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まんばのけんちゃん

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まんばのけんちゃん

まんばのけんちゃん(まんばのけんちん)は香川県郷土料理である。場所によっては単に「まんばの炊いたん」と言われることも。 西讃では「おはーのたいたん」「おーばーのたいたん」と呼ばれ、「たいたん」は省略される。 「おはーのたいたん」というカテゴリーのなかの一亜種として「まんばのけんちゃん」があるにすぎない。

高菜の仲間であるマンバ(場所によりヒャッカとも言う)を煮こぼした後、およそ一日水にさらして十分アクを抜いたものに、豆腐油揚げ天ぷら(練り物)・いりこ等を入れて煮びたしにしたものである。醤油味。

まんばのけんちゃんは東讃地方の呼び名で、西讃地方の一部では豆腐の形からひゃっかの雪花(ひゃっかのせっか)と呼んでいる所もある[1]。まんばがないときは、白菜・小松菜などで同じような調理法で食べられたりする。まんばは冬になってからが旬のため、冬の料理と言える。

脚注