神奈川東部方面線
![]() (事業名称:神奈川東部方面線) | |||
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基本情報 | |||
通称 |
相鉄・JR直通線(西谷駅 - 羽沢横浜国大駅間) 相鉄・東急直通線(羽沢横浜国大駅 - 新横浜駅(仮称)間) | ||
国 |
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所在地 | 神奈川県横浜市 | ||
起点 | 西谷駅 | ||
終点 | 新横浜駅(仮称) | ||
駅数 | 3 | ||
開業 |
2019年(令和元年)11月30日予定(西谷駅 - 羽沢横浜国大駅間) 2022年(令和4年)度下期予定(羽沢横浜国大駅 - 新横浜駅間) | ||
所有者 | 鉄道建設・運輸施設整備支援機構 | ||
運営者 | 相模鉄道 | ||
路線諸元 | |||
路線距離 | 6.3 km | ||
軌間 | 1,067 mm | ||
電化方式 |
直流1,500 V 架空電車線方式 | ||
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![]() (事業名称:神奈川東部方面線) | |||
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基本情報 | |||
通称 | 相鉄・東急直通線 | ||
国 |
![]() | ||
所在地 | 神奈川県横浜市 | ||
起点 | 新横浜駅(仮称) | ||
終点 | 日吉駅 | ||
駅数 | 3 | ||
開業 | 2022年(令和4年)度下期予定 | ||
所有者 | 鉄道建設・運輸施設整備支援機構 | ||
運営者 | 東京急行電鉄 | ||
路線諸元 | |||
路線距離 | 5.8 km | ||
軌間 | 1,067 mm | ||
電化方式 |
直流1,500 V 架空電車線方式 | ||
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停車場・施設・接続路線 (池袋駅 - 川越駅間は省略) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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神奈川東部方面線(かながわとうぶほうめんせん)は、相模鉄道(以下、相鉄)本線西谷駅とJR東海道貨物線横浜羽沢貨物駅付近を結び、さらにその先の新横浜駅(仮称)を経由して東京急行電鉄(以下、東急電鉄または東急)東横線・目黒線日吉駅までを結ぶ鉄道路線計画の名称である。
整備主体である鉄道建設・運輸施設整備支援機構(鉄道・運輸機構)により、西谷駅 - 羽沢横浜国大駅(仮称・羽沢駅)間が相鉄・JR直通線、羽沢横浜国大駅 - 新横浜駅 - 日吉駅間が相鉄・東急直通線の名称で建設が進められている。
一方、運営主体による路線名は、相鉄が運営する西谷駅 - 新横浜駅間が相鉄新横浜線、東急が運営する新横浜駅 - 日吉駅間が東急新横浜線となる[1]。両方とも正式路線名に自社の正式略称名を冠に付しており、これは東急では東急多摩川線以来2例目、相鉄では初の事例となる。
本項では開業時期・乗り入れ先に合わせて、相鉄・JR直通線(2019年(令和元年)11月30日開業予定、東日本旅客鉄道(JR東日本)との相互直通運転を行う)と、相鉄・東急直通線(2022年(令和4年)度下期開業予定、東急線および都営地下鉄との相互直通運転を行う)に分けて記述する。
なお、開業時期については、計画当初は相鉄・JR直通線が2015年(平成27年)4月、相鉄・東急直通線が2019年(平成31年)4月とされていたが、2013年(平成25年)4月に相鉄・JR直通線の開業時期を2018年度中に延期した[2]。さらに、2016年(平成28年)8月になってさらなる延期が発表された[3]。
計画概要
2019年(平成31年)1月までに公式発表されているものによると、以下の通りである。
本路線は、相鉄本線西谷駅から東急東横線・目黒線日吉駅までの間に総延長12.7キロの連絡線を建設し、途中駅として羽沢横浜国大、新横浜(仮称)、新綱島(仮称、東急東横線綱島駅付近)の各駅が設置される。
相鉄本線およびいずみ野線の各方面から本路線を経由し、羽沢横浜国大駅でJR東日本湘南新宿ライン・埼京線・川越線、日吉駅で東急東横線・目黒線・都営地下鉄三田線との相互直通運転をそれぞれ行う予定である。なお、神奈川県の東部方面を結ぶ路線であるが、東京の都心および埼玉県に乗り入れる路線でもあるので、相鉄では「都心直通プロジェクト」[4] と銘打っている。
相鉄とJR東日本との接続点(共同使用駅)は羽沢横浜国大駅となる予定である。JR東日本[注 1]と東京メトロ以外の首都圏大手私鉄の通勤列車[注 2]が東京メトロを介さず直接直通運転する事例は史上初めてとなる[注 3]。
相鉄と東急との接続点については、仮称・新横浜駅となり、同駅を境に西谷駅方面は「相鉄新横浜線」、日吉駅方面は「東急新横浜線」と線名も変わり、運賃についても各社のものが適用される予定である。同駅の設置により、相鉄・東急とも史上初めて「自社の路線と新幹線とが直接連絡する駅」が設置されることとなる。
