上野翔太郎

上野翔太郎（うえのしょうたろう）は愛知県出身の野球選手（投手）。

小学校1年生から野球を始め、高校はプロ野球選手を何人も輩出している名門校 中京大中京高校に入学。

1年時からベンチ入りし、高校3年の甲子園ではエースとして2完投の活躍でチームをベスト16まで導いた。

上野の特徴は、正確無比なコントロール。その制球力については「昭和の怪物」と言われた江川卓も、

「あのコントロールは中々ない、プロでも1年目から活躍できる」と、桑田真澄を引き合いに太鼓判を押した。

上野はコントロールの良さに加え、スライダー、カーブ、チェンジアップ、カットボールと多彩な変化球を操る。

さらに、最速144kmながら打者の手元で伸びるストレートを投げ、技巧派のようで「ストレートで空振りを取れる」ピッチャーと称される。夏の甲子園後に行われたU-18高校日本代表の世界大会でも

「ストレートの伸びがすごい。（進学先の大学で）同じリーグにいなくてよかった」

「シート打撃ですらストレートを前に飛ばせた覚えがない」など、

高校野球でトップクラスを極めたチームメートからも絶賛する声が相次いだ。

正確無比なコントロールで打者を翻弄し、ピンチでも淡々とマウンド上で佇む。

甲子園閉幕後に行われた、U-18高校日本代表の世界大会でも18イニングを無失点と圧巻の投球を披露し、

2015年のドラフト上位候補に上がっていた上野だが、駒澤大学への進学を決断。

現在は駒澤大学の野球部に所属している。