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城咲あい

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しろさき あい
城咲 あい
本名 伊坂 愛(いさか あい)旧姓 中村
別名義 あいあい、あいっこ
生年月日 (1983-01-24) 1983年1月24日(41歳)
出生地 日本の旗 日本東京都国分寺市
血液型 A型
職業 女優
ジャンル 宝塚歌劇舞台ミュージカル
活動期間 2000年 -
活動内容 2000年宝塚歌劇団入団、月組配属
2002年TAKARAZUKA SKY STAGEの第1期スカイフェアリーズに就任
2009年:宝塚歌劇団退団
2010年:芸能活動を開始
主な作品
宝塚歌劇
グレート・ギャツビー
オクラホマ!
エリザベート』 
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城咲 あい(しろさき あい、1983年1月24日 - )は、元宝塚歌劇団月組の2番手娘役スター。

東京都国分寺市出身、日本女子大学附属中学校卒。身長163cm、血液型A型。愛称は本名から「あいあい」「あいっこ」

来歴

宝塚好きの家族と共に物心つく前から観劇していた。小学校4年生の時に「紫禁城の落日」を見てバレエを始め、中学卒業時に受験し合格。

1998年宝塚音楽学校に入学。

2000年3月、86期生として宝塚歌劇団に入団。入団時の成績は43人中11番[1]。花組公演『源氏物語あさきゆめみし』で初舞台を踏む。同期生には陽月華(元宙組トップ娘役)、望月理世凰稀かなめ(元宙組トップスター)、緒月遠麻和涼華らがいる。

同年、月組に配属。舞台栄えするスタイル、大人びた上品な雰囲気を持つ娘役として注目を浴びる。2002年1月、「ガイズ&ドールズ」新人公演(主演月船さらら)でヒロインに抜擢。研2(宝塚用語のひとつ。「宝塚入団2年目」をさす)で初ヒロインを演じきる。続いて、7月開局のTAKARAZUKA SKY STAGEの第1期スカイフェアリーズに、1期上の彩那音と共に選出された。

2003年には「なみだ橋えがお橋」(主演:月船さらら)においてバウ初ヒロインを務め、紫吹淳トップ時代の月組で頭角を現す。

2005年後半から新生月組の2番手娘役として活躍。

2006年オクラホマ!」(主演:轟悠)でヒロインに抜擢。秋から2007年初頭にかけて日比谷シャンテのイメージガールに。

彩乃かなみの退団を受けてトップ娘役が空位となった後、2008年日生劇場公演「グレートギャツビー」では、ヒロインを演じた。

「ラストプレイ/Heat on Beat!」を最後に当時のトップスター・瀬奈じゅん遼河はるひ羽桜しずくらとともに2009年12月27日[1]で宝塚歌劇団を退団。

2010年3月28日、初のディナーショー「I2(アイ・スクエア)」を開催。その後、芸能活動をスタートする。以降、舞台を中心に活動している。

2015年9月22日、バレエの伊坂文月K-BALLET COMPANY)と結婚[2]

宝塚歌劇団時代の主な舞台

  • 2000年
花組「あさきゆめみし」(初舞台)
  • 2001年
「大海賊」:新人公演ルシア(本役:花城アリア
バウ「血と砂」:プルミタス(少年)
  • 2002年
長い春の果てに」:新人公演ナタリー(本役:汐風幸
バウ「SLAPSTICK」:マルグリット
  • 2003年
バウ「春ふたたび」:よの/「恋天狗」:お春
「シニョール・ドン・ファン」:カトリーヌ、新人公演ローサ・ヘミング(本役:美原志帆
  • 2004年
飛鳥夕映え」:生駒/「タカラヅカ絢爛II」:アモール他
  • 2005年
エリザベート」:黒天使(マデレーネ)、新人公演ゾフィー(本役:美々杏里
梅田芸術劇場公演「アーネスト・イン・ラブ」:セシリィ・カーデュー
JAZZYな妖精たち」:ロージー・ウィルコックス/「REVUE OF DREAMS」:エトワール他
  • 2006年
「暁のローマ」:クレオパトラ/「レ・ビジュー・ブリアン」:エメラルドの女他
  • 2007年
「パリの空よりも高く」:エルザ(ミディネット)/「ファンシー・ダンス」:コロンビーヌ他
全国ツアー「ダル・レークの恋」:リタ・チャンドラ・クマール/エトワール(第2幕、フィナーレ)
「MAHOROBA」:草野姫(カヤノヒメ)他/「マジシャンの憂鬱」:マレーク
  • 2008年
ミー・アンド・マイガール」:ジャクリーン・カーストン/ソフィア・ブライトン(役替りにより二役)
「夢の浮橋」小宰相の君/「Apasionado!!」
  • 2009年
エリザベート」:ゾフィー
「ラストプレイ」:エスメラルダ/「Heat on Beat!」

宝塚歌劇団時代の出演イベント

  • TCAスペシャル2003「ディア・グランド・シアター」
  • TCAスペシャル2004「タカラヅカ90-100年への道-」
  • 羽山紀代美ダンシング・リサイタル「ゴールデン・ステップス」
  • TCAスペシャル2006「ワンダフル・ドリーマーズ〜人は夢見る〜」
  • 植田紳爾演出家50周年記念スペシャル「夢のメモランダム」
  • TCAスペシャル2007「アロー!レビュー!-『モン・パリ』80周年記念-」

宝塚歌劇団退団後の主な活動

ディナーショー

  • 2010年
「I2(アイ・スクエア)」(3月28日、グランドプリンスホテル新高輪

舞台

  • 2011年
「深説・八犬伝〜村雨愛奇譚〜」伏姫役(2月11日〜24日 シアタークリエ
「30-DELUX The Ninth Live 「デスティニー」」ダブルヒロイン(5月18日〜22日 サンシャイン劇場、5月14日〜15日 シアタードラマシティ

宝塚歌劇団時代のヒロイン作品

新人公演ヒロイン

計4回

特別公演でのヒロイン

  • 2003年「なみだ橋 えがお橋」十六夜(宝塚バウホール、日本青年館)
  • 2004年「愛しき人よ」ジョセフィーヌ・ド・ハーグリーブ(宝塚バウホール、日本青年館)
  • 2006年「想夫恋小督(宝塚バウホール)
  • 2006年「オクラホマ!」ローリー(日生劇場)
  • 2007年「HOLLYWOOD LOVER」ローズ・ラムーア(宝塚バウホール、日本青年館)
  • 2008年「グレート・ギャツビー」デイジー・ブキャナン(日生劇場)

計6回

主な受賞歴

  • 2004年度 新人賞

脚注

  1. ^ a b 監修:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡り続けて(人物編)』、阪急コミュニケーションズ2014年4月1日、112頁。ISBN 9784484146010
  2. ^ 元宝塚の城咲あい、バレエの伊坂文月と結婚”. デイリースポーツ online (2015年9月23日). 2015年9月23日閲覧。

関連項目

外部リンク