いわきFC
| いわきFC | |
|---|---|
| 原語表記 | いわきFC |
| 呼称 | いわきFC |
| クラブカラー | レッド[1]、 ブルー[1] |
| 創設年 | 2012年 |
| 所属リーグ | 福島県社会人サッカーリーグ |
| 所属ディビジョン | 2部 |
| ホームタウン | 福島県いわき市 |
| ホームスタジアム | いわきグリーンフィールド |
| 収容人数 | 5600 |
| 運営法人 | 株式会社いわきスポーツクラブ[1] |
| 代表者 |
 大倉智[1] |
| 監督 |
 ピーター・ハウストラ |
| 公式サイト | 公式サイト |
| ■テンプレート（■ノート）■サッカークラブPJ | |
| 種類 | 株式会社 |
|---|---|
| 市場情報 | 未上場 |
| 本社所在地 |
日本 〒972-8322 福島県いわき市常磐上湯長谷町釜ノ前1-1[1] |
| 設立 | 2015年12月11日[1] |
| 業種 | サービス業 |
| 法人番号 | 1380001026253 |
| 事業内容 | サッカークラブの運営他 |
| 代表者 | 大倉智 |
| 関係する人物 | 安田秀一 |
| 外部リンク |
iwakifc |
| 特記事項：2015年12月、一般社団法人いわきスポーツクラブから運営権を譲り受けた。 | |
いわきFC（いわきエフシー、Iwaki FC）は、福島県いわき市をホームタウンとする、福島県社会人サッカーリーグに所属するサッカークラブ。Jリーグ加盟を目指すクラブの1つである。
概要
2012年に創設[2]。2013年に「一般社団法人いわきスポーツクラブ」を設立し法人化[3]。2015年12月、アメリカのスポーツ用品メーカー、アンダーアーマーの日本総代理店である株式会社ドームが「株式会社いわきスポーツクラブ」を設立[4]、いわきFCの運営権を一般社団法人いわきスポーツクラブから譲り受けた[5]。ドームの全面的なサポートを受け、新たな体制でチームが再スタートした。
「スポーツを通じて社会を豊かにする」という理念の下[6]、「いわき市を東北一の都市にする」など三つのクラブビジョンを掲げる[7]。
エンブレムは、いわき市のシルエットを模したものに右肩上がりの太いラインが入れられており、地域と共にあるチーム像、チームと共に上昇していくいわき市の姿を表している[1]。
クラブスローガンは「WALK TO THE DREAM」[8]。
歴史
- いわき市出身で高校年代までサッカー経験のある向山聖也が同年6月に設立[2]。
- 福島県社会人サッカーリーグに参入。3部西にて2位。その年の11月11日に「一般社団法人いわきスポーツクラブ」を設立し法人化[3]。
- 前年に引き続き、福島県社会人サッカーリーグ3部西に所属。成績は3位だった。
- この年、福島県社会人サッカーリーグ3部東にカテゴリー変更。リーグ戦で優勝し2部への昇格を決めた。尚、3部東西優勝決定戦ではFC Hermanosに7-0で勝利した[9]。
- アメリカのスポーツ用品メーカー、アンダーアーマーの日本総代理店である株式会社ドーム（東京都江東区）が、東日本大震災からの復興や地域活性化を掲げ、いわき市内に物流センター「ドームいわきベース」を建設するとともにサッカークラブの立ち上げを計画[4][10]。12月11日に「株式会社いわきスポーツクラブ」を設立、代表取締役には湘南ベルマーレ前社長の大倉智が就任[4]。同月28日、いわきFCの運営権を一般社団法人いわきスポーツクラブから譲り受けた[5]。
- 1月13日、ドームキックオフパーティ2016にて、いわきFCのクラブビジョン「サッカーを通じて、いわき市を東北一の都市にする」「日本のフィジカルスタンダードを変える ～魂の息吹くフットボール～」「人材教育と育成を中心に据える」を発表[11]。また、将来のJリーグ参入、物流センター「ドームいわきベース(DIB)」敷地内にサッカーグラウンドとクラブハウスを整備してチームの活動拠点にすること、いわき市内にサッカー専用スタジアムを建設する構想なども発表[11]。監督にはサンフレッチェ広島でもプレー経験がある元オランダ代表のピーター・ハウストラが就任[11]。強化・スカウト部門のスタッフに、湘南ベルマーレのスタッフだった田村雄三[12]と、株式会社ドームに勤務していた平松大志が就任[12][13]。旧いわきFCで代表だった向山聖也は営業・マーケティング部門のスタッフに就任した[2][8]。
