月19日から導入された。2016年4月1日に撮影所前駅が開業したのに合わせ、全線で駅番号の振り直しが行われた[1]。
叡山電鉄
叡山電鉄では、2008年10月19日から導入された。全駅通し番号で、叡山本線、鞍馬線の順につけられる。記号は「E」で、これと数字から構成される。
和歌山電鐵
和歌山電鐵では、会社からのアナウンスは特にないが、2015年、公式ホームページの路線図において駅ナンバリングが確認できる。
広島電鉄
導入年不明。2001年11月に実施した停留場名改称・駅名改称の時点で既に導入されていたものの、当時は路線図や停留場に表記してある程度で、旅客案内で使用されているものではなかった。
- ■M 本線 (M / Miyajima) 広島駅停留場 (M1) - 広電西広島駅 (M19)
- ■M 宮島線 (M / Miyajima) 広電西広島駅 (M19) - 広電宮島口駅 (M39)
- 臨時駅の競艇場前駅には、駅番号が付与されていない。
- ■Y 横川線 (Y / Yokogawa) 十日市町停留場 (Y1) - 横川駅停留場 (Y5)
- 分岐する十日市町停留場には、横川線専用の停留場(現在は横川駅方面のみ)があるため駅番号が付与されている。
- ■U 宇品線 (U / Ujina) 本通停留場 (U1) - 広島港停留場 (U18)
- ■E 江波線 (E / Eba) 舟入町停留場 (E1) - 江波停留場 (E6)
- ■W 白島線 (W/ 白島の「白」の英訳 White) 八丁堀停留場 (W1) - 白島停留場 (W5)
- 分岐する八丁堀停留場には、白島線専用の停留場があるため駅番号が付与されている。
- ■H 皆実線 (H/通称名・比治山線 Hijiyama) 的場町停留場 (H3) - 皆実町六丁目停留場 (H9)
- 分岐する的場町停留場および皆実町六丁目停留場には、皆実線専用の停留場があるため駅番号が付与されている。的場町停留所の駅番号は例外的に広島駅停留場を起点に番号が付与されており、皆実町六丁目停留場以遠も宇品線広島港停留場までが連番となっている。
一畑電車
導入年不明。駅名標やホームページにて提供される時刻表に表示されている。路線記号はなく数字のみで構成され、北松江線、大社線の順に連続する番号が与えられる。
四国
JR四国・阿佐海岸鉄道・土佐くろしお鉄道
四国旅客鉄道(JR四国)では、2006年3月1日、JRグループで初めて駅ナンバリングが採用された。多くの列車の系統の分かれ目となっていることや、県庁所在地駅に00を割り当てる法則となっていることから、同じ路線でも2種類以上の記号(英字)を持つ路線がある。予讃線の伊予長浜経由・土讃線の高知以西・徳島線・予土線・高徳線は、記号部分を路線名のローマ字表記の頭文字からではなく発着地や路線の愛称から採られている。ただし、本四備讃線では実施していない。また、小村神社前駅がナンバリング付与後に開業した際は「K08-1」というように、枝番方式を採用した。ナンバリング設定後に開業した駅にこの方式を採用している会社は現在はここだけである。主に駅名標や運賃表などに使用されている。
阿佐海岸鉄道および土佐くろしお鉄道の各路線でも同時に導入された。これらの路線では接続するJR線と連続する形で付番されている。
- JR四国
-
- ●Y 予讃線 (Y / Yosan):高松駅 (Y00) - 松山駅 (Y55)
- 松山から西は以下のように区切られ、同じ路線であっても県庁所在地で番号がリセットされる。
- ●U 予讃線・内子線経由 (U / Uchiko・Uwajima):松山駅 (U00) - 内子駅 (U10) - 宇和島駅 (U28)
- ●S 予讃線(伊予長浜経由)(S / Shimonada・Seaside):向井原駅 (S06) - 伊予長浜駅 (S12) - 伊予大洲駅 (S18)
- 下灘駅 (Shimonada)、海沿い (Seaside) 経由」のS。松山駅を00と考えた通し番号となっている。