相鉄方面の直通列車のうち、武蔵小杉駅と渋谷駅については、駅の位置が違うものの、JR東日本直通列車と東急直通列車(武蔵小杉駅はそれに加えて都営地下鉄直通列車も経由)との両方が経由する予定である。
2019年3月28日、JR・相鉄直通線の開業は同年11月30日であると発表された[5][6][7]。
列車の予定ルート
相鉄・JR直通線
JR側の乗り入れ路線は、羽沢横浜国大駅から、横浜羽沢駅の東京側で東海道貨物線に入り、鶴見駅(貨物線にはホームがない)からは横須賀線と並行する品鶴線複々線の貨物線(線路戸籍上は武蔵野線貨物線・南武線尻手短絡線との重複区間でもある。新川崎駅はホームがなく通過)を経て新鶴見信号場の先で横須賀線に合流、武蔵小杉駅、大崎駅を経て、渋谷駅・新宿駅に向かい[8]、池袋駅以遠は埼京線経由で大宮駅・川越駅に至る。なお、横浜羽沢駅 - 新宿駅間は東海道貨物線経由の「おはようライナー新宿」・「ホームライナー小田原」と同じルートである。
計画では乗り入れ先として明記されているのは新宿駅[8]までであるが、2018年10月には、鉄道・運輸機構の資料の中で「ホームドアを設置する必要上から、運用車両が特定された」ことと、地域新聞の新横浜新聞の取材で、新宿駅より先の乗り入れ区間として埼京線・川越線が計画されていることが明らかになった。
さらに2019年1月1日の神奈川新聞朝刊第30面の記事「JRと相鉄の相互直通運転 19年12月軸に調整」の記事内で、JR東日本側が新宿駅以遠の直通とその直通路線を正式に埼京線・川越線とすること、運転計画は日中は新宿駅折り返しを基本とし、ラッシュ時に大宮駅や川越駅に乗り入れをすることを同新聞記事内で発表した。
この計画が決定したことにより、相鉄の車両は目標としていた東京都内への到達どころか、当初計画には盛り込まれていなかったその先の埼玉県へも乗り入れで進出することとなった。
品川・東京方面乗り入れ
JRでは上野東京ライン(東京駅 - 上野駅間、東北本線列車線)を2015年(平成27年)3月14日に開業し、一方相鉄では2013年(平成25年)12月より、神奈川県や横浜市の要請もあり、新宿駅乗り入れとは別途、東海道線品川駅以北・同線及び同線を介した宇都宮線・高崎線・常磐線への乗り入れも検討していることが発表された[9]。
2016年9月には、横浜市長の林文子などが、品川 ・東京方面および上野東京ラインへの乗り入れの具体的な検討を相鉄とJR東日本に対して要請する考えを示した[10][注 4]。ただしこの場合、頻繁に運転する場合は鶴見駅構内もしくは品川駅構内(および両駅の構内付近)に東海道本線と品鶴線との間に立体交差の連絡線が必要となる(現在でも品川駅において品鶴線と東海道本線との相互間で線路は繋がってはいるが、平面交差であるため相鉄から東京方面への高頻度運転は現状では困難である。また、鶴見駅には東海道貨物線と東海道本線との間に渡り線自体は存在するものの、羽沢方面と川崎方面とを直通可能な渡り線が存在しないため、現状の配線での直通は不可能である)。
2018年12月11日に開催された横浜市議会の中で、接続する横須賀線等の運行が高頻度および路線の設備上、多方面へ向かう運行本数の確保が困難であるのを理由に、開業当初は渋谷・新宿方面および前述の埼京線・川越線への列車のみを設定し、品川・東京および上野東京ライン方面への列車設定を当面はしないことが明らかになった[11]ものの、品川・東京および上野東京ライン方面への相鉄乗り入れの検討は引き続きされている。
また、横須賀線品川駅以北(東海道本線地下線)および横須賀線が直通運転を行っている総武快速線への直通は配線的には問題ないものの、相鉄とJR東日本では同線への直通運転については言及していない。
相鉄・東急直通線
東急側の乗り入れ路線は、日吉駅付近で東急の線路に合流し、東横線渋谷駅(東急)方面と目黒線目黒駅方面へ向かう2系統の列車が運行されるとしている。
東横線側については、終着駅である横浜駅から横浜高速鉄道みなとみらい線との相互直通運転を実施している[注 5]。東横線とみなとみらい線は、ほぼすべての列車が相互直通運転を行うなど事実上一つの路線として一体的な運用を行っている。さらに、2013年(平成25年)3月16日からは、もう一方の終着駅である渋谷駅で東京メトロ副都心線およびその先の西武有楽町線・西武池袋線(臨時で西武狭山線にも直通。その後西武秩父線にも西武車に限り乗り入れを開始)と東武東上本線をとの相互直通運転も開始した。ただし、副都心線に相互直通する各社(直接的に路線が接続していない横浜高速鉄道を除く)では、東武と西武では相鉄への直通を行わないこととなっている上に、残る東京メトロと東急についても、本路線への乗り入れについて言及をしておらず、(東急)渋谷以北への乗り入れの是非は明らかになっていない。
