アエロスクレ157便墜落事故
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出来事の概要 | |
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日付 | 2016年12月20日 |
概要 | 調査中 |
現場 | コロンビア・ビチャーダ県プエルト・カレーニョ、ヘルマン・オラノ空港近郊 |
乗客数 | 0 |
乗員数 | 6 |
負傷者数 | 0 |
死者数 | 5 |
生存者数 | 1 |
機種 | ボーイング727-200 |
運用者 | アエロスクレ |
機体記号 | HK-4544 |
アエロスクレ4544便墜落事故(Aerosucre Flight 4544)は、2016年12月20日、コロンビアビチャダ州のプエルトカレニョで発生した航空事故。コロンビアの貨物航空会社であるアエロスクレが運用していたボーイング727-200が同州のヘルマン・オラノ空港を離陸した直後に墜落した。
事故の概要
アエロスクレ4544便はコロンビアの国内定期貨物便であり、ビチャーダ県プエルト・カレーニョにあるヘルマン・オラノ空港を出発して、クンディナマルカ県ボゴタにあるエルドラド国際空港へと向かう予定だった。また、事故当日は6名の乗員によって運行されていた。[1]
しかし、4544便は離陸時にオラノ空港の滑走路の端にあるフェンスを掠め、機体の後部を引きずるように砂煙を上げていた。それでも離陸はしたが、何らかの原因で機体は上昇できず、低空飛行中に旋回して機体が横倒しになり、そのまま墜落した。[2]
事故後、乗員4人の死亡が確認され、2人が救助されたものの、その内の1人も救出直後に死亡した。.[3][4][5]
2006年11月18日にもアマソナス県レティシアの近郊でアエロスクレ所有のボーイング727貨物機が墜落しており、乗員3名と乗客2名が死亡。アエロスクレによる死亡事故は今回が二度目となる。
事故機
事故機であるボーイング727-200(機体記号:HK-4544)は、元々はエア・ジャマイカが保有していた機体であり、エア・ジャマイカでは1975年から1997年まで旅客機として使用された後、貨物機として改装された。[6]そして、2008年にアエロスクレがこの機体を取得して運行していた。[7]
出典
- ^ “Vídeo: el momento en el que el avión de Aerosucre se estrella” (2016年12月22日). 2017年1月2日閲覧。
- ^ “コロンビアで貨物機が離陸直後に…墜落の瞬間映像” (2016年12月22日). 2017年1月2日閲覧。
- ^ “Crash: Aerosucre B722 at Puerto Carreno on Dec 20th 2016, overran runway on takeoff” (2016年12月26日). 2017年1月2日閲覧。
- ^ “Aerosucre cargo plane crashes in Puerto Carreño, Colombia” (2016年12月26日). 2017年1月2日閲覧。
- ^ “AERONÁUTICA CIVIL on Twitter” (2016年12月26日). 2017年1月2日閲覧。
- ^ Waldron, Greg (2016年12月21日). “Video: Aerosucre 727 freighter crashes in Colombia”. FlightGlobal 2016年12月26日閲覧。
- ^ “ASN Aircraft accident Boeing 727-2J0F Adv. HK-4544 Puerto Carreño-Germán Olano Airport (PCR)”. Aviation Safety Network (2016年12月26日). 2016年12月26日閲覧。