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横須賀中央駅

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横須賀中央駅
東口(2016年6月)
よこすかちゅうおう
Yokosuka-chūō
KK58 汐入 (0.7 km)
(1.2 km) 県立大学 KK60
所在地 神奈川県横須賀市若松町二丁目25
北緯35度16分42.6秒 東経139度40分14.3秒 / 北緯35.278500度 東経139.670639度 / 35.278500; 139.670639 (横須賀中央駅)
駅番号 KK59
所属事業者 京浜急行電鉄
所属路線 KK 本線
キロ程 49.9 km(品川起点)
駅構造 地上駅
ホーム 相対式 2面2線
乗降人員
-統計年度-
67,278人/日
-2015年-
開業年月日 1930年昭和5年)4月1日
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駅構内
駅構内
西口
西口

横須賀中央駅(よこすかちゅうおうえき)は、神奈川県横須賀市若松町二丁目にある、京浜急行電鉄本線。京急の関係者や横須賀市民の間では、「中央」とも呼ばれている。駅番号KK59

歴史

駅構造

築堤上にあり、相対式ホーム2面2線を有する。改札口ペデストリアンデッキ(通称はYデッキ)に面した東口と横須賀モアーズシティに隣接し地上部にある西口との二か所があり、駅の東寄りに位置している。

ホームはトンネルに挟まれたカーブ上に立地するため列車との間隔が開いている箇所がある。そのため下りホームには立哨の駅員が配置されている。なお、上りホームには立哨の駅員が配置されることがあまりないため、必要に応じて下りホームにいる立哨の駅員が上り列車の案内を行う。

各ホームとコンコースの間を連絡するエレベーターエスカレーターが設置されている。

のりば

横須賀中央駅プラットホーム
番線 路線 方向 行先
1 KK 本線 下り 浦賀京急久里浜三浦海岸三崎口方面
2 上り 横浜京急川崎 羽田空港品川新橋方面

接近メロディ

2008年12月18日から、横須賀を歌った山口百恵の楽曲「横須賀ストーリー」が接近メロディとして使用されている[1]。同時に通過列車接近時の警告音の音程が変更された。

駅構内の店舗

利用状況

2015年度の1日平均乗降人員67,278人である[2]。京急線全72駅中7位で、横須賀市内の駅では最多の乗降人員である。

近年の1日平均乗降人員と乗車人員の推移は下記の通り。

年度別1日平均乗降・乗車人員[3]
年度 1日平均
乗降人員[4]
1日平均
乗車人員[5]
出典
1995年(平成07年) 35,578 [* 1]
1998年(平成10年) 34,390 [* 2]
1999年(平成11年) 34,955 [* 3]
2000年(平成12年) 35,739 [* 3]
2001年(平成13年) 35,778 [* 4]
2002年(平成14年) 70,133 35,389 [* 5]
2003年(平成15年) 71,347 35,786 [* 6]
2004年(平成16年) 70,202 35,187 [* 7]
2005年(平成17年) 70,776 35,486 [* 8]
2006年(平成18年) 70,710 35,390 [* 9]
2007年(平成19年) 70,657 35,154 [* 10]
2008年(平成20年) 70,445 34,974 [* 11]
2009年(平成21年) 69,729 34,628 [* 12]
2010年(平成22年) 68,232 33,855 [* 13]
2011年(平成23年) 67,053 33,233 [* 14]
2012年(平成24年) 67,175 33,363 [* 15]
2013年(平成25年) 66,082 32,827 [* 16]
2014年(平成26年) 66,063 32,807 [* 17]
2015年(平成27年) 67,278

駅周辺

駅周辺は横須賀市はもとより三浦半島地域の商業、行政などの中心地である。駅周辺(特に下町地域)を表す地域名として「中央」あるいは「横須賀中央」という呼称が用いられる。

駅の北東側は埋立地を中心とした平地で商業地が広がるが、南西側は高台であり三崎街道沿いと周辺に看板建築が残る上町銀座、中里、池の端などの古い商店街がある他は住宅地や公園が造成されている。