目黒線側については、横浜市開催の都市計画市素案説明会(2010年〈平成22年〉)において、相鉄・東急直通線の朝ラッシュ時毎時14本の運行本数について、東横線4本程度・目黒線10本程度を想定していることが東急側担当者より明らかになった。また、それ以上の運行も検討されている。また、副都心線に相互直通する東横線側の各社とは異なり、目黒線側は目黒駅以遠の東京メトロ南北線・埼玉高速鉄道線・都営地下鉄三田線への乗り入れについても各者(東京都交通局が民間鉄道事業者ではないため、同事業者の公式で使用する「者」と記述する)において検討が既にされており、このうち都営地下鉄三田線については乗り入れを計画段階にまで進めている。
相鉄の公式ウェブサイトで掲載している都心直通プロジェクト内における「完成後の効果」という項目において、相鉄・東急直通線に限ると、相鉄線と都心間の所要時間の試算は目黒駅方面のみが公表されていたが、2010年(平成22年)に横浜市が発行した計画概要には全区間が東急の営業区間となる新横浜駅から渋谷駅(東横線)への所要時間も記載されてはいる[12]。ただし相鉄新横浜線・東急新横浜線方面への乗り入れ計画は、2018年12月1日時点で各事業者共、相鉄・東急・および東京都交通局3者間での直通列車の日吉以北の運行系統についての公表をしていない[13]。
各事業者での対応
各鉄道事業者では直通運転に際し、以下の対応を実施する計画となっている。
- 相鉄
- JR東日本
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- 埼京線のE233系7000番台を増備、既存編成の直通対応工事を行う。
- 東急
- 都営地下鉄
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- 三田線の各駅で8両編成対応工事を行うとともに8両編成の新型車両を投入する[21][22][23][24]。
- 同局の中期経営計画2016の中で6300形の1・2次車13編成の置き換え用として、相鉄への直通対応車両を2019年度に9編成を製造し、その後2021年までに増備車を製造することが一旦は発表された[13][25]が、2017年度の東京都交通局の調達予定では計画が一旦は未定になった[注 7]。しかし2018年度の調達予定では計画が拡大の上復活し、6300形1・2次車の編成数と同じ13編成導入することが再度発表された[26]。この新型車両は8両編成となり[27]、13編成全編成が近畿車輛で製造される[28]。。
- またこれとは別に、同局の中期経営計画2016では6300形3次車24編成についても言及しており、3次車は引き続き都営地下鉄三田線で使用するが、1・2次車の中間車の一部を改修の上で組み込んで8両編成化する予定とともに、計画されているB修繕工事の際に列車無線のデジタル化と相鉄線直通対応工事(ATS-P取付工事など)を同時に施工する計画となっている[29]。
- 三田線は2019年4月の時点では東急新横浜線および相鉄線の両方との乗り入れを計画しているが、まずは東急新横浜線側への乗り入れを先行して調整している段階[30]であり、その調整の終了後に相鉄・東急・東京都交通局の3者間で乗り入れ協議を開始することになっている。
- 三田線の各駅で8両編成対応工事を行うとともに8両編成の新型車両を投入する[21][22][23][24]。
- 東京メトロ
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- 南北線の駅設備等を改修し、2022年より順次8両編成化する[31]。ただし、自社車両の8両化は2019年4月時点で発表されていない。
- 南北線は2019年4月の時点では東急新横浜線への乗り入れのみ検討している段階である。
- 副都心線での対応については2019年4月時点で発表されていない。
- 埼玉高速鉄道
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- 埼玉高速鉄道は、2022年度上期からの8両編成列車運行に向けて、2019年4月に信号設備及びホームドアの増設などの工事を着工すると2019年3月26日に発表した。ただし、自社車両の8両化は2019年4月時点で発表されておらず、当面の間は6両編成の列車も運行するとしている[32]。
- 埼玉高速鉄道線は2019年4月の時点では東急新横浜線への乗り入れのみ検討している段階である。
以下は、各鉄道事業者の現有車両のうち、将来相鉄新横浜線で運用する計画があることが発表されている車両の現時点での画像である。下記以外の各者における既存車両の相鉄新横浜線乗り入れについては未定である。
-
相鉄12000系
西谷 - 羽沢横浜国大間のみで運用予定。 -
相鉄20000系
相鉄新横浜線全線で運用予定。 -
JR東日本E233系7000番台
西谷 - 羽沢横浜国大間のみで運用予定。
(画像は相鉄直通対応工事実施前) -
東急3000系
相鉄新横浜線全線で運用予定。
(画像は相鉄直通対応工事実施前) -
東急5080系
相鉄新横浜線全線で運用予定。
(画像は相鉄直通対応工事実施前) -
都営地下鉄6300形3次車
相鉄新横浜線全線で運用予定。
(画像は相鉄直通対応工事実施前の原型)
なお、東京メトロ9000系と埼玉高速鉄道2000系については、現時点では東急新横浜線への乗り入れのみが計画されている(両社の相鉄線への乗り入れの実施は未定)。
