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竹富町立鳩間小中学校

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竹富町立鳩間小中学校
国公私立 公立学校
設置者 竹富町
所在地 907-1544
外部リンク 公式サイト
プロジェクト:学校/中学校テンプレート
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竹富町立鳩間小中学校(たけとみちょうりつ はとましょうちゅうがっこう)は、沖縄県八重山郡竹富町字鳩間(八重山諸島鳩間島)にある町立小中学校である。

概要

里親制度及び海浜留学で知られ、ドラマ『瑠璃の島』等のモデルになっている[1][2]。島民の高齢化が進み里子の受け入れが困難になっているため、2018年度に鳩間島留学支援施設「つばさ寮」を開寮し、鳩間島留学制度を開始している[3]

沿革

  • 1896年(明治29年)6月19日 - 大川尋常小学校鳩間分校として番所跡(現在の鳩間公民館)に開校[4][5]
  • 1901年(明治34年) - 西表尋常小学校鳩間分教場となる。
  • 1907年(明治40年) - 独立して鳩間尋常小学校となる。
  • 1941年(昭和16年) - 竹富村鳩間国民学校に改称。高等科を併置。
  • 1949年(昭和24年) - 新学制施行により鳩間小学校に改称。中学校が併置される。校舎を現在地に移転。
  • 1974年(昭和49年)3月 - 鳩間中学校が休校。
  • 1981年(昭和56年) - 鳩間小学校の児童数が1名となる[1]
  • 1982年(昭和57年) - 住民が親戚から子供2名を預かり小学校が存続[1]
  • 1983年(昭和58年)4月 - 児童養護施設から里子4名を受け入れ[1]
  • 1984年(昭和59年)4月 - 鳩間中学校が再び開校。
  • 2009年(平成21年)
    • 6月 - 鳩間小中学校の在籍者がゼロになる[6]
    • 9月 - 鳩間小学校に1名が転入[6]
    • 10月 - 鳩間中学校が休校[6]
  • 2010年(平成22年)4月 - 鳩間中学校が再開[6]

本校を題材・モデルとする作品

脚注

  1. ^ a b c d e f g 鈴木崇之; 加藤彰彦 (2003-10-31). “鳩間島における養育里親および海浜留学制度について(その1)”. 沖縄大学地域研究所所報 (沖縄大学) (30): 109-120. http://ci.nii.ac.jp/naid/110004727697 2018年4月18日閲覧。. 
  2. ^ a b 堀本雅章 (2013-06-25). “研究ノート 竹富町鳩間島における島民意識と観光の特色” (PDF). 沖縄地理 (沖縄地理学会) (13): 49-60. http://okinawa-repo.lib.u-ryukyu.ac.jp/bitstream/20.500.12001/17804/1/No13p49.pdf 2018年4月18日閲覧。. 
  3. ^ “鳩間島留学支援施設「つばさ寮」落成・開寮”. 八重山毎日新聞. (2018年4月9日). http://www.y-mainichi.co.jp/news/33298/ 2018年4月18日閲覧。 
  4. ^ 藤井美加「: 沖縄県・鳩間島の海浜留学を事例に」 奈良女子大学社会学論集 16, p.181-194、2009年3月1日、奈良女子大学
  5. ^ 大城肇「基調講演『鳩間島の過去と未来』」 竹富町史だより第39号 (PDF)
  6. ^ a b c d 小中校ダブル入学 鳩間島、中学は半年ぶり再開 琉球新報、2010年4月9日

関連項目

外部リンク