神戸市交通局2000形電車
神戸市営地下鉄2000形電車 | |
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神戸市営地下鉄2000形電車(西神南駅にて) | |
基本情報 | |
運用者 | 神戸市交通局 |
製造所 | 川崎重工業 |
製造年 | 1988年 - 1989年 |
製造数 | 4編成24両 |
運用開始 | 1988年2月26日 |
投入先 | 西神・山手線 |
主要諸元 | |
編成 | 6両編成 |
軌間 | 1,435 mm |
電気方式 | 架空単線式直流1,500V |
最高運転速度 | 90 km/h |
設計最高速度 | 100 km/h |
起動加速度 | 3.3 km/h/s |
減速度(常用) | 3.5 km/h/s |
減速度(非常) | 4.5 km/h/s |
編成定員 | 836名 |
編成重量 | 193.6 t |
全長 | 19,000 mm |
全幅 | 2,790 mm |
全高 | 4,090 mm |
車体 | アルミニウム合金 |
台車 |
S型ミンデン式ダイレクトマウント空気ばね台車 FS393 |
主電動機 |
直流直巻電動機(登場当初) かご形三相誘導電動機 |
主電動機出力 | 130kW / 基 |
制御方式 |
電機子チョッパ制御(登場当初) 2レベルIGBT素子VVVFインバータ制御 |
制御装置 | 日立製作所製 |
制動装置 |
回生ブレーキ併用電気指令式ブレーキ(補足ブレーキ付) 抑速ブレーキ |
保安装置 |
自動列車制御装置 (CS-ATC) 自動列車運転装置 (ATO) |
備考 | 車内信号設定は0,15,25,45,60,75,90km/h |
神戸市交通局2000形電車(こうべしこうつうきょく2000がたでんしゃ)は、神戸市交通局が神戸市営地下鉄の西神・山手線用に導入した通勤形電車。6両編成4本(24両)が在籍する。
概要
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/8/8f/Kobecity2000-shanai.jpg/220px-Kobecity2000-shanai.jpg)
1988年(昭和63年)4月の北神急行電鉄開業に合わせて増備された。1000形と同じアルミ合金製19m3扉車体で、基本的な電装品の仕様は1000形最終増備車(1116編成 - 1118編成)から変わっていない。
同年に登場した北神急行7000系は主回路制御装置にVVVFインバータ制御を導入したのに対し、当形式は1000形と同一の電機子チョッパ制御とされた。これはパワーエレクトロニクス機器からノイズが発生し、それが床下近くに設置されている自動列車制御装置 (ATC) の車内信号や誘導無線等の微細しか流れない電流に影響を受ける可能性があったためである。
制御機器などは1000形と同一仕様であるが、前面デザインは北神急行7000系に類似し、前面に大型曲面ガラスを使用、非常用貫通扉を助士席側に偏心させて運転席からの視界向上を図っている。前照灯・尾灯は角形とされた。下部には1000形最終増備車より大きな、銀色のステップが設けられた。前面のUマークは、非常用貫通扉上の従来車両番号が表記されていた位置に配置され、車両番号表記は上部に移動した。行先表示器は大型化された。
車体断面は1000形より角ばった形状とされ、側窓と屋根との間が平面的になった。これに伴い、乗降口は上下に20mm拡大された。また側面の行先表示器も大型化されるなど、多少は乗客サービスの向上が図られている。車体形状が変化したことに伴い、1000形より1両あたり0.4 - 1.4t自重が増加している。
車体塗装は1000形に準じた神戸市電由来の緑の濃淡2色であるが、濃い緑については鮮やかな色に変更されている。側面窓上の濃い緑のラインは1000形より高い位置に変更され、乗務員扉後部で屈曲しない一直線のデザインとなった。これは後に登場した3000形も同様である。
リニューアル
2013年(平成25年)から製造元の川崎重工業で客室のリニューアルおよび主回路装置のIGBT-VVVF化、補助電源のSIV化が行われている。 リニューアル車は2000-02形に形式変更されているが、車体に取り付けられている車両番号プレート類の変更は無い。 2014年12月に2122編成がVVVF化され、本系列のリニューアルが完了した。これにより、自局及び相互乗り入れ先の北神急行電鉄が所有する全編成がVVVFインバータ制御となった。なお、2122編成のみ車内照明がLED化されている。
営業区間
- 谷上駅 - 新神戸駅
歴史
- 1988年(昭和63年)1月26日 - 2119編成搬入。
- 1988年(昭和63年)2月26日 - 2119編成 - 2122編成運用開始。
- 1989年(平成元年)11月6日 - 5両編成から6両編成化。
- 1994年(平成6年)1月23日 - 種別表示灯設置。
- 2002年(平成14年)2月12日 - 転落防止幌設置開始。
- 2002年(平成14年)12月16日 - 西神中央方から4両目に日本初の毎日実施の終日女性専用車両を設置。
編成表
車両番号の下2桁は、1000形からの続番である。2400形は女性専用車両。
← 西神中央 谷上 →
| |||||||
号車 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | |
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形式 | Mc2 | M1 | T | T' | M1' | Mc2' | |
編成 番号 |
19 | 2119 | 2219 | 2319 | 2419 | 2519 | 2619 |
20 | 2120 | 2220 | 2320 | 2420 | 2520 | 2620 | |
21 | 2121 | 2221 | 2321 | 2421 | 2521 | 2621 | |
22 | 2122 | 2222 | 2322 | 2422 | 2522 | 2622 |
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2100形
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2200形
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2300形
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2400形
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2500形
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2600形
外部リンク
- 2000形車両 - 神戸市交通局