Bandicam
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| 開発元 | Bandicam Company[1] |
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| 初版 | 2009年12月15日[2] |
| 最新版 |
2017年11月21日[2]
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| 対応OS | Windows XP以降[3] |
| 対応言語 | 日本語、英語、韓国語、フランス語、中国語簡体字、中国語繁体字など約40言語[2] |
| サポート状況 | 開発中 |
| 種別 | デスクトップキャプチャー |
| ライセンス | シェアウェア[3] |
| 公式サイト |
www |
Bandicamは、Bandicam Companyが開発している動画キャプチャーソフトウェア。2009年にBandisoftが開発し、分社化により現：Bandicam Companyが開発を引き継いだ。
PCの画面の動きを動画として保存したり、ゲームのプレイ動画を作成したり、HDMI接続の外部デバイスの画面の動きを保存したりする目的で使われる。動画だけでなく、PC上のサウンドやマイクの音声をキャプチャー（録音）することもできる。また、静止画キャプチャー機能もあり、スクリーンショットをとることもできる。
概要
Bandicamには、画面録画モード、ゲーム録画モード、デバイス録画モードの3つのモードがある[4]。バージョン4.0.0からは、画面録画モードがさらに3つに分かれており、PC画面上の特定の領域を記録するのに使う「指定した領域キャプチャー」、ディスプレイ全体をキャプチャー対象とする「フルスクリーンキャプチャー」、マウスカーソルの動きに合わせてキャプチャーする「マウス周辺キャプチャー」に対応している[2]。DirectX、OpenGL、Vulkanにより開発されたゲームなどをキャプチャーするときには、ゲーム録画モードを使う[5]。また、Webカメラ、PCにHDMI接続したデバイスの画面を記録するデバイス録画モードも搭載されている[6]。
Bandicamはシェアウェアで、製品版ライセンスが有料で販売されている。最近では2017年8月にBandicam4.0がリリースされているが、1.x、2.x、3.xなど以前のバージョンで購入した製品版ライセンスは、Bandicam4.0でも引き続き使用可能となっている。製品版購入前のテスト目的で使用できる無料版も提供されている。無料版は連続キャプチャー時間が10分間に制限されており、無料版で作成された動画にはwww.BANDICAM.comのウォーターマークが出力される[3]。どうしても無料で使いたいユーザー向けに、10分ごとに分かれてしまったファイルが、姉妹ソフトのBandicut無料版で簡単につなげられることが公式サイトでもうたわれている[7]。また、画面余白を調整して、ウォーターマークの部分を動画編集ソフトを使って切り取る方法も無料版ユーザーによって紹介されている。
Bandicamで作成した動画ファイルは、MP4またはAVI形式で保存できる。静止画キャプチャー（スクリーンショット）機能を使った場合の画像ファイルの形式は、BMP、JPEG、PNGである。動画キャプチャーをしながら、音声ファイルをWAVファイルとして保存する機能もある。
リアルタイム描画機能、予約録画機能、Webカメラ映像オーバーレイ機能、ハードウェアアクセラレーション（Nvidia NVENC / HEVC、CUDA、AMD APP、Intel Quick Sync Video / HEVC）などの付加機能も充実している。
ビデオコーデック
主な対応ビデオコーデックは下記の通り[8]。
内蔵コーデック
外部コーデック
Bandicamは、上記の内蔵コーデック以外に外部コーデックにも対応している[8]。
オーディオコーデック
対応オーディオコーデックは下記の通り。外部コーデックには対応していない。
脚注
- ^ “Bandicam Company紹介”. September 20, 2017閲覧。
- ^ a b c d “Bandicam更新履歴”. Bandicam Company. 2017年11月29日閲覧。
- ^ a b c “Bandicamダウンロード”. 2017年11月29日閲覧。
- ^ “Bandicamの使い方– 画面キャプチャー、ゲームキャプチャー、デバイスキャプチャー機能”. Bandicam Company. 2017年11月29日閲覧。
- ^ “ゲーム録画モード”. Bandicam Company. 2017年11月29日閲覧。
- ^ “デバイス録画モード”. Bandicam Company. 2017年11月29日閲覧。
- ^ “Bandicutで複数のファイルを1つのファイルに結合する（ファイル結合）”. Bandicam Company. 2017年11月29日閲覧。
- ^ a b “Bandicam内蔵コーデックと外部コーデック”. Bandicam Company. 2017年11月29日閲覧。