市役所前駅

市役所前駅（しやくしょまええき）

名前の通り、市役所の前にある駅である。市役所前停留場を含めると、日本の鉄道駅では最も多い名称となっている^[1]。

本項目ではシティホール駅や市政府駅など日本語で同様の意味の名称を持つ日本国外の駅も取り上げる。

日本国内の駅

吹田駅 (阪急) - 大阪府吹田市にある阪急千里線の駅。前身のひとつが「市役所前」を名乗っていたが、1964年4月1日にもうひとつの前身である吹田駅と統合され、現駅名に改称された。現在もなお「吹田市役所前」の副駅称がある。
諏訪町駅 - 愛知県豊川市にある名鉄豊川線の駅。1955年に現駅名に改称。
福井城址大名町駅 - 福井県福井市にある福井鉄道福武線の停留場。2018年 3月24日に現停留場名に改称。

西新湊駅 - 富山県射水市にある万葉線新湊港線の駅。2005年（平成17年）11月1日に前身である「射水市新湊庁舎前駅」に改称されるまで「新湊市役所前駅」と称していた。

市民中心駅 - 中華人民共和国深圳市福田区に位置する深圳地下鉄竜華線及び蛇口線の駅。中華人民共和国において「市庁舎」を意味する語は一定していないが、当駅は深圳市人民政府（中国語版）の庁舎である市民中心（中国語版）の最寄り駅。

市政府駅 - 台湾台北市にある台北捷運板南線の駅。「市政府」は台湾の直轄市及び省轄市における市役所に相当する。なお、日本統治時代の台北市役所（中国語版）の建物が遺されているが当駅とはまったく場所が異なり、現在は行政院として使われている。

フランス語で「オテル・ド・ヴィル」は市庁舎を意味する。

^ 「駅めぐり ([鉄道ピクトリアル]創刊800号記念号) -- (鉄道風景&名所800)」『鉄道ピクトリアル』第58巻第2号、鉄道図書刊行会、2008年2月、56頁、ISSN 00404047、NAID 40015748281。同書では、当時「市役所前」だった熊本城・市役所前停留場・福井城址大名町駅を含めている

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