マイク・ケリー (現代美術家)
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マイク・ケリー | |
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誕生日 | 1954年10月27日 |
出生地 | ミシガン州, アメリカ |
死没年 | 2012年1月31日(57歳没) |
国籍 | アメリカ合衆国 |
芸術分野 | 彫刻,インスタレーション,パフォーマンス |
教育 | ミシガン大学 |
ウェブサイト |
mikekelley |
マイク・ケリー(Michael "Mike" Kelley、1954年10月27日 - 2012年1月31日)は、アメリカ合衆国の現代美術家。その表現手段は絵画、インスタレーション、コラージュ、オブジェクト、ビデオ・アート、パフォーマンスなど多岐に渡る。ポール・マッカーシー、トニー・アウスラー、ジョン・ミラーらとのコラボレーションでも知られる。
略歴
少年時代、同地を本拠とするイギー&ストゥージズなどのパンク・ロックに強い影響を受け、自らも ノイズ・バンド「デストロイ・オール・モンスターズ」の一員として活動する。
- 1976年、ミシガン大学を卒業
- 1978年にロサンゼルスに移り、カリフォルニア芸術大学においてジョン・バルデッサリ、ローリー・アンダーソンらの
薫陶を受け、現代美術の創作活動を開始する。その表現手段は彫刻や絵画、パフォーマンスなど様々であった。
- 1980年代からは後に彼の代名詞ともなる、使い古しのぬいぐるみや布製のおもちゃを利用した作品を手がけるようになった。
- 1987年代表的な作品『More Love Hours Than Can Ever Be Repaid』を制作。
- 1988年代表的な作品『Pay for Your Pleasure』を制作。また、交流のあったロック・バンドソニック・ユースの1992年の
アルバム『ダーティ』のジャケットは、彼の作品を全面的にフィーチャーしたものとなっている。
- 1996年に東京にて初の個展が開催。
- 2003年、ジョン・サイモン・グッゲンハイム記念財団奨学金賞 受賞
- 2006年、ヴォルフガング・ハーン賞などを受賞し、現代美術家としての地位を確立していった。
- 2008年、横浜トリエンナーレに出展。
- 2012年1月31日、ロサンゼルス近郊の自宅で死亡しているのを発見された[1][2]。57歳没。死因は自殺と見られている。
作品
彼の作品は、絵画、インスタレーション、コラージュ、オブジェクト、ビデオ・アート、パフォーマンスなど多岐に渡り、 同じくアーティストのPaul McCarthy、Tony Ourslerや、John Millerと共同制作をしていた。 カリフォルニア芸術大学在学中は詩的テーマでドローイング、ペインティング、彫刻、パフォーマンス、ビデオなどさまざまな メディアを使った作品を制作。1980年代にはかぎ針編みの毛布、布人形など使った代表的な作品を制作。 代表作品は"返済できないほどの愛の時間"(1987)、"Day Is Done"(2005)など。
脚注、出典
- ^ 『ニューヨーク・タイムズ』2月1日号 "Mike Kelley, an Artist With Attitude, Dies at 57"
- ^ CINRA.NET 『美術作家のマイク・ケリーが57歳で逝去』
外部リンク
- mikekelley.com - 公式ウェブサイト
- Gagosian Gallery - ガゴシアン・ギャラリー