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綾里千尋

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綾里 千尋(あやさと ちひろ 1989年? - 2016年9月5日)はカプコンのゲーム『逆転裁判』シリーズに登場する架空のキャラクター。


概要

シリーズの主人公である弁護士成歩堂龍一の師匠。『1』の第2話で殺害されるが妹の綾里真宵や、従妹の綾里春美によって霊媒されることで成歩堂に助言し導いていく。

霊媒師だった母が行方不明になった原因を調べるために弁護士となる事を決意。星影宇宙ノ介に師事し「星影法律事務所」に所属。24歳で弁護士になったが初めての裁判で立ち直れないほどのショックをうける。しかし1年後には復帰し、後の部下である成歩堂を冤罪から救った。

その後、前触れなく星影法律事務所から独立し自分の事務所「綾里法律事務所」を構え、母が失踪した原因である人物を追い詰めるが逆にその人物に撲殺される。享年27。

人物

詳しいプロフィールは一切不明。本人は『1』の第2話で殺害されたが妹の真宵やいとこの春美に霊媒されることでその後の話にも登場する。

彼女の弁護のスタイルは御剣怜侍の父親・御剣信に類似しており、彼女の弁護スタイルを成歩堂は受け継いだ。成歩堂が初の裁判で勝訴したときは彼のことを「恐怖のツッコミ男」と呼び、「足りない物は経験だけ。あと3年経験を積みなさい」と言っていた。そして3年後、『3』の最後で彼は一流の弁護士となり、千尋からも「もう教えることはない」と言われるまでになる。

とてもグラマラスな体型で妹の綾里真宵とは似ても似つかない。成歩堂が情報を得るために、真宵が彼女のこの体型を利用することもある(霊媒中は体つきもその霊と同じになるため)。

生年についてだが、『1』の第1話(2016年8月3日)から第2話(2016年9月5日)までは27歳ということが判明しているため、1988年か1989年生まれと推測される。また、『3』の第1話の時点では(2013年4月11日)では24歳。

名前の由来は「わからないことを千回尋ねる」。

関連人物

  • 成歩堂龍一 - 弟子。彼を冤罪から救ったこともある(『3』第1話)。
  • 綾里真宵 - 10才違いの妹。
  • 綾里春美 - 従妹。彼女が登場するのは千尋の死後の『2』からで、生前の千尋と同時に登場するシーンはない。
  • 綾里舞子 - 母。
  • 綾里キミ子 - 伯母(実母・舞子の姉)。
  • 美柳ちなみ - 従妹。ただ、千尋は彼女のことを知らなかった様子。
  • あやめ - 従妹。彼女もちなみと同様。
  • 星影宇宙ノ介 - 師匠。
  • 神乃木荘龍 - 星影法律事務所での先輩。初めての裁判(『3』第4話)に付き添ってもらった。星影弁護士の言う事によるとその後恋人になったらしい。
  • 御剣怜侍 - 初めての裁判での相手検事。御剣にとっても初めての裁判であった。(『3』第4話)