まるごと・杏樹学園
Template:漫画 は 廃止されました |
---|
『まるごと♥杏樹学園』は「月刊少年エース」(角川書店)で連載中の天津冴作の漫画作品。
あらすじ
妖怪使いの家系に生まれた「伽峨覚夜」(かが かぐや)は母親の策略により、男の子なのに人里離れた山の中に有る全寮制女子高「杏樹学園」に無理やり転校させられる。
「杏樹学園」では将来の従となる妖怪を探さなければならないのだか、妖怪といっても回りはすべて女の子。
いったい覚夜はどうなってしまうんだろうか。
ドギドキの学園ラブコメディ。
登場人物
- 伽峨覚夜(かが かぐや)
主人公。妖怪使い一家の跡取だが、妖怪が苦手。そのため母親の策略により女装させられ、杏樹学園へ転校させられる。
妖力を吸い取る事やその吸い取った妖力を貯めた弾を使う事が出来る短刀を持つ。
- 白梶ネネ(はくび ネネ)
九尾の狐一族。しかし実際は7尾しかなくその事を気にしている。
気が荒く、すぐに覚夜を殴ってしまうが、覚夜が男という事を知っており、最近気になり始めている。
オチコボレクラス。
- 白梶巴(はくび ともえ)
九尾の狐一族で、頭に使い魔のキツネを載せている。
ネネの双子の姉で妖力は生徒の中で最強であり、一年で生徒会長を努めている程。
覚夜が男という事を知っており、はずみで女の子の大がな切な所をみられ、事故でキスしてしまっって以来、覚夜の「お嫁さん」になりたいと思っている。
胸が無いのがコンプレックス。
エリートクラス。
- 佳良茶紗(けら ささ)
からかさオバケ。
学園最弱であることにコンプレックスを持っている。
女子校に対してただならぬ妄想をもっており、時々その妄想に浸ってしまう。
オチコボレクラス。
- 天緒未央(あまお みお)
人狼。
トップクラスの実力を持っているが、狼は群れないという事を誇りにしている。
服を着るのを極端に嫌い、僅かな衣類だけを纏っているが、ネクタイだけは欠かせない。
おでこにキスすると、元気いっぱいのちっちゃな狼に変身する。
変身した未央は噛み癖があり、覚夜を噛むのが大好きで、覚夜が男というのを知っている。
オチコボレクラス。
- さき
座敷童子。
覚夜達が暮すオチコボレクラスの寮の寮長だが、座敷童子なのに関西弁を喋り、妖力はほとんどなく、人を幸せにすることができないダメ座敷童子(4級)。
妖力はない代わりに腕力があり、なにかとすぐ暴力を振るうが、落ち込む時は徹底的に落ち込む。
実は天津作品の中でも初期のキャラであり、根強いファンが多い。(『恋はうちらの宝箱』)
- フレア
悪魔っ娘。
出番はないが、たまに出て寮を引っかき回す。
オチコボレクラス。
- 白雪(びゃくせつ)
黒ネコのネコマタ。
学園の理事長だが、校長とのマージャンの負けのつけにオチコボレクラスの担任をさせられており、授業はやる気がない。
覚夜からは「白(びゃく)ちゃん」と呼ばれている
語尾に「~きゃっと」「~びょう」とつけて話す。
- 校長
バックベアード。
理事長を「ネコちゃん」と呼び、理事長の椅子を狙い、白雪を日々いじり倒している。
学園で最強の妖力を持つ。
- 緋雨(ひさめ)
妖狐。
巴に仕える忍。
覚夜を巴をかどわかす敵とみなして覚夜を付け狙い、覚夜が男ということを知っている。
- 浅倉しま(あさくら しま)
鬼族。
2年生なのに1年生のネネを「お姉ぇさま」とあらぬ感情で追いかけ回す。ちなみに、しまによると、ネネが「タチ」で、しまが「ネコ」らしい。
「人間ハンター」を名乗り、邪魔な覚夜を倒そうとする。
- その他の登場人物(妖怪)
- 巫女クラブ…退魔師を目指す三人組の妖怪。生徒の中で最弱の佳良茶紗を狙っている。合体技で一人の巫女となれる。
- ぶるまはかし…国の保護妖怪で希少種。人知れず背後からブルマをはかせるのが得意。
- エリートクラス座敷童子…エリートクラスの寮の寮長。その昔、さきにクール便で宅配されたA級座敷童子とは違う。
- ちゃちゃ…普通クラスの寮の寮長。幸せポイントを貯めて黒帯に昇格した。
豆知識
- 杏樹学園生徒心得
1つ 生徒は入学1ヶ月以内に主従を組むこと
2つ 生徒は互いに思いやり、学業や行事などをへて杏樹学園のトップを目指すべし
3つ 主殺しは重罪、従として恥じるべし。なお主が足らぬ時、見限る権利あり
4つ 妖怪の特性及び生理現象事であろうとも、学生として逸脱した行為は控えるべし
5つ 主従勝負は神聖な物、勝者はあらゆる行為を許される。敗者の恨み妬みによる仕返しは即退学
6つ 杏樹学園生徒として、常に優雅さを忘れるなかれ。殴り合いの勝負は恥じるべし
『まるごと♥杏樹学園』第1巻初回限定特典「学生証」より
- 杏樹学園は長野県にあるらしい。
単行本
- 『まるごと♥杏樹学園』第1巻
角川コミックエースKCA77-9 角川書店
ISBN 4-04-713822-3 本体540円 2006年5月26日発売
外部リンク
- 「まるごと♥杏樹学園」 角川書店の単行本サイト
- 「少年エース」 角川書店のサイト
- 「Project Amatsu」(公認ファンサイト)
- 「天津の小部屋」 作者の公式サイトだが現在停止中