- ●D 土讃線 (D / Dosan):多度津駅 (D12) - 高知駅 (D45)
- 高松駅を00と考えた通し番号となっている。予讃線と同じく県庁所在地駅の高知以西は番号が変わる。
- ●K 土讃線 (K / Kochi・Kubokawa) 高知駅 (K00) - 窪川駅 (K26)
- ●G 予土線 (G / shimanto Green line):若井駅 (G27) - 宇和島駅 (G47)[注 5]
- 愛称「しまんとグリーンライン(Green line)」のG。高知駅を00と考えた通し番号となっている。
- ●T 高徳線 (T / Takamatsu・Tokushima):徳島駅 (T00) - 高松駅 (T28)
- 起点である「高松駅 (Takamatsu)」および終点である「徳島駅 (Tokushima)」のT。
- ●N 鳴門線 (N / Naruto):池谷駅 (N04) - 鳴門駅 (N10)
- 徳島駅を00と考えた通し番号となっている。
- ●B 徳島線 (B / yoshinogawa Blue line) 佐古駅 (B01) - 阿波池田駅 (B25)[注 6]
- 愛称「よしの川ブルーライン (Blue Line)」のB。徳島駅を00と考えた通し番号となっている。
- ●M 牟岐線 (M / Mugi・awa Muroto seaside line) 徳島駅 (M00) - 海部駅 (M28)
- 「牟岐 (Mugi)」および愛称「阿波室戸 (Muroto) シーサイドライン」のM。
- ●Y 予讃線 (Y / Yosan):高松駅 (Y00) - 松山駅 (Y55)
- 阿佐海岸鉄道
- 土佐くろしお鉄道
-
- ●GN 阿佐線 (GN / Gomen-Nahari line):後免駅 (GN40) - 奈半利駅 (GN21)
- 愛称「ごめん・なはり線 (Gomen-Nahari Line)」のGN。JR土讃線(後免 - 高知間)と駅番号が連続しており、高知駅を45と考えてそこから遠ざかる(=奈半利方向に行く)にしたがって数値が減少していく。
- ●TK 中村線 (TK / Tosa-Kuroshio line)・宿毛線:窪川駅 (TK26) - 宿毛駅 (TK47)
- 「土佐くろしお鉄道 (Tosa-Kuroshio Line)」のTK。両線は連続した路線記号が付されており、さらにJR土讃線と駅番号が連続している(高知駅を00と考えたもの)。
- ●GN 阿佐線 (GN / Gomen-Nahari line):後免駅 (GN40) - 奈半利駅 (GN21)
高松琴平電気鉄道
高松琴平電気鉄道では、2013年(平成25年)12月15日の綾川駅開業時に駅ナンバリングを導入した。駅名標に記載。
- ■K 琴平線 (K / Kotohira):高松築港駅 (K00) - 瓦町駅 (K02) - 琴電琴平駅 (K21)
- ■N 長尾線 (N / Nagao):高松築港駅 (N00) - 瓦町駅 (N02) - 長尾駅 (N17)
- 高松築港駅 - 瓦町駅間は琴平線と長尾線の駅ナンバリングが付与されている。
- ■S 志度線 (S / Shido):瓦町駅 (S00) - 琴電志度駅 (S15)
伊予鉄道
伊予鉄道では、2015年(平成27年)6月に駅ナンバリングを導入した。駅名標に記載。付番の方法は郊外電車と市内電車(松山市内線)で独立しており、路線記号は郊外電車にのみ「IY」が与えられる。
郊外電車は高浜線、横河原線、郡中線の順に連続した番号を付番し、高浜線からバス連絡を行う松山観光港にも番号が付されている。市内電車はまず環状線系統を松山市駅から始めて時計回りに付番し、次に環状線から分岐し道後温泉駅へ向かう系統、本町六丁目停留場へ向かう系統の順に連続した番号を付番する。
- 郊外電車
- 市内電車 (松山市内線)
九州・沖縄
福岡市地下鉄
福岡市交通局(福岡市地下鉄)では2011年1月24日から3月上旬にかけて各駅に順次導入すると案内がなされた[57][58]。交通局ウェブサイトの路線図では、従来から使用していた駅シンボルマークと駅番号を併用している[59]。
