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自慰史観

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

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自慰史観とは、自虐史観という用語に対抗する意味合いを持つ俗語

概要

自国の歴史に於ける負の部分を否定ないし隠蔽ないし矮小化し、正の部分を過大評価する歴史観である」ということで、「自慰(オナニー)の如き自己満足的な歴史観である」という意味をこめて、特定のある歴史観に対する蔑称として限定的に使われる。多くの場合は自由主義史観歴史修正主義に対して、偏向した歴史観であるという評価を反映させて用いられる呼称である。⇔自虐史観

少なくとも、安易にこの用語を使うことは人格を疑われかねないので、公衆の面前で無思慮に使うことは避けた方が賢明であるといえよう。

語源

日本の歴史においては、歴史修正主義同様に戦後民主主義教育が生み出した歴史観を自虐史観として批判する勢力に対抗して作られた用語。なお、自慰史観に変えて他国の人々を傷付けると言う意味で「他虐史観」と呼ぶ人もある。「侵略史観」・「戦争肯定史観」と呼ぶ人もいる。

特徴

自虐史観主義者が指摘する「自慰史観」の特徴は、「自虐史観」の特徴とされた論点の裏返しであり、次が挙げられる。

参照:ドイツ歴史家論争フィッシャー論争ゴールドハーゲン論争エノラ・ゲイ論争

「自慰史観」を持つとされる主な団体・人物

関連項目