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源光庵

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源光庵

悟りの窓(左)、迷いの窓
所在地 京都市北区鷹峯北鷹峯町47
位置 北緯35度3分17.33秒 東経135度43分54.2秒 / 北緯35.0548139度 東経135.731722度 / 35.0548139; 135.731722
山号 鷹峰山
宗派 曹洞宗
本尊 釈迦如来
創建年 1346年貞和2年)
開基 徹翁義亨
正式名 鷹峰山 寶樹林 源光庵
法人番号 8130005002384 ウィキデータを編集
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源光庵(げんこうあん)は、京都市北区鷹峯(たかがみね)にある曹洞宗の寺院。山号は鷹峰山。正式には鷹峰山寶樹林源光庵という。

本尊は釈迦如来。

歴史

1346年貞和2年)に臨済宗大徳寺の徹翁義亨の隠居所として開基。当初は復古堂と呼ばれた。その後、1694年元禄7年)に卍山道白により曹洞宗に改宗された。

境内

本堂

1694年の建立。

天井板は伏見桃山城から移築したもので、1600年(慶長5年)に徳川家家臣鳥居元忠らが石田三成に破れ自刃したときの跡が残り、血天井となっている。その脇に丸窓と角窓がありそれぞれ悟りの窓迷いの窓と呼ばれている。

「迷いの窓」

迷いの窓の四角い形は、人間が誕生し、一生を終えるまで逃れることのできない過程、つまり「人間の生涯」を4つの角で象徴しています。この「迷い」とは「釈迦の四苦」のことで、この窓が生老病死の四苦八苦を表しているといわれています。

「悟りの窓」

悟りの窓の丸い形は、「禅と円通」の心が表されています。ありのままの自然の姿、清らか、偏見のない姿、つまり悟りの境地を開くことができ、丸い形(円)は大宇宙を表現しています。

開山堂

1719年享保4年)建立。

庭園

北山を借景とした枯山水

アクセス

近隣