- ●K 空港線 (K / Kūkō) 姪浜駅 (K01) - 福岡空港駅 (K13)
- ●H 箱崎線 (H / Hakozaki) 中洲川端駅 (H01) - 貝塚駅 (H07)
- ●N 七隈線 (N / Nanakuma) 橋本駅 (N01) - 天神南駅 (N16)
筑豊電気鉄道
筑豊電気鉄道では、2013年1月28日から3月末日にかけて全駅において順次導入すると発表された[60]。
長崎電気軌道
長崎電気軌道では、昭和末期から既に駅ナンバリングを導入していた。1984年(昭和59年)5月30日に宝町(下り)と大波止(上り)に試験的に設置された停留場名表示板において初めて停留場番号が表示された。その後、9月から10月にかけて長崎駅前や築町には上り下りとも番号入りの表示板が設置されたほか、他の主要停留場にも下りまたは上りに設置され、その後、順次設置が進められた[2]。1985年(昭和60年)発行の社史『ふりかえる二十年のあゆみ』には、1984年(昭和59年)9月中旬から各電停にローマ字入り標示板を逐次設置したと記されており、そこに駅番号が入った電停標示板の写真が掲載されている[3]。全停留所通し番号で、本線(赤迫線→本線)、蛍茶屋線、桜町線、大浦線の順につけられる。2012年、駅名標の番号欄(停留所名の左に○囲み数字で表示されている)が新デザインに変更され、白地に黒、数字を囲う○印が系統を表す色(青・赤・黄・緑)に変更された。なお、2 - 3系統が重複して走る区間の停留所はその分だけ○の色の数が多くなっている。
- 本線 赤迫停留場 (11) - 正覚寺下停留場 (35)
- 昭和町通停留場は番号がない。
- 蛍茶屋線 西浜町停留場(アーケード入口乗り場、36) - 蛍茶屋停留場 (43)
- 42は欠番。
- 桜町線 桜町駅 (44) - 公会堂前停留場(桶屋町側乗り場、45)
- 大浦線 市民病院前駅 (47) - 石橋停留場 (51)
- 46と49は欠番。(46は旧入江町停留場の番号)
熊本市電
熊本市交通局(熊本市電)では2011年3月1日に導入され、同時に運行系統・一部停留所の名称変更なども行われた[61]。利用者の多いA系統の停留所には(A・B両系統の共通区間も)記号を付さないのが特色である。
両系統が乗り入れる辛島町停留場 (8) - 健軍町駅間の停留所は、A系統の番号だけが付けられる。
鹿児島市電
鹿児島市交通局(鹿児島市電)では、現在に至るまで公式ホームページなどでの発表は一切ないが、各停留所に駅ナンバリングを記してある。表記は2段で、上段に系統番号、下段に駅番号を2桁で記している。両系統がまたがる区間は、番号を2つ付与している(ただし、起点が同じであるため、数値は同一)。
沖縄都市モノレール
沖縄都市モノレール線各駅の駅名標および車内液晶画面と自動券売機の運賃表で表示。
日本以外での事例
大韓民国
韓国鉄道公社・ソウルメトロ・ソウル特別市都市鉄道公社・ソウル市メトロ9号線株式会社・仁川交通公社、KORAIL空港鉄道株式会社、新盆唐線株式会社により運営されている(韓国の地下鉄も参照)。1985年の3・4号線が開業した際、全路線に駅のナンバリングを実施した。当初、番号は二桁だったが、2000年に路線番号を追加して現在は基本的に三桁になった。
色 | 系統 | 路線・区間 |
---|---|---|
1号線 | 京元電鉄線 逍遥山駅 (100) - 清凉里駅 (124) | |
ソウルメトロ1号線 清凉里駅 (124) - 「ソウル駅」駅(地下) (133) | ||
京釜電鉄線 | ||
京仁線 九老駅 (141) - 仁川駅 (161) | ||
長項電鉄線 (P / Point) 天安駅 (P169) - 新昌駅 (P177) | ||
餅店基地線 (P / Point) 餅店駅 (P157) - 西東灘駅 (P157-1) | ||