- 2月9日、新入団選手発表プレスカンファレンスが行われ、1月に実施した選手選考のトライアウト「コンバイン」やスカウトで入団が決まった全22選手を発表[8]。選手はプロ契約ではなく、午前中にトレーニングを行い、午後は物流センター「ドームいわきベース(DIB)」で勤務する[8]。クラブのシニアアドバイザーに元日本代表の金田喜稔が就任したことも発表された[8]。
- 8月14日、スポーツを通じて東日本大震災からの復興や地域振興を目的としたイベント「いわきドリームチャレンジ2016」の一環として、FC東京とのチャリティーマッチをいわきグリーンフィールドで開催[14]。同イベントの収益の一部をいわき市東日本大震災遺児等支援事業基金に寄付した[15]。
- 10月11日、第23回全国クラブチームサッカー選手権大会の決勝でルート11に9-0で勝利し優勝[16]。
- 同月24日、第52回全国社会人サッカー選手権大会準々決勝で敗退。
- 11月6日、福島県リーグ2部を全勝優勝、1部昇格を決めた。
- 同月20日、ドームいわきベース敷地内にチームの練習場「いわきFCフィールド」オープン[17]。
- 同月23日、ピーター・ハウストラが監督を退任[18]。
チーム成績・歴代監督
| 年度 | 所属 | 順位 | 勝点 | 試合 | 勝 | 分 | 敗 | 得 | 失 | 差 | 天皇杯 | 監督 |
| 2013 | 福島県3部西 | 2位 | 18 | 10 | 5 | 3 | 2 | 30 | 13 | 17 | 不参加 | 向山聖也
|
| 2014 | 3位 | 10 | 8 | 3 | 1 | 4 | 17 | 15 | 2 | |||
| 2015 | 福島県3部東 | 優勝 | 30 | 10 | 10 | 0 | 0 | 41 | 9 | 32 | 県予選敗退 | |
| 2016 | 福島県2部 | 優勝 | 30 | 10 | 10 | 0 | 0 | 93 | 1 | 92 | ピーター・ハウストラ
|
タイトル
カップ戦
- 全国クラブチームサッカー選手権大会：1回
- 2016年
所属選手・スタッフ
- 2016年
スタッフ
| 役職 | 名前 | 前職 | 備考 |
| 代表 | 大倉智 |
湘南ベルマーレ代表取締役社長 | |
| 監督 | ピーター・ハウストラ |
 インドネシア代表暫定監督 |
選手
| Pos | No. | 選手名 | 前所属 | 備考 |
| GK | 1 | 大野将弥 |
日本体育大学 | 新加入 |
| 21 | 久原洋平 |
阪南大学 | 新加入 | |
| 31 | アンドレ・クルル |
SCカンブール |
新加入 元U-21オランダ代表 | |
| DF | 3 | 高野次郎 |
日本体育大学 | 新加入 |
| 4 | 古山瑛翔  |
 NKラドムリエ |
新加入 元U-16日本代表 | |
| 13 | 磯部亮太 |
桐蔭横浜大学 | 新加入 | |
| 14 | 遠藤嶺 |
デールさいたま |
新加入 | |
| 15 | 鈴木飛翔 |
湯本高校 | 新加入 | |
| 16 | 中野一希 |
バンディッツいわき |
||
| 19 |  ウェリントン・オリヴェイラ |
トカンチノポリスEC |
新加入 | |
| 22 | 住石加寿己 |
山形中央高校 | 新加入 | |
| 28 | 佐藤令治 |
 エストゥディアンテス・テコス |
新加入 元U-17日本代表 | |
| 29 | 新田己裕 |
シマズ自動車サッカー部 |
新加入 | |
| MF | 2 | 大阪郁馬 |
サウルコス福井 |
新加入 |
| 5 | 菅原康介 |
札幌大学 | 新加入 | |
| 8 | 新居伶治 |
仙台大学 | 新加入 | |
| 10 | 下重優貴 |
青山学院大学 | 新加入 | |
| 17 | 大出圭亮 |
桐蔭横浜大学 | 新加入 | |
| 20 | 山崎大成 |
 BFCダウガフピルス |
新加入 | |
| 25 | 久永翼 |
駒澤大学 | 新加入 | |
| 30 | 山崎海秀 |
 SVダルムシュタット98 U-19 |
新加入 | |
| 32 | 植田裕史 |
 FKロブチェン |
新加入 | |
| 33 | 板倉直紀 |
ブリオベッカ浦安 |
新加入 | |
| FW | 7 | 片山紳 |
国士舘大学 | 新加入 |
| 9 | 菊池将太 |
駒澤大学 | 新加入 | |
| 11 | 宮崎峻平 |
 BKSスパルタ・ブロドニツァ |
新加入 | |
| 18 | 井原楓人 |
長崎日大高校 | 新加入 | |
| 23 | 吉田知樹 |
明秀日立高校 | 新加入 | |
| 24 | 向山風也 |
