大久保好男
大久保 好男(おおくぼ よしお、1950年7月8日 - )は、日本のジャーナリスト。日本テレビホールディングス代表取締役社長、日本テレビ放送網代表取締役社長執行役員、一般社団法人日本民間放送連盟会長、公益財団法人徳間記念アニメーション文化財団理事。山梨県出身[1]。
経歴・人物
山梨県立甲府第一高等学校を経て東京外国語大学外国語学部フランス語学科卒業。フリージャーナリストで元フジテレビアナウンサーの田丸美寿々は東京外国語大学の同期である。
1975年4月、読売新聞社(現:読売新聞グループ本社)に入社。入社後は報道記者として東北総局(宮城県仙台市)や成田支局(千葉県成田市)など地方支局勤務を経て東京本社編集局へ戻った後に世論調査部に勤務、1983年に政治部へ異動した後には防衛庁、自治省(いずれも当時)担当記者を務める。
その後に内閣総理大臣官邸及び自由民主党記者クラブのキャップなどを経て1995年に政治部デスクとなり、選挙や政局などの取材・報道の指揮を執る。
2000年に政治担当の論説委員、2003年には政治部長に就任。2008年に同社執行役員メディア戦略局局長となる(2009年に取締役へ選任)。
2010年6月に日本テレビ放送網へ転籍し、取締役執行役員に就任。
2011年6月に第12代日本テレビ放送網代表取締役社長に就任[2][3]。また、読売巨人軍の取締役も務めている[4]。
2014年1月15日から放送されたドラマ『明日、ママがいない』では、全スポンサーがスポンサー表示やCM自体を自粛する中で、内容を変更することはないとした[5]。また、全国児童養護施設協議会が、番組を見た施設の子供15人が自傷行為に及んだり学校での嫌がらせを受けたとして謝罪を要求したことについて、厚生労働大臣が影響の調査を表明する事態となったが[6]、日本テレビとして謝罪を含む対応は考えていないとした[7]。
2018年6月に日本民間放送連盟会長に就任した。
著書
関連項目
脚注
- ^ ポリティカル・パルス―現場からの日本政治裁断 amazonによる著者紹介参照
- ^ 代表取締役及び役員の異動等に関するお知らせ 日本テレビ放送網プレスリリース 2011年5月12日閲覧
- ^ 日本テレビ社長に大久保氏昇格 細川社長は会長に 共同通信 2011年5月12日閲覧
- ^ 桃井社長が会見 フロント新体制を発表 Yomiuri GIANTS NEWS 2011年11月18日付の役員一覧表参照
- ^ 日テレ:社長「ママがいない」第3話以降も放送継続へ 2014年1月27日 毎日新聞 アーカイブ。
- ^ 【明日、ママがいない】子供への影響を調査 厚労相が表明「施設から10件以上報告」 2014年2月4日 朝日新聞デジタル(ハフィントン・ポスト)。
- ^ 明日ママ 日テレ"公開謝罪"拒否 大久保社長「文書でご理解を」 2014年2月25日 スポニチ アーカイブ。
- ^ 2005年 政治・経済 東信堂出版録