2号線 | 環状線 (本線) 市庁駅 (201) - 忠正路駅 (243) - 市庁駅 (201) | |
聖水支線 龍踏駅 (211-1) - 新設洞駅 (211-4) | ||
新亭支線 道林川駅 (234-1) - カチ山駅 (234-4) | ||
3号線 | 一山線 大化駅 (309) - 紙杻駅 (319) | |
ソウルメトロ3号線 紙杻駅 (319) - 梧琴駅 (352) | ||
4号線 | ソウルメトロ4号線 タンゴゲ駅 (409) - 南泰嶺駅 (434) | |
果川線 南泰嶺駅 (434) - 衿井駅 (443) | ||
安山線 衿井駅 (443) - 烏耳島駅 (456) | ||
5号線 | 本線 傍花駅 (510) - 上一洞駅 (553) | |
支線 (P / Point) 遁村洞駅 (P549) - 馬川駅 (P555) | ||
6号線 | 鷹岩駅 (610) - 峰火山駅 (647) | |
7号線 | 長岩駅 (709) - 富平区庁駅 (759) | |
8号線 | 岩寺駅 (810) - 牡丹駅 (826) | |
9号線 | 開花駅 (901) - 総合運動場駅 (930) | |
京義・中央線 | 京義線 | |
龍山線 (K / Korail) 龍山駅 (K110) - 孝昌公園前駅 (K311) - 加佐駅 (K315) | ||
京元線 (K / Korail) 龍山駅 (K110) - 清凉里駅 (K117) | ||
中央線 (K / Korail) 清凉里駅 (K117) - 龍門駅 (K137) | ||
京春線 | 忘憂線 (K / Korail) 光云大駅 (119) - 上鳳駅 (K120) - 忘憂駅 (K121) | |
京春線 (P / Point) 忘憂駅 (K121) - 春川駅 (P140) | ||
盆唐線 | (K / Korail) 往十里駅 (K210) - 水原駅 (K245) | |
水仁線 | (K / Korail) 烏耳島駅 (456) - 達月駅 (K251) - 仁川駅 (K264) | |
京江線 | (K / Korail) 板橋駅 (K410) - 驪州駅 (K420) | |
仁川1号線 | (I / Incheon) 桂陽駅 (I110) - 国際業務地区駅 (I138) | |
仁川2号線 | (I / Incheon) 黔丹梧柳駅 (I201) - 雲宴駅 (I227) | |
空港鉄道 | (A / Airport) ソウル駅 (A01) - 仁川国際空港駅 (A10) | |
新盆唐線 | (D / Digital) 江南駅 (D07) - 光教駅 (D19) | |
龍仁軽電鉄 | (Y / Yongin) 器興駅 (Y110) - 前垈・エバーランド駅 (Y124) | |
議政府軽電鉄 | (U / Uijeongbu) 鉢谷駅 (U110) - 塔石駅 (U125) |
釜山交通公社
- ●釜山都市鉄道1号線 新平駅 (101) - 老圃駅 (134)
- ●釜山都市鉄道2号線 萇山駅 (201) - 梁山駅 (243)
- ●釜山都市鉄道3号線 水営駅 (301) - 大渚駅 (317)
- ●釜山都市鉄道4号線 美南駅 (401) - 安平駅 (414)
釜山-金海軽電鉄
大邱都市鉄道公社
- ●大邱都市鉄道1号線 大谷駅 (117) - 安心駅 (146)
- ●大邱都市鉄道2号線 汶陽駅 (216) - 嶺南大駅 (244)
- ●大邱都市鉄道3号線 漆谷慶大病院駅 (312) - 龍池駅 (341)
光州広域市都市鉄道公社
大田広域市都市鉄道公社
中華民国(台湾)
台北捷運
駅名標には記載されず、ごく一部の市販地図に付属する路線図に表記されている。ラインカラーの頭文字(ラインカラーが赤ならその路線の頭文字はRedのRである)に番号を付する。また、保線用と思われる線路配線図(一般の乗客から見えるところにある)にも記されている。運行系統でみた場合は同一系統でも路線ごとの番号の連続性がなかったが、 2016年から2017年にかけて段階的に全線全駅でラインカラーの頭文字+2桁の通し番号によるナンバリングが採用されることになった[62][63][64]。なお、駅番号の割当も再編されるため番号が大きく変わる駅も多数発生する。
