コンテンツにスキップ

熊谷ラグビー場

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。KC401 (会話 | 投稿記録) による 2018年8月30日 (木) 08:01個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (→‎ラグビーW杯に向けて)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

熊谷スポーツ文化公園 > 熊谷ラグビー場
熊谷ラグビー場
熊谷ラグビー場
施設情報
所在地 埼玉県熊谷市川上810
位置 北緯36度10分5.7秒 東経139度24分8.8秒 / 北緯36.168250度 東経139.402444度 / 36.168250; 139.402444座標: 北緯36度10分5.7秒 東経139度24分8.8秒 / 北緯36.168250度 東経139.402444度 / 36.168250; 139.402444
開場 1991年
拡張 2016年 -
所有者 埼玉県
運用者 埼玉県
設計者 松田平田設計(改修工事)
清水建設(改修工事、ECI)
建設者 清水建設
使用チーム、大会
ラグビーワールドカップ20192019年予定)
収容人員
約24000人(座席約1万人)

熊谷ラグビー場(くまがやラグビーじょう)は、埼玉県熊谷市熊谷スポーツ文化公園内にあるラグビー場。

概要

メインスタジアムとなるAグラウンドと隣接し、Bグラウンド、Cグラウンドがある。全国高等学校選抜ラグビーフットボール大会全国高等学校ラグビーフットボール大会の埼玉県大会の会場として3グラウンドすべてが使用されている。

Aグラウンド
県内ラグビーのメインスタジアムとして利用されており、トップリーグや、熊谷に練習拠点を置く立正大学も参加する関東大学リーグの上位クラスのリーグ戦に使用される。収容人員24000人(メインスタンド中央とバックスタンドの下部が座席、メインスタンド両翼は立ち見席、バックスタンドの上部とゴール裏は芝生席)。
B,Cグラウンド
地域大会を中心として使用される。Bグラウンドは観客席(収容人員6700人)付きの専用グラウンドだが、Cグラウンドは多目的広場としての利用も可能となっている(但し有料施設の扱いであり、自由に立ち入りはできない)。

ラグビーW杯に向けて

2017年9月現在、2019年ラグビーワールドカップ日本大会の開催にむけて、埼玉県と熊谷市は熊谷ラグビー場を改修し、強豪国との試合の開催が可能なBカテゴリー相当のスタジアムへ拡張する改修を行っている。

現在の収容能力は、芝生席込み24000人(座席9232人、立ち見4828人)であり、これを国際大会規格に適合させるため、全面座席に改修、新たにナイター照明塔、大型映像装置をそれぞれ新設すること(W杯開催には映像装置と照明設備が必須のため)や、屋根拡張(面積7000平方メートル、高さ35メートル)などを予定している[1]。その他フィールドやスタンド、外構の改修も行われる。

2015年6月に基本・実施設計の一括委託を行う競争入札が行われ、松田平田設計が落札[2]。スタジアム本体の施工に当たっては設計段階から施工者が関与する方式(アーリー・コントラクター・インボルブメント、ECI方式)が採用され、公募型プロポーザルにより清水建設が施工を前提とした「設計技術協力者」に選定された[3]。2016年6月に工事に着手しており、総事業費は124億200万円。2018年8月の完成を予定している[4]

沿革

脚注

外部リンク