鈴木雅明
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鈴木 雅明 | |
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生誕 | 1954年4月29日(70歳) |
出身地 |
![]() 兵庫県神戸市 |
学歴 | 東京芸術大学 |
ジャンル | クラシック音楽 |
職業 | 指揮者 |
担当楽器 | チェンバロ、オルガン |
共同作業者 | バッハ・コレギウム・ジャパン |
鈴木 雅明(すずき まさあき、1954年4月29日 - )は、バッハ・コレギウム・ジャパンの音楽監督、チェンバロ・オルガン奏者。
人物・来歴
兵庫県神戸市生まれ。クリスチャンでアマチュア音楽家の両親の元に生まれる。東京芸術大学音楽学部作曲科に入学し、卒業と同時に同大学院オルガン科に進学し廣野嗣雄に師事、鍋島元子が主宰する古楽研究会でチェンバロを学ぶ。アムステルダムのスウェーリンク音楽院でチェンバロをトン・コープマン、オルガンをピート・ケーに師事。
神戸松蔭女子学院大学助教授、東京芸術大学音楽学部古楽科助教授を経て同大学教授、2010年3月退職、現在は名誉教授。神戸松蔭女子学院大学客員教授。米イェール大学教会音楽研究所客員教授。
プロテスタントのクリスチャンであり、日本キリスト改革派教会に属する教会の教会員である[1]。
音楽活動
チェンバロとオルガンのソリストとして国内外で演奏活動を行う一方、1990年にはオリジナル楽器アンサンブルと合唱団であるバッハ・コレギウム・ジャパン(BCJ)を結成。BCJ音楽監督として、バッハの教会カンタータ全曲シリーズや受難曲などの録音を精力的に行っている。彼の指揮や演奏によるバッハ諸作品のCDは国内外からも評価されており、「レコード・アカデミー大賞」の部門賞を受賞。
受賞歴
- 1999年 モービル音楽賞(バッハ・コレギウム・ジャパンと受賞)
- 1999年 井植文化賞(第23回)(文化芸術部門)
- 2000年度 音楽之友社賞
- 2001年 第42回毎日芸術賞
- 2001年 ドイツ連邦共和国より『ドイツ連邦共和国功労勲章功労十字小綬章』
- 2009年 芸術選奨文部科学大臣賞
- 2011年 紫綬褒章
- 2012年 ライプツィヒ市よりバッハメダル(独)
- 2014年 第45回サントリー音楽賞(バッハ・コレギウム・ジャパンと受賞)
著書
家族・親族
声楽家の鈴木美登里(秀美夫人)は義理の妹。
外部リンク
脚注
- ^ 草野厚『癒しの楽器パイプオルガンと政治』において、オルガン選定に関する批判を受けた。