- ■板南線(藍線):(BL / BLue) 頂埔駅(BL36→BL01) - 南港展覧館駅(BL18→BL23)
- ■文湖線(棕線):(BR / BRown) 動物園駅(BR13→BR01) - 南港展覧館駅(B11→BR24)
- ■松山新店線(緑線):(G / Green) 新店駅(G1→G01) - 松山駅(G22→G19)
桃園捷運
高雄捷運
- ■紅線 (R / Red) 南岡山駅 (R24) - 小港駅 (R3)
- ■橘線 (O / Orange) 西子湾駅 (O1) - 鳳山国中駅 (O14) - 大寮駅 (OT1)
- ■環状軽軌 (C / Circular Line) 籬仔内駅 (C1) - 高雄展覧館駅 (C8)
中華人民共和国
北京地下鉄
(路線記号)+(駅番号2ケタ)による表示。ハイフンやスペースによる区切りは付かない。
- ■1号線 高井駅 (101) - 四恵東駅 (125)
- ■2号線 西直門駅 (201) - 積水潭駅 (218)
- ■5号線 宋家荘駅 (501) - 天通苑北駅 (523)
- ■6号線 海淀五路居駅 (606) - 草房駅 (627)
- ■8号線 朱辛荘駅 (801) - 南鑼鼓巷駅 (815)
- ■10号線 巴溝駅 (1002) - 火器営駅 (1046)
- ■13号線 西直門駅 (1301) - 東直門駅 (1316)
- ■八通線 (BT / BaTong) 四恵駅 (BT01) - 土橋駅 (BT13)
- ■機場線 (A / Airport) 東直門駅 (A05) - 2号航站楼駅 (A02)
上海軌道交通
2010年5月現在、10号線のみ導入されている。
重慶軌道交通
広州地下鉄
- ■1号線 西朗駅(116)-広州東駅(101)
- 2016年6月時点での本格導入区間は、黄沙駅(112)-西朗駅(116)
- ■2号線 嘉禾望崗駅(224)-広州南駅(201)
- ■3号線 天河客運駅(320)~番禺広場駅(305)/機場南駅(333)~体育西路駅(315)
- ■4号線 金洲駅(418)-黄村駅(401)
- ■5号線 滘口駅(501)-文沖駅(524)
- ■6号線 潯峰崗駅(601)-長湴駅(622)、植物園駅(623)-香雪駅(632)
- ■8号線 万勝囲駅(828)-鳳凰新村駅(816)
シンガポール
MRT
- ■南北線 (NS / North South) NS1 ジュロン・イースト駅 - NS27 マリーナ・ベイ駅
- ■東西線 (EW / East West) EW1 パシール・リス駅 - EW29 ジュー・クーン駅
- ■チャンギ空港支線 (CG /ChanGi) ( EW4 タナ・メラ - ) - CG1 エキスポ - CG2 チャンギ・エアポート
- ■北東線 (NE /North East) NE1 ハーバー・フロント駅 - NE17 プンゴル駅
- ■環状線 (CC /CirCle) CC1 ドビー・ゴート駅 - CC29 ハーバー・フロント駅
LRT
- ■ブキ・パンジャン線 (BP / Bukit Panjang) BP1 チョア・チュー・カン駅 - BP14 テン・マイル・ジャンクション駅
- ■センカン線 (S / Sengkang)
- ■プンゴル線 (P / Punggol)
タイ王国
バンコク・スカイトレイン(BTS)
サイアム駅を中心とし、東西南北でナンバリング。
- ■スクムウィット線
- ■シーロム線
- サナームキラーヘンチャート駅 (W1)
- サイアム駅(CEN)
- ラーチャダムリ駅(S1) - バーンワー駅 (S12)
その他