詳細
相鉄・JR直通線、相鉄・東急直通線ともに都市計画が決定されている。
- 整備主体は独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構。いわゆる上下分離方式によって建設・運営される。
- 相鉄・JR直通線(西谷駅 - 羽沢横浜国大駅間)の総事業費は、用地取得費が約91億円、路盤費約291億円、設備費約215億円、その他86億円となり、合計で約700億円に上る見込みである。
- 相鉄・東急直通線(羽沢横浜国大駅 - 日吉駅間)の総事業費は約1,957億円に上る見込みであり、国土交通省が2005年(平成17年)度から都市交通基盤の整備を目指して始めた補助制度を活用する。また、鉄道・運輸機構と共に都市鉄道等利便増進法の適用を国に申請し、同機構・国・管轄自治体である神奈川県および横浜市の3者が事業費を3分の1ずつ負担、同機構が路線を所有し、相鉄・東急両社が線路使用料を払う形で運営される予定である。
- 全線を1,067 mm軌間の複線で建設する(同軌間は相鉄・JR東日本・東急と東急を介して乗り入れる都営地下鉄三田線の4者共通)。
- 西谷駅 - 羽沢横浜国大駅 - 新綱島駅間は、西谷地区センター付近で地下に入り、西谷駅付近の一部を除き全線をトンネル(地下線)で建設する。
- 新綱島駅 - 日吉駅間は、地下線および明かり区間(掘割・地平線・高架線)として建設する。
- 2009年(平成21年)度より本路線の第1期工事として、まず相鉄・JR直通線の約2.7 kmを着工する。後に第2期工事として、相鉄・東急直通線の約10 kmの建設に着手する予定である。
相鉄・JR直通線
- 都市計画の名称:横浜国際港都建設計画都市高速鉄道 第6号相鉄・JR直通線
- 計画決定日:2010年(平成22年)3月15日
- 起点:横浜市保土ケ谷区西谷町
- 終点:横浜市神奈川区羽沢町
- 延長:約3,030 m(地下式:約1,930 m、地表式:約1,100 m)
- 事業主体:独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構
- 営業主体:相模鉄道株式会社
相鉄・東急直通線
- 都市計画の名称:横浜国際港都建設計画都市高速鉄道 第7号相鉄・東急直通線
- 計画決定日:2012年(平成24年)10月5日
- 起点:横浜市神奈川区羽沢南二丁目
- 終点:横浜市港北区日吉本町一丁目
- 延長:約9,980 m (地下式:約8,960 m、地表式:約1,020 m)
- 事業主体:独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構
- 営業主体:相模鉄道株式会社、東京急行電鉄株式会社
- 2018年12月13日に路線名決定[36]
完成時の見通し
- 相鉄とJR東日本との直通列車は、新宿・埼京線方面を中心として、一部は川越線の川越まで向かう列車を朝のラッシュ時に1時間あたり4本、その他の時間帯では1時間に約2 - 3本を運行する[37]。なお、2006年(平成18)年に持ち上がった直通運転実施による旧蛇窪信号場付近の平面交差増加を解消するための大崎短絡線構想は2018年現在実施されておらず、2013年(平成25年)に計画を追加した東京方面への運行は、鶴見駅構内あるいは品川駅構内での平面交差の問題などから、前述の通り開始時点では設定せず、今後の設定も未定である。
- 相鉄と東急・都営地下鉄との直通列車は、朝ラッシュ時は相鉄方面からの直通列車を10本、これに加えて4本は新横浜駅始発の列車を運行する。合計14本中、東横線直通は4本、目黒線・都営地下鉄三田線直通は10本運転される(始発駅と乗り入れ計画を有する都営地下鉄三田線を除いた鉄道事業者の日吉以北の運行路線との関係性は公表されていない)。
- 相鉄は、これらの計画によって1日あたり27万人の利用者増を見込む。
- 西谷駅は、本線方面と相鉄新横浜線方面との分岐駅になることに関連し、引き上げ線が二俣川寄りに2本整備される予定である(計画図によると全長400m程度)。引き上げ線は、本線方面と相鉄新横浜線方面の両方ともに折り返しが可能であり、またダイヤ混乱時の運行調整などに活用される。
- 相鉄新横浜線区間は相鉄規格で建設し、JR線内での輸送障害時に相鉄・JR直通線の列車が新横浜駅で折り返せるようにする[38]。東急新横浜線区間は東急の規格となる。
- 本路線の完成後、相鉄が免許を保持し未着工区間として残っていたいずみ野線湘南台 - 平塚間の延伸工事を本格的に検討する予定である。
- 自動列車保安装置は相鉄新横浜線西谷駅 - 新横浜駅間はATS-Pを、東急新横浜線新横浜駅 - 日吉駅間は東急型ATC-Pを採用する予定である。
歴史
2000年以降
- 2000年1月27日 - 運輸政策審議会答申第18号において、神奈川東部方面線として二俣川 - 新横浜 - 大倉山間が位置づけられる。
- 2004年9月 - 相鉄が西谷 - 羽沢間の新線建設と羽沢でのJR相互直通(相鉄・JR直通線)構想を公表[39]。
- 2006年
- 1月1日 - 東急が相鉄・東急直通線の国土交通省への申請を準備している、と報道される[40]。
