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川合眞紀

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川合 眞紀
生誕 1952年
東京都
国籍 日本の旗 日本
研究分野 表面科学
研究機関 分子科学研究所
理化学研究所
出身校 東京大学理学部化学科卒業
同大学院研究科博士課程修了
主な受賞歴 猿橋賞(1996年)
紫綬褒章(2017年)
プロジェクト:人物伝
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川合 眞紀(かわい まき、女性、1952年 - )は、日本化学者分子科学研究所長、日本化学会会長、東京大学大学院教授。元理化学研究所理事。金属表面における分子の振動励起とそれに伴う表面化学反応など、表面科学の広い領域を専門分野とする[1]

経歴

東京都出身[2]1975年3月、東京大学理学部化学科卒業。1977年3月、同大学大学院理学系研究科修士課程修了。1980年3月、同研究科博士課程修了。同年4月、理化学研究所の特別研究生となる。1983年4月、通産省の大阪工業試験所の非常勤臨時職員となる[3]

1985年5月、理化学研究所に研究員として採用され、触媒研究室に入った。1988年5月、東京工業大学工業材料研究所客員教授に就任。1996年、第16回猿橋賞を受賞[4]2004年3月、東京大学大学院新領域創成科学研究科物質系専攻教授に就任。

2010年4月から2015年3月まで理化学研究所の理事を務めた[3]2014年10月1日から2017年9月30日まで日本学術会議の幹事を務めた。

2016年4月、自然科学研究機構分子科学研究所愛知県岡崎市)の所長に就任した。2017年11月3日、「固体表面における触媒反応に関する研究」および「走査トンネル顕微鏡を用いた単分子化学反応の実現」の研究成果が評価され、紫綬褒章を受章[5][6]

2018年5月23日日本化学会会長に就任。任期は2年間[7][1]

脚注

外部リンク