横須賀中央は旧大日本帝国海軍横須賀鎮守府の門前町として誕生し発展。戦後京浜地区の急速な発展に伴い横須賀市でも町並みが大きく変貌したが、自衛隊在日アメリカ海軍が駐屯し基地や関連施設が市内各地に所在するために、現在も軍都としての一面がある。その関連で町おこしの一環として横須賀市では海軍カレーを宣伝、普及させているためか街の中には有名なカレー店が多い。

メインストリートは三崎街道の横須賀中央駅前から国道16号と合流する交差点までで「中央大通り」と呼ばれ、その周辺の若松町、大滝町近辺には市内唯一の百貨店となったさいか屋が立地するほか、各種小売店も軒を連ねているため年間を通して賑わう。

横須賀中央駅と汐入駅の間にあるドブ板通りは、アメリカ軍基地の通用門周辺ということもあって、アメリカ文化に影響を受けた独特の雰囲気がある。

国道16号が通る小川町や日の出町付近は行政施設や銀行、各企業の事務所が集まる、またマンションなど集合住宅や小中学校も所在する。北側の稲岡町は学校施設が集まる文教地区である。また駅の西側の米が浜地域には昭和の面影を残す飲食店が連なる歓楽街となっている。

2000年代に入って、駅前の商業ビル群が老朽化していることから再開発計画を進行中である。2016年には旧西友横須賀店跡地に、38階建ての高層マンションと商業フロアの複合施設が誕生した(ザ・タワー横須賀中央)。

市街地西部地域については「汐入駅#駅周辺」を参照。

横須賀』と付く駅は、他にJR横須賀線横須賀駅があるが、当駅から徒歩で約20分程度とかなり離れている。汐入駅または逸見駅からであれば、徒歩で約7、8分程度である。但し、当駅も汐入駅・逸見駅も横須賀線の乗換駅に指定されていない。

行政

学校・病院

観光・商業・文化施設

郵便局・金融機関

交通施設

その他

バス路線

京浜急行バス湘南京急バスにより、市内各地や三浦市方面への路線バスが発着する。運転本数や乗降客数も多いが、付近にバスターミナルを作る用地がないため、駅前を通る三崎街道沿いにバス停が点々と並んでいる。発着路線についての詳細は京浜急行バス衣笠営業所京浜急行バス三崎営業所湘南京急バス堀内営業所を参照。

タクシー乗り場は主にYデッキの周りに所在して行き先によって乗車口が分けられている。

1番乗り場、2-1番乗り場、2-2番乗り場
横須賀駅方面各線
3番乗り場
八景線、安浦2丁目線 - 横須賀駅・追浜駅・内川橋方面
池上線 - 汐入駅衣笠駅方面
4番乗り場
横須賀線 - 長井・三崎口駅三崎港方面
5番乗り場
長井線 - 衣笠十字路・長井・大楠芦名口方面
YRP線 - 衣笠十字路・横須賀リサーチパーク方面
大明寺線 - 総合体育館・衣笠駅方面
6番乗り場
市内線 - 衣笠十字路・衣笠駅方面
7番乗り場
観音崎線 - 堀内・防衛大学校浦賀駅観音崎方面
平成町循環線
安浦2丁目線 - 安浦二丁目方面

隣の駅

京浜急行電鉄
KK 本線
モーニング・ウィング号
金沢文庫駅 (KK49) ← 横須賀中央駅 (KK59)三浦海岸駅 (KK71)(久里浜線)
京急ウィング号
金沢八景駅 (KK50) → 横須賀中央駅 (KK59)堀ノ内駅 (KK61)
快特
金沢八景駅 (KK50) - 横須賀中央駅 (KK59) - 堀ノ内駅 (KK61)
特急(金沢文庫駅以北は快特)・特急
汐入駅 (KK58) - 横須賀中央駅 (KK59) - 堀ノ内駅 (KK61)
普通
汐入駅 (KK58) - 横須賀中央駅 (KK59) - 県立大学駅 (KK60)

出典

利用状況の出典

神奈川県県勢要覧

関連項目

  • スカレー - 「よこすか海軍カレー」の公式マスコット。
  • 百恵白書 - 「横須賀ストーリー」を歌った山口百恵が横須賀中央駅から快速特急に乗り品川駅まで彼の元へ会いに行く内容を歌った「I CAME FROM 横須賀」において、当駅が歌詞で登場する。

外部リンク