東京慈恵会医科大学
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東京慈恵会医科大学(とうきょうじけいかいいかだいがく、Jikei University School of Medicine)は東京都 港区の私立大学である。"University"を名乗るが医学部のみの単科大学である。慈恵医大と略称される。
1881年に開設された成医会講習所を起源とし、現存する中では日本で最も古い医学校となる。開設者は、森鴎外との脚気論争で知られる高木兼寛である。
キャンパスは港区西新橋のほか、調布市国領町にある。医学科は双方を、看護学科は国領校を使用している。附属病院は両キャンパスに併設(本院、第三病院)のもののほか葛飾区の青戸病院、柏市の柏病院がある。
2003年に前立腺癌の患者に対し経験が浅いにも関わらず腹腔鏡手術を行い患者を死亡させたとして、業務上過失致死容疑で青戸病院の医師3名が逮捕される事件が発生した。
2004年には臨床医学研究所所長の教授が、国から受けた約1億7000万円の補助金のうち約7700万円を不正にプールし研究に使ったいたとして、懲戒解雇する事件があった。
沿革
1881年 成医会講習所開設
1882年 有志共立東京病院発足
1887年 東京慈恵医院医学校に改称
1907年 東京慈恵会医院専門学校に改称
1921年 東京慈恵会医科大学に昇格
1952年 新制東京慈恵会医科大学
学部等
- 医学部
- 医学科
- 看護学科
- 看護専門学校
大学院
- 医学研究科
研究・教育施設
- DNA医学研究所
- 東京慈恵会医科大学附属病院