野幌駅
野幌駅 | |
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![]() 野幌駅新駅舎 | |
のっぽろ Nopporo | |
◄A06 大麻 (3.4 km) (1.3 km) 高砂 A08► | |
所在地 | 北海道江別市野幌町94番地1 |
駅番号 | ○A07 |
所属事業者 |
![]() |
所属路線 | ■函館本線 |
キロ程 | 304.2 km(函館起点) |
電報略号 | ノツ |
駅構造 | 高架駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
6,627人/日(降車客含まず) -2014年- |
開業年月日 | 1889年(明治22年)11月3日 |
備考 |
業務委託駅 みどりの窓口有 |
野幌駅 | |
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のっぽろ Nopporo | |
(0.8km) 北海鋼機前► | |
所属事業者 | 夕張鉄道 |
所属路線 | 夕張鉄道線 |
キロ程 | 0.0 km(野幌起点) |
駅構造 | 地上駅 |
開業年月日 | 1930年(昭和5年)11月3日[1] |
廃止年月日 | 1975年(昭和50年)4月1日 |
備考 | 夕張鉄道線廃線 |
野幌駅(のっぽろえき)は、北海道江別市野幌町94にある北海道旅客鉄道(JR北海道)函館本線の駅。駅番号はA07。電報略号はノツ。
かつては夕張鉄道との乗換駅で急行「かむい」も停車していたが、現在は函館本線のみの単なる中間駅である。なお2015年現在は、当駅を通るルートで定期運行する急行列車は既に存在せず、臨時急行が運転された際も当駅には停車していなかった。特急も全便通過する。
概要
- 北海道ジェイ・アール・サービスネットによる業務委託駅。
- みどりの窓口(営業時間6時00分 - 23時00分)、自動券売機、自動改札機設置。なお、キヨスクやキヨスク運営のコンビニ(北海道キヨスクはセブンイレブン17店舗を運営)は入居していない。
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野幌駅南口新駅舎
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北口旧仮駅舎(2010年8月)
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北口旧仮駅舎改札口(2010年8月)
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南口旧仮駅舎(2010年8月)
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南口旧仮駅舎改札口(2010年8月)
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1番線旧仮設ホーム(2010年8月)
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2番線旧仮設ホーム(2010年8月)
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新駅待合室(2011年10月)
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新駅ホーム(2014年6月)
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野幌駅旧北口駅舎(2004年6月)
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野幌駅旧南口駅舎(2004年6月)
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野幌駅構内(2004年6月)
歴史
- 1889年(明治22年)
- 1898年(明治31年)4月1日:北海道炭礦鉄道が野幌煉瓦製造所設置。専用線500m敷設[2]。
- 野幌煉瓦製造所は大正14年7月に(初代)北海道窯業株式会社野幌工場として分社独立。その後昭和2年末に操業中止。昭和3年に株式会社野幌煉瓦工場(昭和23年から(二代目)北海道窯業株式会社)に土地及び設備貸与。
- 1900年(明治33年)
- 7月:停車場類焼。
- 下期:駅舎改築。
- 1906年(明治39年)10月1日:北海道炭礦鉄道の鉄道路線国有化により、国有鉄道に移管。一般駅。
- 1930年(昭和5年)11月3日:夕張鉄道当駅 - 栗山間開業。ホームは旧ホーム2番線の反対側にあった。
- 1974年(昭和49年)4月1日:夕張鉄道当駅 - 栗山間旅客営業休止。
- 1975年(昭和50年)4月1日:夕張鉄道当駅 - 鹿ノ谷間廃止。
- 1985年(昭和60年)3月14日:貨物・荷物取扱い廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化によりJR北海道に継承。
- 2006年(平成18年)
- 3月21日:南口に新型券売機を設置(継続定期券発売対応)。
- 4月1日:南口の出札窓口を廃止。
- 2007年(平成19年)
- 2008年(平成20年)10月25日:ICカードKitaca使用開始。
- 2009年(平成21年)5月9日:高架工事のため、南口駅舎が仮駅舎に移行。
- 2011年(平成23年)10月23日:高架新駅舎開業[4]。
- 2014年(平成26年)8月30日:駅構内全面禁煙化[5]。
- 2015年(平成27年)
駅構造
2面2線の相対式ホームを持つ高架駅である。
なお、2011年(平成23年)10月23日に高架化される前は地上駅であり[4]、夕張鉄道が運行されていた頃は2面5線、その後同線の廃止などに伴い中線を廃止し、最終的に1番線と2番線の間が大きく開いた2面2線の相対式ホームだった。
のりば
のりば | 路線 | 方向 | 行先 |
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1 | ■函館本線 | 上り | 札幌・手稲・小樽方面 |
