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武田亮子

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獲得メダル
日本の旗 日本
柔道
世界ジュニア
2018 ナッソー 52kg級
世界カデ
2015 サラエボ 57kg級
世界カデ団体戦
2015 サラエボ 57kg級
アジアユース
2012 台北 48kg級
アジアカデ
2014 香港 52kg級

武田 亮子(たけだ りょうこ、1999年1月29日 - )は、京都府城陽市出身の、日本人女子柔道選手である。階級は52kg級と57kg級。身長153cm。血液型はB型。段位は初段。組み手は左組み。得意技は背負投袖釣込腰寝技[1][2]

経歴

柔道の指導者である父親が、田村亮子のように強くなってほしいとの願いから、亮子と名付けたという[3]。柔道は4歳の時に始めた。宇治柔道会に所属していた小学校5年生の時には、全国小学生学年別柔道大会40kg級で優勝を飾った。6年生の時には45kg級に出場したが3位にとどまった[1]

中学は愛知県にある大成中学に進むと、大石道場の所属となった[1]。1年生の時に全国中学校柔道大会48kg級で3位となった。近代柔道杯団体戦では優勝した[1]。2年の時には全国中学校柔道大会で優勝を飾った。アジアユースでも優勝を果たした。近代柔道杯では2連覇を達成した[1]。3年の時には全国中学校柔道大会の52kg級で優勝して2階級制覇を達成すると、団体戦でも優勝を飾った。続くマルちゃん杯団体戦でも優勝して、中学団体3冠(近代柔道杯、全国中学校柔道大会、マルちゃん杯)を達成した[1]

大成高校に進むと、1年の時には全日本カデで優勝した。金鷲旗では52kg級の選手ながら14人抜きを演じるなどの大活躍でチームの3位に貢献した[4]アジアカデでは2度目の優勝を飾った。その後階級を57kg級に上げると、全国高校選手権に出場するも3回戦で敗れた[1]。2年の時には全日本カデの決勝で富士学苑高校2年の舟久保遥香腕挫十字固で敗れて2位だったものの、17歳以下の世界一を決める大会である世界カデの代表となった[1]。世界カデでは決勝でヨーロッパカデチャンピオンであるフィンランドのエミリア・カネルバ から技ありと有効2つを取って圧勝した。団体戦でも決勝のクロアチア戦で一本勝ちするなどチームの優勝に貢献した[5][6]。その後再び階級を52kg級に戻すと、全国高校選手権では決勝で埼玉栄高校1年の富沢佳奈に有効で敗れて2位にとどまった。団体戦では決勝で敬愛高校と対戦して勝利するものの、チームは敗れて2位にとどまった[7]。3年の時にはインターハイの準々決勝で富沢に払腰で敗れて5位に終わった[8]全日本ジュニアでは2位だった[1]国体少年女子の部では愛知県の一員として優勝を飾った[9]

2017年4月には龍谷大学へ進学した[1]。2年の時には体重別の準決勝で世界チャンピオンである了徳寺学園職員の志々目愛に反則負けを喫して3位だった[10]。全日本ジュニアでは全試合に反則勝を収めて優勝した[11]学生体重別では決勝で福岡大学4年の立川莉奈にGSに入ってから大内刈の技ありで敗れて2位だった[12]世界ジュニアでは決勝でイスラエルのゲフェン・プリモを合技で破って優勝した[13][14]。講道館杯では3位だった[15]

IJF世界ランキングは700ポイント獲得で43位(18/12/10現在)[16]

戦績

48kg級での戦績

52kg級での戦績

57kg級での戦績

  • 2015年 - 全日本カデ 2位
  • 2015年 - ドイツカデ国際 優勝
  • 2015年 - 世界カデ 個人戦 優勝 団体戦 優勝

52kg級での戦績

(出典[1]JudoInside.com)。

脚注

外部リンク