- 2月3日 - 相鉄・JR直通線を神奈川東部方面線の一部とする方向で国、鉄道事業者、神奈川県、横浜市間の調整が進んでいることを、横浜市が市議会で公表[41]。
- 5月25日 - 相模鉄道が相鉄・JR直通線の、相模鉄道と東急電鉄が相鉄・東急直通線の都市鉄道等利便増進法に基づく営業構想の認定を国土交通省に申請する。
- 6月9日 - 相鉄・JR直通線の営業構想および整備構想が認定される。
- 6月23日 - 相鉄・東急直通線の営業構想および整備構想が認定される。
- 11月21日 - 国土交通省が相鉄・JR直通線の速達性向上計画を認定する。
- 2007年4月11日 - 国土交通省が相鉄・東急直通線の速達性向上計画を認定する。
- 2008年
- 2009年10月20日 - 相鉄・JR直通線の工事施工認可を国土交通省から受ける。
- 2010年
- 2012年
- 10月5日 - 羽沢駅 - 日吉駅間の都市計画決定(横浜国際港都建設計画都市高速鉄道第7号相鉄・東急直通線)。
- 相鉄・東急直通線の工事施工認可を国土交通省から受ける。
- 10月5日 - 羽沢駅 - 日吉駅間の都市計画決定(横浜国際港都建設計画都市高速鉄道第7号相鉄・東急直通線)。
- 2013年4月23日 - 鉄道建設・運輸施設整備支援機構が相鉄・JR直通線の開業時期の延期(2018年度内開業)を発表した[33]。
- 2016年8月26日 - 相鉄・JR直通線を2019年度下期へ、相鉄・東急直通線を2022年度下期へ、それぞれ開業時期の再延期を発表[3]。
- 2018年
- 2019年
当初の計画
- 1966年7月 - 都市交通審議会答申第9号にて、検討すべき路線として、6号線:東京方面 - 勝田(港北ニュータウン) - 二俣川 - 湘南台 - 平塚が位置付けられた。勝田で高速鉄道(地下鉄)3号線(本牧 - 山下町 - 伊勢佐木町 - 横浜 - 新横浜 - 勝田)と4号線(鶴見 - 末吉橋 - 綱島 - 勝田 - 元石川間)に、湘南台で1号線(伊勢佐木町 - 上大岡 - 戸塚 - 湘南台間)と連絡する予定であった。
- 1972年3月 - 都市交通審議会答申第15号にて、東京6号線(都営三田線)の検討区間として清正公前 - 港北ニュータウン方面が位置づけられた。
- 1981年12月 - 神奈川県知事、横浜市長、川崎市長が3首長懇において、新横浜 - 川崎 - 羽田空港の新線構想に合意したと発表[42]。
- 1985年7月 - 運輸政策審議会答申第7号にて、二俣川から新横浜を経て大倉山・川崎方面へ至る路線として、二俣川 - 鶴ヶ峰 - 上管田町 - 新横浜 - 大倉山、新横浜 - 下末吉 - 川崎が位置づけられた。また、検討路線として川崎 - 臨海部方面が位置づけられた。
- 1997年2月21日 - 二俣川 - 大倉山間で東海道貨物線の羽沢駅に接続させ、新横浜 - 川崎間を中止する案が、横浜市議会で議論される[43]。ただしこの時は採用されなかった。
- 1998年4月1日 - 羽田アクセス協議会が神奈川東部方面線協議会に名称変更[44]。
路線の建設
二俣川 - 平塚間
二俣川 - 平塚間については、事業主体が決定していなかったところ、相鉄が免許を取得し、1976年(昭和51年)から1999年(平成11年)にかけていずみ野線として二俣川 - 湘南台間を開通している。湘南台 - 平塚間については現在も相鉄が延伸免許を保持しているが、実現する見通しはまだ立っていない。そのため、本格的な着工に向けた協議は同線内における通過運転実施もしくは本路線完成前後になる予定である。
東京都心・埼玉県方面 - 二俣川間
かつて、運輸政策審議会の第7号答申および第18号答申による「神奈川東部方面線」として、相鉄がいずみ野線を二俣川駅から延伸して新横浜駅までを建設し、東京急行電鉄が大倉山駅方面から新横浜駅まで建設する新線と接続して相互乗り入れを行う計画が持ち上がったが、計画は長らく進まなかった上、バブル崩壊のあおりも受け、計画は事実上停止した状態であったが、21世紀に入り、それが実現に向けて再び動き出した。
相鉄は当初、神奈川東部方面線という計画について、ターミナルである横浜駅の乗客が減少するという致命的な理由を始めとするいくつかの問題点からこの計画に乗り気ではなかった。しかし、少子高齢化による乗客数の減少という将来を見据えて考えを一転させ、東京都心および埼玉県方面への乗り入れに対して意欲的な姿勢をとるようになった。そして、2004年9月、路線の利便性を高めるために横浜駅を経由しないJRとの直通運転計画に踏み切ることになった。
相鉄とJRの計画は、神奈川県や横浜市が計画していた「神奈川東部方面線」に近いものであったが、新横浜駅を経由しないため、新たな計画が実現した場合に期待される効果は、県央部から都心への時間短縮効果のみであった。そのため、県や市は「そのままの計画では効果が薄い」として計画に介入を行った。さらに、この計画が実現すれば横浜駅で相鉄から東横線に乗り換えて東京都心へと向かう乗客をJRに奪われることを危惧した東急が2005年度末頃から計画に参加することになる。その結果、相鉄とJRの直通運転の計画を据え置きつつ、さらにこれを延伸するという形で費用は増えるものの新横浜駅を経由した東急との直通運転も行うということで得られる効果がより多い「神奈川東部方面線」として整備して行くこととなった。
