コンテンツにスキップ

あさひ (護衛艦・2代)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。Yokohama1998 (会話 | 投稿記録) による 2019年9月16日 (月) 04:00個人設定で未設定ならUTC)時点の版であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

あさひ
基本情報
建造所 三菱重工業 長崎造船所
運用者  海上自衛隊
艦種 汎用護衛艦
級名 あさひ型
建造費 701億円
母港 佐世保基地
所属 第2護衛隊群第2護衛隊
艦歴
計画 平成25年度計画
発注 2013年
起工 2015年8月4日
進水 2016年10月19日
竣工 2018年3月7日
要目
排水量 基準 5,100t
満載 6,800t
全長 151m
最大幅 18.3m
深さ 10.9m
吃水 5.4m
機関 COGLAG方式
主機 LM2500IEC ガスタービンエンジン × 2基
電動機 × 2基
出力 62,500PS
推進器 スクリュープロペラ × 2軸
速力 最大 30kt
乗員 230名
兵装 62口径5インチ単装砲 × 1基
Mk.41 VLS(32セル) × 1基[1]
高性能20mm機関砲CIWS)× 2基
90式SSM 4連装発射筒 × 2基
3連装短魚雷発射管 × 2基
搭載機 SH-60K 哨戒ヘリコプター × 1機
C4ISTAR OYQ-13 情報処理装置
レーダー OPY-1 多機能型 × 1基
OPS-48 対水上用 × 1基
ソナー OQQ-24 艦首装備式 × 1基
OQR-4 曳航式 × 1基
電子戦
対抗手段
電子戦装置
テンプレートを表示
三菱重工業長崎造船所で艤装中の「あさひ」

]]

あさひローマ字JS Asahi, DD-119)は、海上自衛隊護衛艦あさひ型護衛艦 (2代)の1番艦。この名を受け継いだ日本の艦艇としては、旧海軍戦艦朝日」、護衛艦「あさひ (DE-262)」に続き3代目にあたる。建造費は701億円[2]

艦歴

「あさひ」は、中期防衛力整備計画(23中期防)に基づく平成25年度計画5000トン型護衛艦1613号艦として、三菱重工業長崎造船所で2015年8月4日に起工され、2016年10月19日に命名・進水、2017年7月5日に公試開始、2018年3月7日に就役し[3]第2護衛隊群第2護衛隊に編入された。定係港は佐世保基地

2019年5月23日から28日にかけて護衛艦「ありあけ」とともにグアム島周辺海空域において実施される日米豪韓共同訓練(パシフィック・ヴァンガード19-1)に参加する。主要訓練項目は対空戦、対水上戦、対潜戦訓練等[4]

同年9月17日から9月29日及び10月15日から10月23日までの間、 関東南方から沖縄周辺を経て九州西方へ至る海空域において日豪共同訓練(日豪トライデント)を実施する。海自からは本艦のほか、護衛艦「はるさめ」、「てるづき」、「あたご」、補給艦ましゅう」及びP-1哨戒機又はP-3C哨戒機潜水艦が、オーストラリア海軍からは艦艇及び潜水艦が参加し、 各種戦術訓練を実施する[5]

歴代艦長

歴代艦長(特記ない限り2等海佐
氏名 在任期間 出身校・期 前職 後職 備考
艤装員長
- 高岡 智 2016.10.19 - 2018.3.6 まつゆき艦長 あさひ艦長
艦長
1 高岡 智  2018.3.7 - 2019.7.24   あさひ艤装員長 舞鶴地方総監部監察官
2 沖重大樹 2019.7.25 - 防大40期 横須賀地方総監部管理部人事課長

登場作品

ソードアート・オンライン
TVアニメ版アリシゼーション編第17話に登場。オーシャン・タートルの近辺を航行する。原作では架空艦艇であったが、アニメ化に際して資料などの関係で「あさひ」が登場することになった。[6]

脚注

外部リンク

関連項目