東京国際大学 | ||
| 26 | 平岡将豪 |
AC長野パルセイロ |
新加入 期限付き移籍 | |
ユニフォーム
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チームカラー
- レッド、 ブルー
- いわき市のシンボルマークにも使われているレッドとブルーをチームカラーとし、いわきの街・人と共に発展していくサッカークラブにするとの願いが込められている[1]。
ユニフォームスポンサー
| 掲出箇所 | スポンサー名 | 表記 | 提出年 | 備考 |
| 胸 | ドーム | DNS | 2016年7月- | |
| 背中 | なし | - | - | |
| 袖 | 浜通り交通 | HAMADORI KOTSU | 2016年8月- | |
| パンツ | スターツコーポレーション | STARTS | 2016年10月- |
ユニフォームサプライの遍歴
- 2016年 - 現在：アンダーアーマー
歴代ユニフォームスポンサー年表
| 年度 | 胸 | 背中 | 袖 | パンツ | サプライヤー |
| 2016 | -/DNS | - | -/HAMADORI KOTSU | -/STARTS | Under Armour |
脚注
出典
- ^ a b c d e f g h “クラブ概要”. いわきFC OfficialSite. 2016年10月19日閲覧。
- ^ a b c “一般社団法人いわきスポーツクラブ いわきFC代表 向山聖也さん”. 福島県公式ホームページ. 2016年3月23日閲覧。
- ^ a b “元蘭代表ハウストラ氏が福島県2部で監督就任。現役時代は広島に在籍”. フットボールチャンネル. 2016年3月23日閲覧。
- ^ a b c “ドーム、「いわきFC」を運営する会社「株式会社いわきスポーツクラブ」を設立”. Facebook 株式会社ドーム公式アカウント. 2016年4月6日閲覧。
- ^ a b “いわきでサッカークラブ運営 スポーツ用品販売「ドーム」”. 47NEWS. 2016年4月25日閲覧。
- ^ “【サッカー】アンダーアーマーの株式会社ドームが「いわきFC」を運営する「株式会社いわきスポーツクラブ」を設立！湘南退任の大倉氏が社長就任！”. Sports Business Info. 2016年4月6日閲覧。
- ^ “【サッカー】サッカークラブ「いわきFC」が第1期メンバーを募集する「第1回コンバイン」を実施”. Sports Job Network. 2016年4月6日閲覧。
- ^ a b c d e “いわきFCが22人で始動!!多彩な経歴…平均年齢は21.2歳”. ゲキサカ. 2016年4月6日閲覧。
- ^ “第41回福島県社会人サッカーリーグ2015”. 特定非営利活動法人いわきサッカー協会. 2016年1月14日閲覧。
- ^ “プロサッカーチーム創設へ 「ドーム」社長・安田氏に聞く”. 47NEWS. 2016年4月6日閲覧。
- ^ a b c “「サッカーを通じて、いわき市を東北一の都市にする」いわきFC発足!!第1期メンバー募集開始”. ゲキサカ. 2016年4月6日閲覧。
- ^ a b “いわきFCスカウトの元Jリーガー「いわきの方々に愛されるチームを作る」”. サッカーキング. 2016年4月6日閲覧。
- ^ “平松大志”. Facebook. 2016年4月6日閲覧。
- ^ “いわきＦＣ、市民に勇気 「ドリームチャレンジ」ＦＣ東京と熱戦”. 福島民友. 2016年11月7日閲覧。
- ^ “いわきドリームチャレンジ・いわきＦＣ戦など、収益一部市基金へ”. 福島民友. 2016年11月7日閲覧。
- ^ "第23回全国クラブチームサッカー選手権大会 いわきFCが優勝". 全国社会人サッカー連盟 (Press release). 11 October 2016. 2016年10月19日閲覧。
- ^ “「いわきＦＣフィールド」オープン 地域活性化の一翼に期待”. 福島民友. 2016年12月13日閲覧。
- ^ “いわきFC監督 ピーター・ハウストラ 退任のお知らせ”. いわきFC OfficialSite. 2016年12月13日閲覧。
外部リンク
- 公式ウェブサイト
- いわきFC (iwakifc.official/) - Facebook
- いわきFC (@IwakiFcOfficial) - X（旧Twitter）
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