- 福岡市地下鉄では駅番号制は導入されていなかったが、地下鉄駅が同じような構造で風景に乏しいということから、日本の鉄道事業者で駅ナンバリングが採用される以前より、各駅の駅名や周辺の名所・名物にちなんだ駅シンボルマークを制定している。これは発展途上国では非識字者が多いため、地下鉄の駅にシンボルマーク(図書館駅、将軍駅など)を制定していることをヒントにしている。だがシンボルマークだけでは分かりづらいという指摘があり、上記の通り2011年3月までに全線で導入することが発表された。また、シンボルマークを制定している同例として、メキシコシティ地下鉄があげられる。
- 沖縄都市モノレール線(ゆいレール)においても駅番号制を導入せず、駅毎に異なる紅型の文様と駅到着時のチャイム(琉球民謡をアレンジしたもの)が用いられ、駅番号の代わりを果たしていたが、こちらも後に駅番号が導入された。
- 愛知万博に合わせて開業した愛知高速交通東部丘陵線(リニモ)においても、駅シンボルマークおよび駅番号が導入されている。
- 「つくバス」や「コミュニティバスやわた」など、日本の一部のコミュニティバスでは停留所名に加えて番号を付する停留所番号制を実施しており、内容は駅ナンバリングと同様のものである。
- 大阪府南部の南海ウイングバス南部でも2014年4月から同様の停留所番号制を導入しており、路線毎にアルファベットの路線記号も導入している。ただし、従来の系統番号とは連動していない。
脚注
注釈
- ^ 基本的に日本語・英語・中国語(簡体字)・朝鮮語の四カ国語表記が多い。
- ^ ただし、車内の案内表示器での案内は、後述の京急に合わせて同年10月21日に導入された。
- ^ a b 車内のLED式案内表示器では、記号部と番号部の間にハイフンが入る形で表示される(例:「KS-09」「KK-37」)。
- ^ かつては両駅間(四条大宮駅より約400メートル西の壬生川通付近)に壬生駅があった。
- ^ 正確には若井 - 北宇和島間が予土線であるが、列車自体は宇和島を終点とするため、宇和島駅にもナンバリングが与えられている。
- ^ 正確には佐古 - 佃間が徳島線であるが、列車自体は阿波池田を終点とするため、阿波池田駅にもナンバリングが与えられている。
出典
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- ^ ~すべてのお客様に、よりわかりやすく~「西山天王山」駅開業にあわせて、「三宮」「服部」「中山」「松尾」4駅の駅名を変更し、全駅で駅ナンバリングを導入します 阪急阪神ホールディングス2013年4月30日
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- ^ 京阪電車の新しい運賃表に駅番号が出現。増税にも対応 - 寝屋川新聞、2014年4月14日
- ^ 京阪線において「駅ナンバリング」を導入 (PDF) - 京阪電気鉄道、2014年11月26日
- ^ 大津線への導入に際しては、公式ホームページでは未だ発表されていないが、京阪が毎月1回発行している駅置き沿線情報誌「K PRESS」2015年11月号巻末の広報コーナー「くらしのなかの京阪」(Vol.477)の最下段で改めて発表されている。
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- ^ 路線図・各駅情報/福岡市営地下鉄
- ^ “筑豊電気鉄道(株)『駅ナンバリング』ちくてつ電車全駅に導入します!” (PDF). 西日本鉄道 (2013年1月24日). 2013年2月12日閲覧。
- ^ 6ヵ所の電停と系統名変更 熊本市電 西日本新聞、2011年3月2日
- ^ (フォーカス台湾,2016年4月12日)台北メトロ、来年8月前に駅ナンバリング導入へ 誰でも使いやすく/台湾
- ^ 臺北捷運車站站名增加編號作業 10月初起分3階段逐站施作 預計明年7月中旬前全面更新台北捷運公司,2016年10月4日
- ^ 台北メトロの駅ナンバリング、今月から順次導入…利便性向上へ/台湾フォーカス台湾,2016年10月4日