その後都営地下鉄が乗り入れ計画を表明する[13]など、運輸政策審議会の答申内容からは若干変わっているが、「神奈川県央部と新横浜駅から東京・埼玉方面を乗り換えなしでつなぐ」という目的は変わっていない。
この計画に従って、2006年(平成18年)5月25日に西谷 - 横浜羽沢間については相鉄が単独で、日吉 - 横浜羽沢間については相鉄・東急が共同で、それぞれ国土交通省に都市鉄道等利便増進法に基づく「営業構想」の認定を申請した。また、鉄道・運輸機構も同日に西谷 - 横浜羽沢間および日吉 - 横浜羽沢間の「整備構想」の認定を申請し、同年6月9日に西谷 - 横浜羽沢間が、23日に日吉 - 横浜羽沢間がそれぞれ営業構想および整備構想の認定を受けている。
そして11月21日に西谷 - 横浜羽沢間の速達性向上計画が国土交通大臣に認定され、同日提出された日吉 - 横浜羽沢間の速達性向上計画も2007年(平成19年)4月11日に国土交通大臣に認可された。10月にはまず西側の相鉄新横浜線建設についての沿線住民向け事業説明会も開催され、本路線の着工に向けた具体的な計画が進行、相鉄新横浜線について2009年度中の着工を目指すと発表された。なお、前述の通り相鉄・JR直通線は2009年(平成21年)10月20日に国土交通省から工事施工認可を受けている。さらに東急新横浜線の綱島駅については、同駅東側にある綱島街道の真下に新綱島駅を設置する計画に変更した。
西谷駅から横浜羽沢駅付近までの連絡線は、当初2005年に着工して2010年頃に開業する予定とされていたが、前記の通り東急との相互直通運転計画が浮上したこともあり、JRとの相互直通運転は2015年4月を目処に開始することとしていた。しかし、工事の遅れなどを理由に2013年4月23日には鉄道建設・運輸施設整備支援機構が2018年度内の開業に延期すると発表[33]、さらに2016年8月26日に2019年度下期への再度の延期を発表した[3]。なお、東急との直通線における開業時期についても2022年度に延期した。
本路線が完成すると、相鉄のターミナル駅である横浜駅を経由しなくても、直接相鉄沿線から東京都心方面へ向かうことができるようになるため、同駅を含めた横浜駅 - 西谷駅間の利用者の減少が予想されているが、その一方で、横浜駅 - 西谷駅間利用者の減少分を考慮しても、新線区間およびJR東日本や東急および都営地下鉄方面からの流入客の方が多いと需要予測されており、相鉄の路線全体では逆に利用者が増加することが見込まれている。横浜方面への利便性の確保策については、本路線経由・従来の横浜駅経由のどちらでも利用可能な定期券の販売などを検討している。
JR東日本は過去に川崎市の貨物線(武蔵野南線)の旅客化構想に多額の追加費用が掛かることから、難色を示した経緯があった(並走路線として川崎縦貫高速鉄道線が計画されていたが、これも事実上の中止となった)が、この計画により貨物線を経由した相鉄との直通を実現させる運びとなった。なお、相鉄・東急直通線の計画は、両社ともに公式発表し、2018年までに東京都交通局からも一部が発表されているが、相鉄・JR直通線の計画については、2018年12月末には相鉄とJR東日本との間で行われた乗り入れ区間と主な運行予定に関する協議内容が報道されている[45](ただしそれ以前にJR東日本が発表した「グループ経営ビジョン2020 -挑む-」12ページ目には相鉄との直通運転を行う旨が僅かながら掲載されていた)。
建設の利点
本路線の整備によって、以下のような効果が見込まれている[46]。
- 神奈川県央部・相鉄沿線から新横浜、東京都心への所要時間の短縮。
- 相鉄沿線から東京都心方面への乗り換え回数の減少。
- 相鉄・東急直通線が新横浜駅を経由することにより、新横浜都心や東海道新幹線へのアクセスの大幅な向上。
- 神奈川県央部 - 東京都心部 - 横浜をつなぐ鉄道ネットワークの形成により、地域間の連携と活性化が図られ、地域の更なる発展に寄与。
- 周辺路線の混雑緩和、環境問題への貢献
などである。
設置予定駅一覧
- 設置される駅については、羽沢横浜国大駅を除き正式に発表されておらず、また優等列車の設定や停車駅などは全く決まっていないため、現在プレスリリースに記載されている駅のみ記述する。鉄道・運輸機構によると、先述したように日吉 - 新横浜間は東急、新横浜 - 西谷間は相鉄が営業主体[47]。
- 駅ナンバリングに書かれている路線記号は、相鉄側は全路線共通となっている「SO」とするが、東急側では路線毎に記号や同社で制定しているラインカラーを違えている方式となっている上に、東急新横浜線の路線記号およびラインカラーが未定であるため、現時点では省略する。
- 全駅神奈川県横浜市に所在。
- ( ) うちの英数字は駅番号を表す。
路線 | 事業名称 | 駅名 | 駅間キロ | 累計キロ | 接続路線 | 所在地 |
---|---|---|---|---|---|---|
直通運転 | ![]() ![]() | |||||
相鉄 新横浜線 |
相鉄 ・JR 直通線 |