2 | 下り | 江別・岩見沢方面 |
駅は1階の壁や椅子や第3種駅名板など赤色が使われている [画像1][画像2]。
利用状況
「江別市統計書」によると2014年度の1日平均乗車人員は6,627人である。
近年の1日平均乗車人員は以下の通り。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
---|---|
2002年 | 6,301 |
2003年 | 6,295 |
2004年 | 6,307 |
2005年 | 6,449 |
2006年 | 6,488 |
2007年 | 6,544 |
2008年 | 6,466 |
2009年 | 6,397 |
2010年 | 6,441 |
2011年 | 6,601 |
2012年 | 6,690 |
2013年 | 6,789 |
2014年 | 6,627 |
駅周辺
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/4/4a/Nopporo_eki.jpg/220px-Nopporo_eki.jpg)
駅の周囲には多くのレンガ工場が点在している。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成
北口の8丁目通りおよび国道12号線に沿って店舗が並ぶ。その他はほぼ全域が住宅街である。
また、かつての煉瓦工場などの遺構が所々に残っている。1898年(明治31年)に北海道炭礦鉄道が野幌煉瓦工場(後に北海道窯業株式会社)を設置して、鉄道や炭鉱施設に使用する煉瓦を製造したのが、この地での煉瓦製造の最初期に当たる。右方・駅周辺写真の、右上端の工場より駅寄り、宅地化されている辺りがその工場の敷地だった所である。
- 国道12号
- 江別警察署野幌交番
- 野幌郵便局
- 野幌駅前郵便局(野幌町37の7)[7]
- 北海道労働金庫江別支店
- 札幌信用金庫野幌支店
- 北門信用金庫野幌支店
- 北洋銀行野幌中央支店
- 北海道銀行野幌支店
- 道央農業協同組合(JA道央)野幌支所
- 野幌公民館
- ビッグハウス野幌店(南口、2005年(平成17年)4月28日開店)[8]
- ザ・ビッグ江別店(イオンタウン江別ショッピングセンター)
- イオン江別店(旧ポスフール)
- 江別市民体育館
- 錦山天満宮
- 野幌公会堂
- 屯田資料館
- 北海道工業試験場野幌分場
- 江別市消防本部
- 北海道野幌高等学校
- 北海道情報大学
バス路線
北口前と南口前にそれぞれ停留所がある。これらの停留所の1日の平均乗車人員は、合計で約570人である[9]。
「野幌駅北口」停留所
「野幌駅南口」停留所
行政の関与
江別の顔づくり事業
江別市では、函館本線により分断されていた南北の一体化と都市機能の充実によって、市内で最も都市化が進んだ野幌駅周辺を中心市街地として位置付けるために、周辺の再開発事業である「江別の顔づくり事業」を行っている[10][11][12]。
2006年から2011年にかけて行われた連続立体交差事業(高架化)もこの一環であり、今後は地上の仮設設備の撤去及び新駅舎北面の外装工事等が進められる[13]。
その一方で、今後予定されている駅周辺の土地区画整理事業には大幅な遅れが生じている[14]。
特急列車の停車要望
現在、江別市および同市議会は野幌駅に特急列車を停車させるようJR北海道に要望している。こうした要望を行う理由としては、江別市より人口の少ない市町村に特急停車駅がある点、道北方面への夜行列車廃止に伴って市内から特急停車駅がなくなった点、上記の「江別の顔づくり事業」によって利用客の増加が見込まれる点などを挙げている。
JR北海道はこの要望に対し、札幌周辺では特急列車よりも快速列車の充実を図る企業方針および、2面2線の野幌駅では待避が不可能といった構造的理由から、受け入れる事は困難との回答を示した。しかし市は、駅周辺への経済効果の波及や市の魅力の向上などに必要として今後も要望を続けていくとしている[15][16]。
隣の駅
- 北海道旅客鉄道
- 函館本線
脚注
- ^ “野幌駅開設120年 有志が記念式典”. 北海道新聞 (北海道新聞社). (2009年11月4日)
- ^ 昭和5年版全国専用線一覧に専用線の記録あり。なお、昭和26年版の記録には載っていない。
- ^ “駅番号表示(駅ナンバリング)を実施します” (PDF). 北海道旅客鉄道 (2007年9月12日). 2014年9月6日閲覧。
- ^ a b “高架化、駅舎に「江別色」 新JR野幌駅開業”. 北海道新聞 (北海道新聞社). (2011年10月24日)
- ^ “札幌圏(Kitacaエリア)における駅構内全面禁煙化の実施について” (PDF). 北海道旅客鉄道 (2014年7月9日). 2014年7月9日閲覧。
- ^ “当社のこれまでの経営改善の取り組みについて” (PDF). 北海道旅客鉄道. p. 2 (2016年11月18日). 2016年11月19日閲覧。
- ^ “新局舎12日オープン 野幌駅前郵便局”. 北海道新聞 (北海道新聞社). (2004年4月10日)
- ^ “JR野幌駅南口近く ビッグハウス 28日開店 隣に屋内遊園地も 店舗面積 市内3番目に”. 北海道新聞 (北海道新聞社). (2005年4月15日)
- ^ 江別の顔づくり事業 都心地区整備計画・第5章3-(2)駅周辺の動線計画
- ^ “野幌駅南通り整備 地権者75件に影響 市議会で市長 早い時期に説明会”. 北海道新聞 (北海道新聞社). (2010年3月12日)
- ^ “野幌駅周辺の再開発 「顔づくり」全体像紹介 100人出席 4年半ぶり説明会”. 北海道新聞 (北海道新聞社). (2010年5月29日)
- ^ 江別の顔づくり事業(にぎわいの都心づくり)~都心地区整備基本計画
- ^ 野幌鉄道高架の開業日について (PDF)
- ^ 『北海道新聞』2011年10月25日付朝刊、江別版26面。
- ^ 平成19年第4回 江別市議会定例会会議録(第2号)4/5ページ
- ^ 平成19年第4回 江別市議会定例会会議録(第2号)5/5ページ
関連項目
外部リンク