西谷駅(SO08) | - | 0.0 | 相模鉄道:![]() |
保土ケ谷区 |
羽沢横浜国大駅(SO51) | 2.1 | 2.1 | 東日本旅客鉄道:東海道本線支線(東海道貨物線 西谷方面から直通予定) | 神奈川区 | ||
相鉄 ・東急 直通線 |
0.0 | |||||
新横浜駅(仮称) | 東海旅客鉄道:![]() 東日本旅客鉄道: ![]() 横浜市営地下鉄: ![]() |
港北区 | ||||
東急 新横浜線 | ||||||
新綱島駅(仮称) | 7.8 | |||||
日吉駅 | 2.2 | 10.0 | 東京急行電鉄:![]() ![]() 横浜市営地下鉄: ![]() | |||
直通運転 | 羽沢横浜国大駅から ○JR東日本: ![]() ![]() 日吉駅から ○東急・都営地下鉄: ![]() ![]() ![]() |
脚注
注釈
- ^ JRが日本国有鉄道(国鉄)であった時代には、総武本線と東武亀戸線が直通運転していたが、民営化前に廃止されている。
- ^ 有料特急列車を含めると、JR湘南新宿ライン・東北本線(宇都宮線)と東武日光線・鬼怒川線を直通運転する特急日光・きぬがわ号の事例、観光列車では会津鉄道会津線・野岩鉄道会津鬼怒川線を介してJR只見線と東武鬼怒川線を直通運転する快速AIZUマウントエクスプレスの事例がある。
- ^ 東京メトロを介した事例としては東京メトロ千代田線を介したJR常磐緩行線と小田急小田原線・多摩線の直通運転がある。
- ^ 東京駅以北の上野駅や埼玉県・千葉県・茨城県方向にも乗り入れは可能であるが、乗り入れる路線を宇都宮線とするのか、高崎線とするのか、常磐線とするのか、東京駅および上野駅以北の乗り入れをしないかまでは未定である。
- ^ 2013年(平成25年)3月15日までは、中目黒駅から東京メトロ日比谷線とも相互直通運転を行っていた。
- ^ 登場時は6両編成だが8両化を前提にしており、2022年までに8両編成に増車される予定
- ^ これは本路線の計画の遅れによる修正により三田線の新型車両の計画を延期した上で変更されたものである(変更によって浮いた予算を都営地下鉄浅草線5500形の導入分に回し、同系の導入は2017年度に1編成だったものを一挙に19編成の導入に修正している)。
出典
- ^ 草町義和 (2015年9月22日). “相鉄「都心直結線」はどこへ乗り入れるのか 都心「進出」への長い道のり<後編>”. 東洋経済オンライン. 2019年2月20日閲覧。
- ^ a b c d 上新大介 (2016年8月26日). “相鉄・JR直通線、相鉄・東急直通線ともに開業延期 - 建設費4,000億円以上に”. マイナビニュース 2016年8月26日閲覧。
- ^ “都心とつながる(都心直通プロジェクト)”. 相模鉄道. 2019年2月22日閲覧。
- ^ a b c 相鉄・JR直通線、11月30日開業 相鉄の新型車両が東京都心へ!
- ^ a b c “相鉄・JR直通線の開業日決定”. 東日本旅客鉄道株式会社. (2019年3月28日) 2019年3月29日閲覧。
- ^ 相模鉄道・東日本旅客鉄道. “相鉄・JR直通線の開業日決定”. 2019年3月28日閲覧。
- ^ a b “相鉄・JR直通線、相鉄・東急直通線 都市鉄道利便増進事業(神奈川東部方面線)”. 鉄道建設・運輸施設整備支援機構. 2019年2月20日閲覧。
- ^ 相鉄とJR東の直通運転、品川・東京方面も検討 (日本経済新聞 2013年12月27日)
- ^ 品川・東京方面への乗り入れ検討申し入れへ 神奈川東部方面線で横浜市長(神奈川新聞 2016年9月10日)
- ^ <相鉄・JR直通>品川・東京駅へ乗り入れ「困難」、2020年春までの開業は「確実」 - 新横浜新聞。2018年12月12日発信、2018年12月28日閲覧。
- ^ 都市高速鉄道第7号相鉄・JR直通線計画概要パンフレット(H22.9作成) 横浜市
- ^ 相鉄・JR直通線用新型車両 「12000系」を来年春に導入 前方監視カメラと車内防犯カメラを初めて採用 - 相模鉄道公式ホームページ。2018年10月3日発信、同日閲覧。
- ^ a b 2018年度 鉄道・バス設備投資計画 安全対策とサービス向上に総額126億円 ホームドアの全駅設置準備工事や相鉄・JR直通線用の新型車両を導入 (PDF) - 相鉄グループ 2018年4月26日発信、同年5月15日閲覧。
- ^ 相鉄、JR直通車両発注 J―TRECに6編成 - 日刊工業新聞。2018年5月11日発信、同年6月2日閲覧。
- ^ 「鉄道ファン」 2019年6月号 p.44
- ^ 相鉄グループ100周年記念 都心直通用 新型車両「20000系」を導入 ベビーカーや車椅子にも優しい車両(相鉄グループ 2017年6月5日)
- ^ 相模鉄道の新型車のインパクト…東急直通線用20000系は日立製作所 A-train の傑作 レスポンス 2018年1月19日
- ^ a b "目黒線の混雑緩和と快適性向上を実現 当社保有車両の8両編成化による輸送力増強と新型車両3020系の導入" (PDF) (Press release). 東京急行電鉄. 2019-03-26. 20191-03-27閲覧。
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の日付が不正です。 (説明) - ^ 都営三田線「8両化」乗り入れ各社はどう動く?新車は近畿車輛が落札、目黒線も駅改修進む - 東洋経済オンライン。2018年7月30日発信、同年8月20日閲覧。
- ^ 都営三田線 8両編成車両導入を検討 - TOKYO MXTV公式YouTubeニュース。2018年8月19日発信、同年同月24日閲覧。
- ^ 東京都交通局2018年度調達予定
- ^ 東京の地下鉄を見続けてきた 第2回「10分歩けば、どこかの駅に出る。」 - ほぼ日刊イトイ新聞。2017年7月20日発信、2018年7月25日閲覧。この記事上で東京都交通局職員が「三田線は、将来、相模鉄道が東急線に乗り入れてくる予定なので、そうすると、うちは相鉄さんとも乗り入れるということになりますね。」とのコメントで、相鉄への乗り入れを都営地下鉄が計画していることが検証できる。
- ^ “東京都交通局経営計画2016” (PDF). 東京都交通局. p. 57 (2016年2月12日). 2018年9月13日閲覧。
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- ^ 都営三田線 8両編成車両導入を検討 - TOKYO MXTV公式YouTubeニュース。2018年8月19日発信、同年11月27日閲覧。
- ^ 【電子】三田線車両の製造 入札経過調書 東京都交通局資産運用部契約課 契約番号30-20165
- ^ 都営三田線「8両化」乗り入れ各社はどう動く?新車は近畿車輛が落札、目黒線も駅改修進む - 東洋経済オンライン。2018年7月30日発信、同年8月20日閲覧。
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- ^ 埼玉高速鉄道 埼玉スタジアム線 8両編成列車を運行します! 2022年度上期の運行に向けて工事を開始いたします! 〜ご利用のお客さまのために、地域のために、輸送力増強〜 - 埼玉高速鉄道、2019年3月26日発信、同年4月1日閲覧。
- ^ a b c 神奈川県で建設中の相鉄・JR直通線、工事の遅れで開業を2018年度内に延期 - マイナビニュース、2013年4月24日
- ^ 相鉄とJRの相互直通線、開業「3、4年遅れ」18年度内に/神奈川(神奈川新聞:カナロコ 2013年4月24日)
- ^ 相鉄・JRの線路つながる! 新駅でレール締結式、直通線開業に向け工事は最終段階に
- ^ https://www.sotetsu.co.jp/news_release/181213_03.pdf
- ^ 2019年1月1日神奈川新聞朝刊第30面記事「JRと相鉄の相互直通運転 19年12月軸に調整」
- ^ 相鉄「都心直結線」はどこへ乗り入れるのか 都心「進出」への長い道のり<後編>(東洋経済オンライン2015年9月22日)
- ^ 相鉄とJR相互直通へ 乗り換えなしで新宿に 西谷〜羽沢間の接続案浮上 - 神奈川新聞社、2004年9月8日
- ^ 相鉄と東急直通 新横浜経由で新線 今春申請、15年度開通へ - 神奈川新聞社、2006年1月1日
- ^ 横浜市議会議事録、平成18年 まちづくり調整都市整備委員会 [ 02月03日-01号 ]
- ^ 新横浜 - 川崎 - 羽田、新交通体系を建設、3首長懇で合意 - 神奈川新聞、1981年12月23日。
- ^ 東海道貨物線の本格的な旅客線化と羽沢駅停車を進め, 1期区間の神奈川東部方面線を羽沢駅に接続させれば2期区間の機能を代替できるものと考えます。 - 横浜市議会議事録、平成9年第1回定例会 [ 02月21日-03号 ]
- ^ 神奈川県情報公開審査会の答申第55号
- ^ “JR東日本と相模鉄道直通、19年12月軸に調整”. 産経新聞. (2018年12月31日) 2019年1月4日閲覧。
- ^ “都市鉄道利便増進事業神奈川東部方面線 相鉄・JR直通線、相鉄・東急直通線 完成後の効果”. (独)鉄道建設・運輸施設整備支援機構、相模鉄道(株)、東京急行電鉄(株). 2016年7月24日閲覧。
- ^ 神奈川・東京結ぶ新動脈 相鉄・東急直通線工事の全容(日本経済新聞2014年10月17日)
関連項目
- 横浜市営地下鉄グリーンライン(横浜環状鉄道)
- 運輸政策審議会答申第7号(1985年の運輸省答申)
- 運輸政策審議会答申第18号(2000年の運輸省答申)
外部リンク
- 都心直通プロジェクト - 相模鉄道(更新日不明/2017年1月28日閲覧)
- 大倉山商店街公式サイト(本路線の大倉山駅設置を訴えるページが存在する)
- 横浜市都市整備局 神奈川東部方面線の整備
- 鉄道・運輸機構 鉄道の建設 事業概要 相鉄・JR直通線、相鉄・東急直通線 直通線事業紹介
- 2019年開業予定の相鉄・東急直通線、羽沢駅(仮称)〜日吉駅間の計画案を発表 (毎日コミュニケーションズ)
- 都市鉄道利便増進事業 神奈川東部方面線 相鉄・JR直通線、相鉄・東急直通線
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